青い無人島の映画館

アカデミー賞を中心に映画を語っています。映画に興味のある方、アカデミー賞に興味のある方、ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

第92回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞

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アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた作品

ドキュメンタリー映画の公開日が続々と決定しています。

ということで、それぞれの作品を紹介します。

それぞれの映画のプチ情報

American Factory『アメリカン・ファクトリー』 

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Directed by Steven Bognar / Julia Reichert

Netflixで配信中です。

www.netflix.com

The Cave 邦題未定

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Directed by Feras Fayyad

  • シリアでの問題を取り扱ったドキュメンタリー。
  • 内戦で傷ついた人々を救おうとする女性医師を追う。
  • 痛ましい状況下で奮闘する彼女の姿を通して、シリアの現状を知る。
The Edge of Democracy『ブラジル 消えゆく民主主義』

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Directed by Petra Costa

  • ブラジルを追うドキュメンタリー。
  • ブラジルの情勢を二人の大統領などを通じて追う。
  • 決して他人事ではない内容に衝撃。

Netflixで配信中です。

www.netflix.com

For Sama『娘は戦場で生まれた』

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Directed by Waad Al-Kateab / Edward Watts

  • シリアの現状を映し出したドキュメンタリー。
  • 母が撮り続ける戦地シリアを目撃する。
  • 非常に力強く恐ろしく、心揺さぶる一本。

日本では2020年2月29日に公開。

www.transformer.co.jp

Honeyland『ハニーランド 永遠の谷』 

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Directed by Tamara Kotevska / Ljubomir Stefanov

日本では2020年5月1日に公開。

honeyland.onlyhearts.co.jp

第93回アカデミー賞 ノミネート予想第一弾(3/2)

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第93回アカデミー賞ノミネート予想

早速アカデミー賞ノミネート予想第一弾です。

とは言っても、まだこの時期なので作品賞(多めに)10本のみ予想しながら、それぞれ他の部門何にノミネートされそうかも考察していきます。若干自分の希望も入ってますが...

 

まぁ、この時期に当てるのは恐ろしく難しいです。去年ですと『パラサイト』『マリッジ・ストーリー』などを去年のこの時期に予想していた人はほとんどいなかったと思います。

ただ一方で、いくつかの作品は今のうちからあからさまに有力であるオーラを出している作品もあります。去年でいうと『アイリッシュマン』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など巨匠の作品は予想しやすいです。

 

それらをふまえつつ予想をしていきましょう!(順番は個人的な可能性が高いと思う順序です。)

作品賞ノミネートざっくり予想

作品賞ノミネート予想ランキング

  1. Mank
  2. Nightmare Alley
  3. West Side Story
  4. Hillbilly Elegy
  5. Dune
  6. The Trial of the Chicago 7
  7. Da 5 Bloods
  8. Minari
  9. The French Dispatch
  10. Tenet

各作品について

1.Mank

市民ケーン』の脚本家、ハーマン・J・マンキーウィッツの伝記映画です。

ポイント
  1. 監督がデヴィット・フィンチャー
  2. 脚本家を題材としている
  3. ゲイリー・オールドマンが主演

 

デヴィット・フィンチャー監督は『セブン』ファイト・クラブをはじめとした様々な名作を生んでいる監督さんです

ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワークでは作品賞にノミネートされました。

一方ドラゴン・タトゥーの女』『ゴーン・ガールでは演技部門などでノミネートされたものの、作品賞にはノミネートされませんでした。

 

では、今回はどうでしょうか。

"Mank"という作品は、市民ケーンという名作を生んだ脚本家についての映画ということで、映画関係の映画が好きなアカデミー会員にはたまらないのではないでしょうか。

つまりアカデミー賞好みの作風ではないドラゴン・タトゥーの女』『ゴーン・ガールよりも圧倒的にアカデミー賞好みということです。

 

また、主演が名優ゲイリー・オールドマンということも注目でしょう。

裏切りのサーカスまで賞レースにゆかりのなかったゲイリー・オールドマンですが、ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』ではついに主演男優賞に輝きました。

今回もまた彼が演技賞に絡んでくるかもしれません。

2.Nightmare Alley

1947年の『悪魔の往く町』のリメイクです。

ポイント
  1. ギレルモ・デル・トロ監督の最新作
  2. ”Nightmare Alley”という傑作小説
  3. 豪華俳優陣が勢ぞろい

 

ギレルモ・デル・トロ監督といえばシェイプ・オブ・ウォーターで作品賞・監督賞などを獲得したメキシコの監督さんです。

パンズ・ラビリンスなど不思議な世界観の傑作を作り出す監督だからこそ、期待する声が大きいのも納得です。

おそらく映像も綺麗なものになるので、撮影賞ノミネートにも期待がかかります。

 

この映画は、"Nightmare Alley"という同名小説の映画化『悪魔の往く町』のリメイクです。

つまり、作品の題材はお墨付き。

 

また、出演俳優がやたら豪華。

ブラッドリー・クーパーケイト・ブランシェットトニ・コレットウィレム・デフォーリチャード・ジェンキンスルーニー・マーラロン・パールマンデヴィット・ストラザーン...

