青い無人島の映画館

アカデミー賞を中心に映画を語っています。映画に興味のある方、アカデミー賞に興味のある方、ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

第94回アカデミー賞 ノミネート予想第一弾(8/7)

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第94回アカデミー賞ノミネート予想

気がはやいですが、カンヌ国際映画祭が終わったということで、、、
第94回アカデミー賞ノミネート予想です!今回は作品賞と演技賞のみの予想です。

 

まだまだ感染拡大が止まらない中ではありますが、少しづつ映画界も活気を取り戻しつつあります。カンヌで高評価を得た作品から、今後ヴェネチアトロントで上映される期待作、あの超有名監督の新作など、期待作が目白押しです。

 

一方で、まだ通常通りに劇場が運営できていないのも事実。2022年に公開延期されるであろう作品も出てくると思いますので、あくまでも参考ということでご了承ください。 

 

それではオリンピックの最中ですが、アカデミー賞予想第一弾、行きますよ!

 

作品賞ノミネート予想

  1. Nightmare Alley
  2. The Tragedy of Macbeth
  3. Soggy Bottom
  4. The Power of the Dog
  5. House of Gucci
  6. Don't Look Up
  7. Dune『DUNE/デューン 砂の惑星
  8. Mass
  9. Cry Macho
  10. The Humans
  11. Last Night in Soho『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』
  12. tick, tick... BOOM!『tick, tick... BOOM!:チック、チック...ブーン!』
  13. West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』
  14. In the Heights『イン・ザ・ハイツ』
  15. The French Dispatch『フレンチ・ディスパッチ』
  16. The Worst Person in the World
  17. CODA
  18. The Last Duel『最後の決闘裁判』
  19. Titane
  20. A Hero
  21. Passing
  22. Belfast
  23. King Richard
  24. Eternals『エターナルズ』
  25. C'mon C'mon
  26. Spencer
  27. After Yang
  28. A Journal for Jordan
  29. Parallel Mothers
  30. Being the Ricardos

2022年?:Canterbury Glass、Next Goal Wins、The Whale、Blonde

 

主演女優賞ノミネート予想

  1. ジェシカ・チャステイン『The Eyes of Tammy Faye』
  2. レディ・ガガ『House of Gucci
  3. フランシス・マクドーマンド『The Tragedy of Macbeth』
  4. クリステン・スチュワート『Spencer』
  5. ジェニファー・ハドソン『Respect』
  6. ペネロペ・クルスParallel Mothers』
  7. ジョディ・カマー『The Last Duel』
  8. 二コール・キッドマン『Being the Ricardos』
  9. レイチェル・ゼグラー『West Side Story
  10. オリヴィア・コールマン『The Lost Daughter』

 

主演男優賞ノミネート予想

  1. ベネディクト・カンバーバッチ『The Power of the Dog』
  2. ウィル・スミス『King Richard』
  3. デンゼル・ワシントン『The Tragedy of Macbeth』
  4. レオナルド・ディカプリオ『Don't Look Up』
  5. ホアキン・フェニックス『C'mon C'mon』
  6. ブラッドリー・クーパー『Nightmare Alley
  7. アダム・ドライバー『House of Gucci
  8. アンドリュー・ガーフィールドtick, tick... BOOM!』
  9. クリント・イーストウッド『Cry Macho』
  10. マイケル・B・ジョーダン『A Journal for Jordan』

 

助演女優賞ノミネート予想

  1. キルスティン・ダンストン『The Power of the Dog』
  2. アン・ダウド『Mass』
  3. マーリー・マトリン『CODA』
  4. アニャ・テイラー=ジョイ『Last Night in Soho』
  5. アリアナ・デボーズ『West Side Story
  6. マーサー・プリンプトン『Mass
  7. ジェイン・ハウディシェル『The Humans』
  8. トニ・コレット『Nightmare Alley
  9. ルーニー・マーラ『Nightmare Alley』
  10. メリル・ストリープ『Don't Look Up

 