演技賞でも大健闘しそうです。

3.West Side Story

ウェスト・サイド物語』の2度目の映画化作品です。

ポイント
  1. 巨匠スティーブン・スピルバーグ監督作品
  2. 名作ミュージカルの1961年版に続く2度目の映画化
  3. アンセル・エルゴートら出演

 

ブロードウェイ・ミュージカルが映画化された1961年のウェスト・サイド物語は第34回アカデミー賞で作品賞・監督賞など10部門受賞を果たしました。

今回はその再映画化となるわけです。

 

そのプレッシャーの大きそうな仕事を担当するのは、スティーブン・スピルバーグです。

ジョーズ』『E.T.など誰もが知っている作品が多すぎてきりがないそんな巨匠がこのプロジェクトを監督します。

彼は幅広い作品を生み出しており、レイダース 失われたアーク』『カラー・パープル』『プライベート・ライアン』『ミュンヘンなどアカデミー賞がらみの作品も非常に多いです。

シンドラーのリストアカデミー賞作品賞・監督賞などを受賞しており、その年のアカデミー賞の主役でした。

ここ数年だけ見ても、『戦火の馬』『リンカーン』『ブリッジ・オブ・スパイ』『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書などが作品賞などにノミネートされています。

 

今回も大量ノミネートなるのでしょうか。

4.Hillbilly Elegy

アメリカの白人貧困層を描いた作品です。

ポイント
  1. 監督がロン・ハワード
  2. エイミー・アダムスグレン・クローズ出演
  3. ベストセラー小説の映画化

 

ロン・ハワード監督といえば、ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』『インフェルノなどを思い浮かべるでしょうか?

作品賞にノミネートされたビューティフル・マインド』『フロスト×ニクソンを思い浮かべるでしょうか?

それともハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』『ラッシュ プライドと友情』でしょうか?

人気作や高評価作品でアカデミー賞にもよく絡む監督さんで、その次回作がベストセラーの"Hillbilly Elegy"の映画化です。

 

さて出演はエイミー・アダムスグレン・クローズです。

二代無冠の女王。エイミー・アダムスは6回ノミネート、グレン・クローズは7回ノミネートでどちらもまだ受賞はしていません。

特にグレン・クローズは、第91回アカデミー賞『天才作家の妻 40年目の真実』で本命視されながら、獲ることができませんでした。

無冠だけどいうまでもない名優の演技賞ノミネートにも注目の一本です。

5.Dune

デューン』のリブート映画です。

ポイント
  1. ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の最新作
  2. SF小説デューン
  3. 話題の俳優たちにも第注目

 

今を代表する映画監督ドゥニ・ヴィルヌーブ

最新作は、日本でも砂の惑星として有名なデューンのリブート映画です。

ドゥニ・ヴィルヌーブといえば、プリズナーズ』『ボーダーライン』『ブレードランナー 2049が有名で、名作『メッセージ』では作品賞・監督賞などにノミネートされました。

一体どんな雰囲気なのかわかりませんが、技術部門での大量ノミネートも期待されます。

 

また、出演者にも注目。

ティモシー・シャラメオスカー・アイザックレベッカ・ファーガソンなど今注目の俳優さんが多数出演しています。

賞レースの活躍次第では演技賞も大きく期待されます。

予告が待ちきれません。

6.The Trial of the Chicago 7

シカゴ・セブンの裁判の様子を描くドラマ映画です。

ポイント
  1. 脚本家としても有名なアーロン・ソーキン監督作
  2. 政治的な題材でオスカー好みっぽい
  3. 充実のアンサンブルキャスト

 

アーロン・ソーキンといえばソーシャル・ネットワーク』『マネーボール』『スティーブ・ジョブズなどの脚本をつとめています。

モリーズ・ゲームでは監督もつとめ、高評価を獲得。監督としても今後が期待されています。

 

彼の次の作品は、ベトナム戦争に反対したデモ参加者のうち告訴された7人(シカゴ・セブン)についてのお話。

もともとスティーブン・スピルバーグも監督として名乗りを上げていたという題材で、多くの人が待ちわびたプロジェクトです。

 

キャストもベテラン俳優から期待の若手など充実しておりSAGのアンサンブル賞などにもノミネートされるかも!?

7.Da 5 Bloods

スパイク・リー監督の最新作です。

ポイント
  1. 監督がスパイク・リー
  2. ベトナム帰還兵についての物語を豪華キャストで
  3. ニュートン・トーマス・サイジェルの撮影

 

監督はスパイク・リー

ドゥ・ザ・ライト・シングでアフリカ系の監督として道を開いだ名監督。

意外とアカデミー賞に絡むかどうかは判断しづらいスパイク・リー監督作ですが、『ブラック・クランズマン』ではその年の主役の一本として高評価を得た名残があり、注目度は高いです。

 

この映画は、ベトナム帰還兵が再びベトナムを訪れる様子を描きます。

ブラックパンサーチャドウィッグ・ボーズマン『リチャード・ジュエル』ポール・ウォルター・ハウザーなどが出演。

 

また、『ドライブ』で撮影を担当したニュートン・トーマス・サイジェルが撮影を担当するということで、撮影賞ノミネートもありうるかも。

作曲賞や演技賞も含めどこまでいけるか目が離せません。

8.Minari

韓国系移民についての物語です。

ポイント
  1. サンダンス映画祭で最高賞を受賞
  2. A24が送る韓国系移民を描いた映画
  3. ティーヴン・ユァンなどによるアンサンブル

 

リー・アイザック・チャン監督作品です。

先日行われたサンダンス映画祭で最高賞を受賞。

信用できるかは別として、Rotten Tomatoesでは今のところ100%をキープしています。

 

A24で、アジア人キャストで、家族の物語でいうと『フェアウェル』を思い浮かべるかと思います。

こちらの作品も賞は受賞できなかったものの、サンダンス映画祭で話題沸騰。賞レースでも活躍しましたが、アカデミー賞ではスルーされてしまいました。

その原因として、公開日が早すぎたのが一つだと思います。

ではこの作品はどうでしょう。実はまだ公開日が決まっていないので、年の後半公開かつうまく話題をキープできればノミネートは可能だと思います。

サンダンス映画祭で公開された作品としては、リトル・ミス・サンシャイン』『プレシャス』『6才のボクが、大人になるまで。』『セッション』の例もあるので...

 

また演技賞でもユン・ヨジョン助演女優賞ティーブン・ユァン助演男優賞も期待されています。

9.The French Dispatch

 ウェス・アンダーソン監督の最新作です。

ポイント
  1. ウェス・アンダーソン監督の最新作
  2. ジャーナリストの物語を充実のアンサンブルで
  3. 不思議で美しい美術に音楽

 

予告を見る限り、ウェス・アンダーソン節が炸裂してそうな最新作です。

好き嫌いが分かれそうな不思議な世界観を持つウェス・アンダーソンですが、『ファンタスティック Mr. Fox』『ムーンライズ・キングダム』『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島などがアカデミー賞に絡んできました。

今回もその世界観が炸裂。

おそらく美術賞や作曲賞などでノミネートも期待できるでしょう。

 

では、作品賞はどうでしょうか。

公開が早すぎる気もしないではないので、公開された際の評価が大きなカギを握ることになるでしょう。ノミネートのためにも、できるなら大絶賛が欲しい...

 

キャストももちろん豪華。

ティルダ・スウィントンティモシー・シャラメエイドリアン・ブロディベニチオ・デル・トロフランシス・マクドーマンドビル・マーレイ...

演技賞は、どうなるでしょうか。

10.Tenet

クリストファー・ノーラン監督の最新作。

ポイント
  1. クリストファー・ノーラン監督による作品
  2. たくさんのひねりが効いてそうな物語
  3. ジョン・デヴィット・ワシントン主演

 

インセプション』『ダンケルクで作品賞にノミネートされたクリストファー・ノーラン監督。他にもメメント』『ダークナイト』『インターステラーなども手掛ける名監督です。

この監督の作品は、若干難しい感じ(?)の作品の時も多く、この映画もアカデミー賞好みではない可能性があり、技術部門のみに終わる可能性も捨てきれないです。

インセプション 2.0.」になるかどうかが注目です。

 

演技部門はどうでしょうか。

『ブラック・クランズマン』で高評価を得たジョン・デヴィット・ワシントンが主演を務めます。合わせ技を使えばいける???いけない???

 

日本では『TENET テネット』として、9月18日公開予定です。

Runner-up

Nomadland

News of the World

Next Goal Wins

Ammonite

Soul

In the Heights

Red, White, and Water

On the Rocks

The Last Duel

Stillwater 

などなど...

まとめ

いかがだったでしょうか。

まだ3月なので簡単な予想でしたが、ワクワクしてきたでしょうか?

 

今はウイルスの影響で映画館に行きづらくなっていると思いますが、健康に気をつけながら家で映画を楽しみましょう! (この記事の中にもたくさん過去作のタイトルに言及しているので、それらをみかえしてみても良いと思います!)

第93回アカデミー賞 注目作品Part2

早すぎる次のアカデミー賞への考察

第93回アカデミー賞注目作品第二弾です。

こんなにあげてると2020年公開の作品全部なんじゃないの?ずるい!とか言われそうですが、そんなことはないです。映画は一年でもっと公開されます。

こんなに列挙しても、この時期では全然当たらないですし...