助演男優賞ノミネート予想 

  1. ブラッドリー・クーパー『Soggy Bottom』
  2. ジェシー・プレモンス『The Power of the Dog』
  3. ジェイソン・アイザックス『Mass』
  4. ジャレッド・レト『House of Gucci
  5. リチャード・ジェンキス『The Humans』
  6. トロイ・コッツァー『CODA
  7. アダム・ドライバー『The Last Duel』
  8. コーリー・ホーキンズ『The Tragedy of Macbeth
  9. アル・パチーノ『House of Gucci
  10. マーク・ライランス『Don't Look Up

第94回アカデミー賞 注目作品Part3

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早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part3

今回は第94回アカデミー賞で活躍しそうな作品紹介、第三弾です。

ここで紹介した作品の中で、まだ2021年公開が決まっていないものも含まれており、2022年やその先に延期になる作品も出てくる可能性があります。また、タイトル等も変更になる可能性が大いにあります。ご了承ください。

Bergman Island

『未来よ こんにちは』のミア・ハンセン=ラブ監督の作品。

映画製作をしているあるカップルが、イングマール・ベイグマンが影響を受けたという島に行くも...。

カンヌ国際映画祭で出品予定です。

Blue Bayou

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カンヌ国際映画祭で公開予定の一作。

ジャスティン・チョンが監督と出演をする作品です。

アリシア・ヴィキャンデルマーク・オブライエンも出演。

Canterbury Glass

『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』など良作を連発するデヴィッド・O・ラッセル監督の新作です。タイトルは仮です。

監督自身が脚本を手がけるオリジナル作品だそうです。

クリスチャン・ベールマーゴット・ロビージョン・デヴィッド・ワシントンラミ・マレックマイケル・シャノンアニャ・テイラー=ジョイテイラー・スウィフトなどが出演予定です。

C'mon C'mon

人生はビギナーズ』『20センチュリー・ウーマン』のマイク・ミルズ監督作です。

こちらもあカンヌ国際映画祭でお披露目されるそう。

『ジョーカー』でオスカーを受賞したホアキン・フェニックスが主演を務めます。

あのA24が放つ期待作です

Cyrano

古典戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」にもとづくミュージカルの映画化で、舞台にも出演していたピーター・ディンクレージが主演を務めます。

監督は『プライドと偏見』『つぐない』のジョー・ライトです。

Dear Evan Hansen

『ウォールフラワー』『ワンダー 君は太陽』のスティーヴン・チョボスキー監督の最新作。

同名の有名ミュージカルを映画化した作品で、ベン・プラットエイミー・アダムスが出演します。

ミュージカル映画が数多く公開される2021年。一体どうなる!?

Decision to Leave

オールド・ボーイ』『お嬢さん』、パク・チャヌク監督の最新作です。

殺人事件の容疑者である未亡人と刑事の関係を描くミステリーロマンスだそうです。

Drive My Car『ドライブ・マイ・カー』

『ハッピーアワー』などで知られる濱口竜介監督の最新作で、カンヌ国際映画祭でも脚本賞を受賞しました。

村上春樹原作で、妻を失った男性の物語を描いたものです。

西島秀俊さん、三浦透子さんなどが出演しています。

The Green Knight

『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』『さらば愛しきアウトロー』のデヴィッド・ロウリー監督の作品で、A24の新作です。

騎士のアーサー王の甥であるガウェイン卿が、巨人“グリーンナイト”を探しだす姿が描かれる作品だそうです。

デヴ・パテルアリシア・ヴィキャンデルジョエル・エドガートンらが出演します。

The Good Nurse

脚本家でも有名なビアス・リンホルムがメガホンをとるスリラー映画です。

ジェシカ・チャステインエディ・レッドメインです。 

The Hand of God

『グレート・ビューティー/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティー監督の最新作です。

トニ・セルヴィッロが出演します。

The Harder They Fall『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』

Netflixで配信される予定の作品です。

両親を殺した男が釈放されると知った主人公が、復讐のためのチームを結成するという西部劇だそうです。

出演は、イドリス・エルバジョナサン・メイジャーズジー・ビーツラキース・スタンフィールドなど。

A Hero

イランの巨匠で、『別離』『セールスマン』などで知られるアスガル・ファルハーディー監督の新作です。

カンヌ国際映画祭でお披露目予定です。

すでにオスカーを二度受賞している巨匠の作品ということで、期待が膨らみます。

The Humans

A24配給の作品です。同名の一幕物をベースとした作品だそうです。

ビーニー・フェルドスタインティーヴン・ユァンリチャード・ジェンキンスらが出演予定です。

Limbo

『レヴェナント 蘇えりし者』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ督の最新作で、公開年は未定ではあるものの、もし今年公開されれば強力なコンテンダーになりそうです。

メキシコとアメリカの戦いとして知られる「チャプルテペクの戦い」を描いているそうです。

The Lost Daughter

英語教師である主人公が、楽しい休暇もつかの間、ある家族と出合い苦い記憶に苦しむ、という作品だそう。監督は女優として大活躍のマギー・ギレンホールです。

出演はオリヴィア・コールマンジェシー・バックリー。一体どんな作品になるのでしょうか。

Madres Paralelas

『私が、生きる肌』『ボルベール《帰郷》』などで知られる巨匠ペドロ・アルモドバル監督の新作です。

ペネロペ・クルスなどが出演します。

Memoria

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カンヌ国際映画祭で公開予定の一本です。

ティルダ・スウィントンが出演しています。

Mission: Impossible 7

ミッション:インポッシブル最新作です。

監督はすでにこのシリーズの監督を担当したこともある、クリストファー・マッカリーです。

もちろん主演は、トム・クルーズです。

スタントほぼなしのアクションも、いつも通り楽しみですね!

Mothering Sunday

エバ・ユッソンが監督、オリヴィア・コールマンコリン・ファースなどが出演する作品です。

ある夫婦の元で働いているメイドの、年に一回の里帰りの日を描いた作品だそうです。

オスカーを受賞した衣装デザイナーも参加しているようです。

Nine Days

去年のサンダンスで話題を呼んだ作品です。

ジー・ビーツビル・スカルスガルドウィンストン・デュークなどが出演しています。

内容としては、「人間の魂」に対して現実を生きるチャンスを与えるための面接をする男についての物語だそうです。

Paris, 13th District

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カンヌ国際映画祭で公開される白黒フランス映画です。

美しい映像やストーリーが期待できそうですよね。

Pig

ニコラス・ケイジが大復活を賭けた復讐劇です。批評家から絶賛されています。

豚と暮らしている1人の男が、豚を誘拐され復讐に出るという内容だそうです。

設定から吹っ飛んでいて楽しみです。

Red, White, & Water

ジェニファー・ローレンス、ブライアンタイリー・ヘンリーの共演作。

良作を生み出し続けるA24の作品。PTSDに悩まされる人のお話だそう。

The Survivor

アウシュビッツ強制収容所の生還者、Harry Haftの伝記映画。

ベン・フォスターが主演を務めます。

Swan Song

噂によると、愛する夫と父親が末期の病だと診断されたが...といった内容だそうですが、詳細は不明です。

マハーシャラ・アリナオミ・ハリスオークワフィナらが出演しています。

Three Thousand Years of Longing

マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのジョージ・ミラー監督の新作で、噂では恋愛映画だそうです。

イドリス・エルバティルダ・スウィントンが出演予定です。

Triangle of Sadness

『フレンチアルプスで起きたこと』のリューベン・オストルンド監督の最新作です。

『フレンチアルプスで起きたこと』も『ザ・スクエア 思いやりの聖域』も良い作品なので、楽しみですね!

The Whale

ブラック・スワン』『レクイエム・フォー・ドリーム』のダーレン・アロノフスキー監督の最新作です。

ヘビーな男性を描いた作品だそうです。

出演はブレンダン・フレイザーホン・チャウなどです。

Where is Anne Frank? 