 

今後機会があれば、もっと絞ったバージョンもお届けします。

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Anette

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レオス・カラックス監督のミュージカル作品

2年連続でノミネートされたアダム・ドライヴァー、オスカー女優でフランスの華であるマリオン・コティヤールが出演。

Blonde

マリリン・モンローの物語を描いた映画だそうです。

去年『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』で話題を呼んだアナ・デ・アルマスマリリン・モンローに扮します。

C'mon C'mon

あのA24の作品。 

監督は『人生はビギナーズ』『20センチュリー・ウーマン』のマイク・ミルズ

今年オスカーを受賞した、ホアキン・フェニックス出演。

ただ内容はオスカー好みじゃない?

The Eyes of Tammy Faye

 アンドリュー・ガーフィールドジェシカ・チャステインの共演作。

『ビック・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のマイケル・ショウォルター監督がジム・ベイカーとタミー・フェイが行ったキリスト教事業について描くそう。

Harry Haft

アウシュビッツ強制収容所の生還者、Harry Haftの伝記映画。

ベン・フォスター主演。

How Do You Live?

君たちはどう生きるか

宮崎駿ジブリの最新作です。

長編アニメーション賞ノミネート常連ですが、今回はいかに。

King Richard

ウィル・スミス主演。

テニスのウィリアムズ姉妹のコーチであり、父親であるリチャード・ウィリアムズについての映画。

The Last Duel

ベン・アフレックマット・デイモンが出演で、脚本も担当。あれ?『グッド・ウィル・ハンティング』??

グラディエーター』『オデッセイ』のリドリー・スコットがメガホンをとる。 

Last Night in Soho

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今注目のトーマサイン・マッケンジー出演。

監督は『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト

Sohoを舞台にしたサイコホラーだそうです。

Mulan

ディズニーの名作『ムーラン』の実写版。

『クジラの島の少女』のニキ・カーロ監督の作品。

主要部門は厳しいかもだけど技術部門は?見た感じ、アニメーションよりシリアスな感じ。

Next Goal Wins

ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督の最新作。

ドキュメンタリー『ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』をもとにした作品のよう。

一体どんな作品になるのか。『ジョジョ・ラビット』好き派は期待大。 

Nightmare Alley

オスカー監督、ギレルモ・デル・トロ監督の最新作。

ブラッドリー・クーパーケイト・ブランシェットトニ・コレットウィレム・デフォーリチャード・ジェンキンスルーニー・マーラら豪華スター集結。

『悪魔の往く町』のリメイク。

On the Rocks

ロスト・イン・トランスレーション』で一躍有名になったソフィア・コッポラ監督作。(『ゴッドファーザー』のフランシス・フォード・コッポラの娘さん)

これもA24。ビル・マーレイ出演。

Prisoner 760

ベネディクト・カンバーバッチジョディ・フォスター出演作品。

グアンタナモ収容所」の映画化。

Promising Young Woman

キャリー・マリガン出演の最新作です。

女性を襲う犯罪者に復習をする女性を描く映画だそうです。

ちょっと公開が早すぎる気がしますが果たして...

Red, White, and Water

ジェニファー・ローレンス、ブライアンタイリー・ヘンリーの共演作。

こちらも良作を生み出すA24の作品。PTSDに悩まされる人のお話。

Stillwater

スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督の新作。

マット・デイモン出演のスリラー映画です。

主人公が、投獄されて無実を主張する疎遠の娘を連れて帰ろうとする過程を描いているようです。

第93回アカデミー賞 注目作品Part1

早すぎる次のアカデミー賞への考察

ものすごく早くてありえないほど適当ですが、次のオスカーで活躍しそうな期待の映画たちを紹介します。

個人的に楽しみな作品もいっぱいあるのですが、とりあえずアカデミー賞関連になりそうな感じ(適当)の作品を並べました。

 

それにしても今回もまた、ちょくちょくNetflix作品が入ってきそうですね。

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Ammonite

ケイト・ウィンスレットシアーシャ・ローナン出演の作品。

化石採集家とそこにやってきた女性の、いわゆる同性愛のお話。

『ゴッズ・オウン・カントリー』のフランシス・リー監督の最新作ということで、期待が高まります。

Da 5 Bloods

『ブラック・クランズマン』の次にスパイク・リー監督が繰り出すのは、再びベトナムを訪れる退役軍人4人の物語。

スパイク・リーは第91回でようやく名誉賞以外でオスカーを獲得。

ドゥ・ザ・ライト・シング』のスパイク・リー監督だもの。おそらく最高。

Dune

砂の惑星のリブート。

監督は『メッセージ』『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーブ

主演に今が旬のティモシー・シャラメを迎える。 

The Father

先日行われた、サンダンス映画祭で話題沸騰の映画。

アンソニー・ホプキンスオリヴィア・コールマン出演。

The French Dispatch

皆大好きウェス・アンダーソン監督の最新作。

架空の街のある三つ記事を中心に描かれるよう。

「ジャーナリストへのラブレター」だそう。映像もすごく素敵で、キャストも豪華。

Hillbilly Elegy

 グレン・クローズエイミー・アダムス出演作。

アポロ13』『ビューティフル・マインド』『フロスト×ニクソン』『ラッシュ プライドと友情』などのロン・ハワード監督の最新作。

労働階級に生まれ、アメリカの様々な社会問題に揉まれる姿を描いているそう。

In the Heights

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クレイジー・リッチ!』で話題を呼んだ、ジョン・M・チュウ監督のミュージカル映画

リン=マニュエル・ミランダによるブロードウェイミュージカルの映画化で、厳しいNYで有名になろうと奮闘する人々の物語です。

どんな映像になるんでしょうか。

Mank

あの、デヴィット・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』以来久々の新作。

市民ケーン』の脚本家、ハーマン・J・マンキーウィッツの伝記映画です。

ゲイリー・オールドマンらが出演。

Minari

先日行われたサンダンス映画祭で最高賞を受賞したA24の作品。 

韓国系アメリカ人、ティーヴン・ユァン出演。韓国系移民の暮らしが描かれるそう。

サンダンス映画祭での映画は最近オスカーに絡みづらいけどどうでしょう。『リトル・ミス・サンシャイン』『プレシャス』『6才のボクが、大人になるまで。』『セッション』の例もあるけれど。

News of the World

キャプテン・フィリップス』のポール・グリーングラス監督最新作。またもやトム・ハンクスとタッグ。

 同名の小説が原作で、テキサス出身の主人公が少女を家族の下に送り届けようとする姿を描くそうです。

脚色は『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』で脚色を担当したルーク・デイヴィーズが担当

Nomadland

『ザ・ライダー』で話題を呼んだクロエ・ジャオ監督の作品。彼女はマーベルのThe Eternalsの監督もつとめます。

フランシス・マクドーマンド出演。

No Time to Die

主題歌↓↓↓

007の新作。 

実はサム・スミスとアデルが007で歌曲賞を受賞しています。ビリー・アイリッシュ、続くことができるか。

Onward

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ピクサー最新作。『2分の1の魔法』

日本でも3月13日公開ということでたくさん予告を観ますね!!!

一体どんな作品なのか... ディズニー、ピクサーファンとしては超絶期待しています。

The Prom

 メリル・ストリープジェームズ・コーデン二コール・キッドマンが出演予定のミュージカルコメディです。

一体どんな作風になるんでしょうか...

Raya and the Last Dragon

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ディズニーの最新作です。

アナと雪の女王2』が惜しくも長編アニメーション賞から漏れてしまいましたが、次はオリジナル作品で勝負!!

今ノリに乗っているアウクワフィナが声を当てています。

Respect

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ジェニファー・ハドソン出演

ジェニファー・ハドソン扮するアレサ・フランクリンという歌手に関する物語になるようです。

Soul

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ピクサー最新作がもう一つ。『ソウル』

日本では今年の夏公開だそう。

あるジャズクラブでの演奏を夢見る中学校の音楽教師が主人公。

 

それにしても、ディズニー・ピクサーファンにはたまらない年だな... このリストには入れてないけど、今年は『ムーラン』の実写もあるし、、、

Tenet

クリストファー・ノーラン監督の最新作、『TENET テネット』です。

主演はジョン・デヴィット・ワシントン

予告見る限り複雑そう... そして面白そう...

公開時期の早さは若干不利に働く?日本では9/18に公開。

The Trial of the Chicago 7

ソーシャル・ネットワーク』『マネー・ボール』などの脚本を担当し、『モリーズ・ゲーム』では監督もつとめたアーロン・ソーキン監督作。

 1969年に裁判にかけられた「シカゴ・セブン」と呼ばれる被告人たちを描いた物語。

West Side Story

あの"West Side Story"のスティーブン・スピルバーグ版が今年アメリカで公開予定。

主演は『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート

オリジナル版に出演したリタ・モレノも出るそう!!!

楽しみ!!!!!

The Woman in the Window

エイミー・アダムス出演。豪華な顔ぶれ。

本当は去年公開のはずだったんだけど、今年にずれ込みました。

ちょっと公開時期が早すぎるかな...

広場恐怖症の女性が主人公のスリラー映画。

第92回アカデミー賞 結果

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第92回アカデミー賞の結果と考察

現地の2/9、第92回アカデミー賞が開催されました。

今年もホストなしで行われたアカデミー賞。白すぎるオスカーの再来や女性監督の候補がなかったことが騒がれた一方、韓国映画の『パラサイト』が『ROMA』に続き12本目の外国語映画として作品賞にノミネートされました。

そんな今年も話題の尽きないアカデミー賞ですが、一体どんな式だったのか、簡単に振り返ってみました。

全体を通して

ホストなしの授賞式

昨年に続き、ホストなしでの授賞式でしたが、皆さんはどう感じたでしょうか。

去年私は、「思ったより悪くないけど、何か欠けている感じがするな」という印象でした。

しかし!今回は、ずいぶんそこが改善されていて、豪華さもありスムーズに楽しむことができて良かったです。

 

ただ、プレゼンター紹介用のプレゼンターの登壇時間が短かったり、唐突なパフォーマンスだったりと思うところは今回もいろいろありました...