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カンヌ国際映画祭ですでに公開されたアニメーション映画です。

情報によると、アンネ・フランクとい、日記の中のキティを描いた作品だそうです。

The Worst Person in the World

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カンヌ国際映画祭で公開され、高評価を得た作品です。

レナーテ・レインスヴェが女優賞をカンヌで受賞しました。

まとめ

さていかがでしょう。

記事を書いている間にいつのまにかカンヌ国際映画祭も終了し、いくつか有力作がみえてきたように思えます。

Part1-3で出ていない作品たちもどうBuzzを作るかで、急上昇する可能性もあるので、全作品に注目です!

それではまた次回!

第94回アカデミー賞 注目作品Part2

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早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part2

まだ前のアカデミー賞が終わったばっかりですが、早速次のオスカーで活躍しそうな期待の映画たちを紹介します。今回は第二弾です。

ここで紹介した作品の中で、まだ2021年公開が決まっていないものも含まれており、2022年やその先に延期になる作品も出てくる可能性があります。ご了承ください。

After Yang

『コロンバス』のコゴナダ監督による新作。ロボットと家族の物語だそう。

コリン・ファレルも出演するそうです。

製作・配給はA24

Being the Ricardos

昨年『シカゴ7裁判』で賞レースを賑わせたアーロン・ソーキンの新作です。

有名なコメディアン兼俳優であるルシル・ボールとデジ・アーナズ夫妻が、そのキャリアと結婚生活に大きな影響を及ぼすこととなってしまった「アイ・ラブ・ルーシー」の制作の背景を描いた作品だそうです。

二コール・キッドマンハビエル・バルデムが出演します。

Benedetta

トータル・リコール』『氷の微笑』のポール・バーホーベン監督の新作です。

疫病の蔓延する時代、主人公がある修道院に入所し、彼女の能力でこの修道院に大きな影響をもたらしていく、という作品だそうです。

カンヌ国際映画祭でお披露目されるようです。

Flag Day

アカデミー賞の主演男優賞を二度受賞しているだけでなく、監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』でも高評価を受けたショーン・ペンによる監督最新作です。

こちらもカンヌ国際映画祭でお披露目されるそう。

ショーン・ペンの娘さん、ディラン・ペンも出演しています。

詐欺師の娘が父の過去について悩む姿が描かれます。

The Mitchells vs. the Machines『ミッチェル家とマシンの反乱』

ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが送る、ある家族のドタバタロードトリップの物語です。Netflixで観ることができます。

この作品は日本でも既に配信が始まっており、非常に高い評価を獲得。長編アニメーション賞の有力作の一つです。

Next Goal Wins

ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督の最新作。

ドキュメンタリー『ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』をもとにした作品のよう。マイケル・ファスベンダーエリザベス・モスが出演します。

一体どんな作品になるのか。『ジョジョ・ラビット』好き派は期待大。 

Nightmare Alley

オスカー監督、ギレルモ・デル・トロ監督の最新作。

ブラッドリー・クーパーケイト・ブランシェットトニ・コレットウィレム・デフォーリチャード・ジェンキンスルーニー・マーラら豪華スター集結。

『悪魔の往く町』のリメイクです。

No Time to Die『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』

007の新作。 延期を繰り返していますが、うまくいけば今年中に公開できそうです。

実はサム・スミスとアデルが007で歌曲賞を受賞しています。ビリー・アイリッシュ、続くことができるか。

On the Count of Three 

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サンダンス映画祭で披露された期待作。

主人公2人を演じるのは、ジェロッド・カーマイケルクリストファー・アボットです。 

Passing

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女優としても活躍するレベッカ・ホールの監督デビュー作です。

主演を務めるのはテッサ・トンプソンルース・ネッガ

黒人の血を持つ2人の女性。1人は見た目が白人であるがために白人として生き、もう1人は黒人と結婚。それぞれの人生を歩んでいくが...。

The Power of the Dog

ピアノ・レッスン』などでオスカーを沸かせたこともあるジェーン・カンピオン監督の久々の長編映画作品。

モンタナ州のある兄弟を描いた物語だそうです。

出演は、ベネディクト・カンバーバッチキルスティン・ダンストジェシー・プレモンスなど。

Prince of Cats

今年公開かは不明ですが、一応。

ドゥ・ザ・ライト・シング』『マルコムX』『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー監督の最新作です。出演は『ユダ&ブラック・メシア』で初候補にあがったラキース・スタンフィールド