やっぱりホストがいた方がいいっちゃいいなって

パフォーマンス

オスカーの楽しみの一つ、様々な音楽パフォーマンス。

今回はオープニングから心を持って行かれました!

アカデミー賞では無視されてしまった、『ミッドサマー』や『ルディ・レイ・ムーア』、『アス』などの衣装にはびっくりしたし、ビリー・ポーターの歌声も圧巻。

個人的にはこのジャネール・モネイのパフォーマンスは今回のハイライトのひとつです。 

 

歌曲賞のパフォーマンスは、『ハリエット』の"Stand Up"が印象的でしたね...

力強い内容と歌声でつい身を乗り出してしまいました。

 

ビリー・アイリッシュの追悼のコーナーでの"Yesterday"も感動的でした。

最初にコービー・ブライアント選手から始まり、カーク・ダグラスが最後に映し出されましたが、こう見ると毎年多くの偉大な方がお亡くなりになっているなと。

ビリー・アイリッシュってすごいソフトで魔法にかけられるような声ですよね。本当に素敵でした。 

予想の的中率

24部門中17部門でした。まぁ平均的な出来ではないでしょうか...

去年を教訓に結構自分の感情を抑えた上で予想したのですが、作品賞は自分の気持ちに正直に『パラサイト』にすればよかったなぁ、と若干後悔

まぁ楽しめたからいいや!!!

結果の一覧は↓↓↓

結果の一覧

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各部門について

長編アニメーション賞

『クロース』を予想してましたが、『トイ・ストーリー4』でした。

『クロース』好きなんだけど、『トイ・ストーリー4』も納得の結果。

 

そもそも4作も作って全部傑作ってなかなかの偉業だと私は思います。

本当にピクサー映画ってクオリティが高い...

サプライズなし・感動ありの演技賞

演技賞についてはすべて予想通りでした。これは2年前の第90回を思い出します。

 

それにしても、全員スピーチがウィットに富んでいて素敵だった...!

ローラ・ダーンがとった時の母・ダイアン・ラッドの涙は美しかったし、ホアキン・フェニックスの兄の言葉を引用したのは本当に感動しました。

 

もちろん個人的な希望も別にあったけど、皆納得の受賞だと感じました

監督賞のサプライズ

毎年サプライズがつきものの授賞式だけど、今回1番のサプライズは監督賞だったのではないでしょうか。

前哨戦で本命と言われていたサム・メンデスを破ってのポン・ジュノの勝利。

その瞬間、思いっきり叫んでしまいました本当に嬉しい。

 

そしてスピーチがまた感動的でした...

他の監督の名前をあげながらスピーチしていたんですけど、その時のマーティン・スコセッシタランティーノの表情が... 最高

 

そういえば最近はアメリカ人の監督賞受賞者少ないですね。

アルフォンソ・キュアロン
ギレルモ・デル・トロ
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥはメキシコ人だし、

ポン・ジュノは韓国人、

アン・リーは台湾人で、

ミシェル・アザナヴィシウスはフランス人ですもの。

これはある意味時代を表しているんでしょうか。

作品賞は...

『パラサイト 半地下の家族』

正直、監督賞と脚本賞をかっさらった段階で『パラサイト』くるな、と感じてましたが本当にこんな日が来るとは...

ポン・ジュノは日本でも有名な映画が多いので、喜んだ人は多かったんじゃないでしょうか。

 

それにしても『ラ・ラ・ランド』『ムーンライト』事件といい、(全然性質は違うけど)歴史的瞬間に立ち会えたなんて最高だな...

最後照明がスピーチの途中で落ちた時に、トム・ハンクスシャーリズ・セロンが「照明戻して!」って盛り上がってたのが本当に印象的でした。

振り返り

全体的にはなんとなく心が温まる授賞式だったなと。

こんなにハリウッドが歴史的瞬間を讃えるのをみていると、同じアジア人として(そういう括りが嫌な人もいるだろうけど)嬉しかったし、夢があるなって思いました。

 

正直、『パラサイト』が全て持って行ってしまった感はあるけど、各種スピーチはどれも感動的だったし、パフォーマンスも個人的には楽しめました。

ホスト復活を願いつつ、「ホストなしでも悪くはないな」、そう思える夜でした。

今後のアカデミー賞はどうなる?

今回初めて外国語映画に作品賞を与えたことによる影響は非常に大きいと思います。

つまり、外国語の映画でも優れた作品であれば世界的にスポットライトが当たる可能性がぐんと上がったわけです。逆にいえば、これまで以上に常に世界が何を訴えたいのかしっかり考えて作品を作ることになるのでしょう。今後が楽しみ(←偉そう)。

 

今回『パラサイト』がとったことで日本の映画業界についてのツイートをよく拝見するようになりました。

正直僕は映画業界の人ではないし(少なくとも今は)、日本の映画業界が抱える問題もよくわからないですが、これを機に内輪向けの映画だけでなくもっと様々な挑戦をしやすい環境に変わってくれればと思います。

 

ここ数年はNetflixやマイノリティの問題など重要な授賞式が多かったような気がします。今年もまた歴史が大きく動いたアカデミー賞だった、それだけでも心を大きく打たれる授賞式だったと思います。

第92回アカデミー賞 受賞予想一覧

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予想一覧

私の予想の一覧です。これで挑みます。

具体的なことは↓↓↓

aoimujintoblueisland.hatenablog.com

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作品賞は『ハリウッド』『パラサイト』の可能性も大いにあるという状況。このハラハラ感が良い。

視覚効果賞は『1917』の方が安全だけど、何かしらで『アイリッシュマン』にとって欲しくてこれにしました。

演技賞はかなりガチガチだけど、もし何かサプライズがあるとするなら主演のどちらかかも...

アニメーションは、本当のことを言うとディズニーファンとして『トイ・ストーリー4』を推したい... けど、ここは『クロース』で。本当に好きな作品。

 

まぁ観る側としてはサプライズがあってなんぼで、結果に一喜一憂しながら楽しみたいと思います。

第92回アカデミー賞は、日本時間の2/10の午前中です。

第92回アカデミー賞 最終予想(2/6)

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第92回アカデミー賞最終予想

予想と自信度、自分自身の希望、そしてちょっとしたコメントも載せています。

短編は観れる範囲で観させていただきましたが、予想はあまり自信ないです。

作品賞

  • フォードvsフェラーリ
  • アイリッシュマン
  • ジョジョ・ラビット
  • ジョーカー
  • ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語
  • マリッジ・ストーリー
  • 1917 命をかけた伝令
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
  • パラサイト 半地下の家族

自信度:55%

希望:パラサイト 半地下の家族

 

構図としては『1917』vs『パラサイト』vs『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

どれも強いけど、前哨戦見る限り安全なチョイスは『1917 命をかけた伝令』でしょう。公開時期がバッチリで、勢いがすごいので。

 

監督賞

自信度:75%

希望:ポン・ジュノ(パラサイト 半地下の家族)

 

今年は作品賞と監督賞は一致するかどうかはわからないですが、作品賞より監督賞の方が自信あります。

サム・メンデスは合致度の高いDGAをとっていますし、他の重要賞は軒並みサム・メンデスがかっさらっていました。

 

主演男優賞

自信度:80%

希望:アダム・ドライヴァー

 

ホアキン・フェニックスで決まりでしょう。ただ不安要素はなくはない。その時はアダム・ドライヴァーがとりそう。

それにしてもとった場合、どんなスピーチするんだろう。なんかハラハラドキドキします。

 

主演女優賞

 

今年一番の大復活劇を皆さんで目撃しましょう。2度目の受賞まで一直線。

スカーレット・ヨハンソンは助演と票割れしそう。

 

助演男優賞

自信度:95%

希望:ブラッド・ピット

 

主要部門では一番自信あり。演技賞では受賞ゼロのブラッド・ピットがとってスタンディングオベーション。最高じゃないですか。

アイリッシュマン組は票割れ。

 

助演女優賞

自信度:90%

希望:フローレンス・ピュー

 

ブルース・ダーンの娘がついにオスカー女優になる時が来た!?対抗だったジェニファー・ロペスは落選したけど、若草物語・フローレンス・ピューが急浮上。

ファイティング・ファミリーなどで一気に自分の中で来てるフローレンス・ピューにとってほしい... けどはやくとりすぎるのもな...

 

脚本賞

  • ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密
  • マリッジ・ストーリー
  • 1917 命をかけた伝令
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
  • パラサイト 半地下の家族

自信度:55%

希望:マリッジ・ストーリー

 

タランティーノがとりそう。ただ英国アカデミー賞は『パラサイト 半地下の家族』だった。意外と『パラサイト』に流れが来ている気もする...

個人的には『マリッジ・ストーリー』にとってほしい。結婚離婚経験ない学生でもわかる素晴らしさ。最高だった...