Raya and the Last Dragon『ラーヤと龍の王国』

ディズニーが送るかっこよくて美しい物語です。すでに公開されていて、高い評価を獲得しています。

アジアが舞台で、分断と共存のストーリーは今の時代に必要な一本。

今年は期待されているアニメーション作品も多く、混戦が予想されますが、勝ち残れるか注目です。

Red Rocket

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』のショーン・ベイカー監督最新作。

賞レースをかき乱してくれることが期待されています。

個人的にもすごく楽しみ!

Respect

アレサ・フランクリンの伝記映画です。監督はリースル・トミーという方。

主演はオスカー女優であるジェニファー・ハドソン。予告でも力強い歌声を披露しています。

Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

マーベルの最新作、新たなヒーローの物語。

技術部門などでの健闘が期待されています。

主演はシム・リウオークワフィナも出演しています。

Soggy Bottom

毎回名作を生み出すポール・トーマス・アンダーソンの最新作です。

かつて子役だった青年俳優と、ブラッドリー・クーパー扮する監督兼プロデューサーの物語だそうです。

フィリップ・シーモア・ホフマンの息子さん、クーパー・ホフマンが主演を務めます。

Spencer

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『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ララインが監督を務める、ダイアナ元妃の物語

主演はクリステン・スチュワート。写真だけでも非常にそっくりですよね。楽しみです。

Spider-Man: No Way Home『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

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スパイダーマン』シリーズの最新作です。

もちろん主演はトム・ホランド

Stillwater

スポットライト 世紀のスクープ』が作品賞を受賞したことでも知られる、トム・マッカーシー監督の新作。

マット・デイモンアビゲイル・ブレスリン出演のスリラー映画です。

主人公が、投獄されて無実を主張する疎遠の娘を連れて帰ろうとする過程を描いているようです。

Summer of Soul (...Or, When the Revolution Could Not Be Televised)『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』

サンダンス映画祭で高評価を勝ち取ったドキュメンタリー映画です。

「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」という音楽フェスについてのドキュメンタリーだそうです。

Tick, Tick... Boom!

有名ミュージカル「レント」を生み出したジョナサン・ラーソンの半自伝的ミュージカルをもとにした作品で、リン・マニュエル・ミランの初長編映画監督作品です。

ミュージカル映画ということで、非常に楽しみです。

Titane

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『RAW 〜少女のめざめ〜』で話題を呼んだ、ジュリア・デュクルノー監督の作品です。

カンヌ国際映画祭でお披露目予定で、フランスとベルギーによるスリラー映画だそうです。

Top Gun: Maverickトップガン マーヴェリック』

あの1986年の名作『トップガン』の続編です。

トム・クルーズはもちろんマイルズ・テラージェニファー・コネリーらが出演。

技術賞などを盛り上げてくれそうです。

The Tragedy of Macbeth

ノーカントリー」「ビッグ・リボウスキ」など、名作を連発するコーエン兄弟。そのお兄さんの方、ジョエル・コーエン監督による新作です。これは「ファーゴ」と同じパターン。

出演は三度目のオスカーを受賞したばかりのフランシス・マクドーマンドと二度のオスカーを受賞しているデンゼル・ワシントンです。

あの戯曲「マクベス」を基にしています。

West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』

あの『ウエスト・サイド物語』のスティーブン・スピルバーグ版が今年アメリカで公開予定。

主演は『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート

オリジナル版に出演したリタ・モレノも出るそう!!!延期を経てようやく公開です。

まとめ

さていかがだったでしょう。

今年は去年の延期作も多く、大作が多いですよね。アニメーションもディズニーやピクサーをはじめ混戦になりそうです。

ミュージカル映画が非常に多いのも特徴で、一体どの作品がアカデミー会員の気を引けるのか注目です。

もちろんインディーズ映画も負けていません。サンダンス映画祭ですでにBUZZを作っているものから、今後カンヌなどで披露される作品も多数待機しています。

まだまだ有力作はあるので、Part3で紹介したいと思います。

それではまた次回!

第94回アカデミー賞 注目作品Part1

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早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part1

まだ前のアカデミー賞が終わったばっかりですが、早速次のオスカーで活躍しそうな期待の映画たちを紹介します。

去年公開できなかった作品も多く、1年くらい前の記事で紹介したものも多いです。

ここで紹介した作品の中で、まだ2021年公開が決まっていないものも含まれており、2022年やその先に延期になる作品も出てくる可能性があります。ご了承ください。

Annette

マリオン・コティヤールアダム・ドライヴァー出演のミュージカル作品

『ボーイ・ミーツ・ガール』『ポンヌフの恋人』のレオス・カラックス監督の最新作です。

Apollo 10½

6才のボクが、大人になるまで。』『ビフォア』シリーズのリチャード・リンクレイター監督の最新作です。

この作品はアニメーション作品で、SF作品となっています。

Black Widow『ブラック・ウィドウ』

MCU最新作の一つです。タイトルの通りブラック・ウィドウが主人公となる物語です。

スカーレット・ヨハンソンフローレンス・ピューが出演。技術賞などでも健闘が期待できそうです。

Blonde

ジェシー・ジェームズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』のアンドリュー・ドミニク監督の最新作です。

アナ・デ・アルマスの主演女優賞も期待されています。

この作品はマリリン・モンローについての物語となっています。

The Card Counter

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『魂のゆくえ』のポール・シュレイダー監督の最新作で、オスカー・アイザックウィレム・デフォーなどが出演予定です。

この作品はあるギャンブラーが復讐に燃える青年とある勝負に出かける...といった内容だそうです。

CODA

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サンダンス映画祭で高評価を得た作品です。

この作品は聴覚障がいを持つ少女を主人公とした映画だそうです。

Cruella『クルエラ』

ディズニーの実写映画最新作。『101匹わんちゃん』の悪役クルエラが主人公となる物語です。なぜ彼女はクルエラとなったのかが描かれるそう。

主演はエマ・ストーン。他にもエマ・トンプソンなど名優たちが出演しています。

こちらも技術賞などでの健闘が期待できるかもしれません。

Cry Macho

クリント・イーストウッドが監督と出演を務める作品です。

内容は、ある少年を父親の元へと送り届けようとする中で、主人公とその少年の交流を描いたものだそうです。

Don't Look Up

↓↓最後の方にちょっと出てくるのが『Don't Look Up』です。

Netflix映画。ある小惑星について人類に警告をするために奮闘する主人公たちの物語だそうです。

監督は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のアダム・マッケイです。

ジェニファー・ローレンスレオナルド・ディカプリオケイト・ブランシェットアリアナ・グランデメリル・ストリープティモシー・シャラメなど豪華俳優陣が揃っています。 

Don't Worry Darling

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の監督を務めたオリヴィア・ワイルドの最新作です。

フローレンス・ピューなどが出演します。

Dune『DUNE/デューン 砂の惑星

砂の惑星のリブート。

監督は『灼熱の魂』『メッセージ』『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーブ

主演に今が旬のティモシー・シャラメを迎えています。 他にも豪華俳優陣が集結。

Encanto

『ラーヤと龍の王国』に次ぐ、ディズニーの最新作です。ズートピア』の監督による新作で、舞台はコロンビアになる模様。

個人的にも注目の一作で、長編アニメーション賞の有力作の一本です。

Eternals『エターナルズ』

↓↓このマーベル新作紹介の中に、ちらっと『エターナルズ』が登場します。

ノマドランド』でアカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督によるマーベルの新作です。

俳優陣がとにかく豪華で、アンジェリーナ・ジョリーリチャード・マッデンクメイル・ナンジアニマ・ドンソク、、、。技術賞などでも健闘が期待できそうです。

The Eyes of Tammy Faye

アンドリュー・ガーフィールドジェシカ・チャステインの共演作。

『ビック・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』のマイケル・ショウォルター監督がジム・ベイカーとタミー・フェイが行ったキリスト教事業について描くそう。