 

脚色賞

自信度:55%

希望:ジョジョ・ラビット

 

若草物語』vs『ジョジョ・ラビット』の戦いになるでしょう。『ジョジョ・ラビット』の勢いが怖い。

ただ、グレタ・ガーウィグ若草物語)の監督賞候補漏れに怒った人はここに投票するかも。

 

編集賞

自信度:50%

希望:パラサイト 半地下の家族

 

『パラサイト』か『フォードvsフェラーリ』だと思います。

『パラサイト』のいない英国アカデミー賞は『フォードvsフェラーリ』に、組合賞は『パラサイト』でした。

 

撮影賞

  • アイリッシュマン
  • ジョーカー
  • The Lighthouse
  • 1917 命をかけた伝令
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

自信度:80%

希望:1917 命をかけた伝令

 

15回ノミネート、1回受賞済みのロジャー・ディーキンスの2度目の受賞を予想。

 

美術賞

  • アイリッシュマン
  • ジョジョ・ラビット
  • 1917 命をかけた伝令
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
  • パラサイト 半地下の家族

自信度:60%

希望:パラサイト 半地下の家族

 

前哨戦からすると、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でしょう。

ただ、『1917』の線も残っていて、何かサプライズがあるかもしれません。

 

衣装デザイン賞

自信度:65%

希望:ジョジョ・ラビット

 

衣装デザイン賞は性質からいって、『若草物語』が強いと思います。予告編みるだけでも、素敵な衣装が並んでましたし、ザ・衣装デザインという感じで投票しやすいのではないでしょうか。

ジョジョ・ラビットの可愛らしい衣装も好きだけどな...

 

録音賞

  • アド・アストラ
  • フォードvsフェラーリ
  • ジョーカー
  • 1917 命をかけた伝令
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

自信度:70%

希望:フォードvsフェラーリ

 

多分『1917』(投げやり)

でも録音賞に関しては『フォードvsフェラーリ』がきてもおかしくないかなと思います。

 

音響編集賞

  • フォードvsフェラーリ
  • ジョーカー
  • 1917 命をかけた伝令
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
  • スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け

自信度:75%

希望:フォードvsフェラーリ

 

録音と音響編集はセットになることが多いので、こちらも『1917』で。

 

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

  • スキャンダル
  • ジョーカー
  • ジュディ 虹の彼方に
  • マレフィセント
  • 1917 命をかけた伝令

自信度:90%

希望:スキャンダル

 

辻さんが2度目の受賞に王手。

日本人として本当に嬉しい!!!

 

視覚効果賞

自信度:60%

希望:アベンジャーズ エンドゲーム

 

アベンジャーズ』はいかにも視覚効果だし、『ライオン・キング』も実写じゃないかと思うほど凄かったけど、アカデミー賞は『1917』か『アイリッシュマン』になりそう。

アイリッシュマン』の試みが好きだったのでこちらを予想。

 

作曲賞

  • ジョーカー
  • ストーリ・オブ・マイライフ わたしの若草物語
  • マリッジ・ストーリー
  • 1917 命をかけた伝令
  • スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け

自信度:80%

希望:ジョーカー

 

前哨戦から、『ジョーカー』

女性が少ないというバックラッシュも後押しになりそう。

 

歌曲賞

自信度:80%

希望:I Can't Let You Throw Yourself Away(トイストーリー4)

 

これも間違いないんじゃないかな。

ロケットマン』は他の部門でシャットアウトを食らったので、ここに票が集まりそう。

 

長編アニメーション賞

自信度:30%

希望:クロース

 

ディズニー好きとしては『トイ・ストーリー4』を推したいけど、作品の好みとしては『クロース』にとってほしい。

なんとなく流れが来ている気がします。自信はないけど。

 

国際長編映画

自信度:99%

希望:パラサイト 半地下の家族

 

『パラサイト』以外がとったら天地がひっくり返ると思います。

 

長編ドキュメンタリー賞

  • アメリカン・ファクトリー
  • The Cave
  • ブラジル 消えゆく民主主義
  • 娘は戦場で生まれた
  • ハニーランド 永遠の谷

自信度:70%

希望:アメリカン・ファクトリー

 

一番噂されている『アメリカン・ファクトリー』で。予告見た感じ重要な作品になりそう。

対抗は『娘は戦場で生まれた』かな。『ハニーランド』は国際長編映画賞とのWノミネート達成。

 

短編アニメーション賞

  • Dcera (Daughter)
  • Hair Love
  • Kitbull
  • Memorable
  • Sister

自信度:40%

希望:Hair Love

 

単純に観たから。そして感動したから。結構話題にもなってたし。

まぁピクサーを応援したい気にもなっているので"Kitbull"でも良いな〜

 

短編映画賞

  • Brotherhood
  • Nefta Football Club
  • The Neighbors' Window
  • Saria
  • A Sister

自信度:30%

希望:The Neighbors' Window

 

”Nefta Football Club”と”The Neighbors' Window”のみ鑑賞。どっちも良い。

受賞は多分後者...

いや、Brotherhoodかな?

 

短編ドキュメンタリー賞

  • In the Absence
  • Learning to Skateboard in a Warzone (If You're a Girl)
  • 眠りに生きる子供たち
  • St. Louis Superman
  • Walk Run Cha-Cha

自信度:25%

希望:眠りに生きる子供たち

 

『眠りに生きる子供たち』はNetflixで観れますので、ぜひ。

予想はもう噂で。

"Walk Run Cha-Cha"のノミネートの瞬間の本人たちのリアクションが好きなので、そちらにもとってほしいなんて思ったり。