Flee

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サンダンス映画祭で高評価を獲得した作品。

ドキュメンタリーでありアニメーションでもある本作は、長編ドキュメンタリー映画賞、長編アニメーション賞、国際長編映画賞などでの健闘が期待されています。

The French Dispatch

皆大好きウェス・アンダーソン監督の最新作。

架空の街のある三つ記事を中心に描かれるよう。

噂によると「ジャーナリストへのラブレター」なんだとか。映像もすごく素敵で、キャストも豪華。

Going Electric

 ティモシー・シャラメ出演予定のボブ・ディランについての伝記映画だそうです。

『フォードvsフェラーリ』などのジェームズ・マンゴールド監督の最新作です。ただし、今年公開できるかは不明です。

In the Garden of Beasts

こちらも今年公開かわからない一本ですが、紹介。エリックラーソンという方の本をもとにした作品だそう。

主演はトム・ハンクスが予定されています。

In the Heights『イン・ザ・ハイツ』

クレイジー・リッチ!』で話題を呼んだ、ジョン・M・チュウ監督のミュージカル映画

リン=マニュエル・ミランダによるブロードウェイミュージカルの映画化で、厳しいNYで有名になろうと奮闘する人々の物語です。

予告からしてワクワクが止まりません。

House of Gucci

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アダム・ドライヴァーレディー・ガガが主演を務める作品です。

「グッチ」創業者のグッチ一族の確執を描いた物語だそう。

監督は『グラディエーター』『オデッセイ』などのリドリー・スコットです。

レディー・ガガがまた女優として帰ってくるだけでも楽しみです。

A Journal for Jordan

『フェンス』で監督としての実力も発揮したデンゼル・ワシントン監督最新作です。

主演はマイケル・B・ジョーダンが務めます。

Killers of the Flower Moon

巨匠マーティン・スコセッシ監督の最新作です。

レオナルド・ディカプリオロバート・デ・ニーロが出演予定で、マーティン・スコセッシ監督の新旧の常連がついに共演です。

King Richard

ウィル・スミス主演。

テニスのウィリアムズ姉妹のコーチであり、父親であるリチャード・ウィリアムズについての映画だそう。

The Last Duel

ベン・アフレックマット・デイモンが出演で、脚本も担当。つまり『グッド・ウィル・ハンティング』のペア。ある決闘をテーマにした作品だそうです。

グラディエーター』『オデッセイ』のリドリー・スコットがメガホンをとります。  

Last Night in Soho

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今注目のトーマサイン・マッケンジー出演。

監督は『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト

Sohoを舞台にしたサイコホラーだそうです。

Luca『あの夏のルカ』

『ソウルフル・ワールド』に続くピクサーの最新作で、北イタリアを舞台としたある2人のシー・モンスターの冒険物語だそうです。

長編アニメーション賞はもちろんその他の部門でも健闘が期待されています。

Maestro

『アリー スター誕生』で演出力の高さを発揮したブラッドリー・クーパー最新作です。

キャリー・マリガンが出演予定です。

Mass

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今年のサンダンス映画祭で高い評価を勝ち取った作品です。

ある銃撃から数年後の、加害者と犠牲者の両親の物語だそうです。

Matrix『マトリックス』の新作(タイトル未定)

あの『マトリックス』の18年ぶりとなる新作映画です。

もちろんキアヌ・リーブスが主演を務めます。

まとめ

紹介したい作品が多すぎるため、残りはPart2(もしかしたらPart3)で紹介したいと思います。

早速次回アカデミー賞に向けて、また楽しい賞レースシーズンを皆で送りましょう!

それではまた次回!

第93回アカデミー賞 結果と感想

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第93回アカデミー賞結果と感想

アカデミー賞結果一覧および、ちょっとした感想です。

現地の4/25に開催された第93回アカデミー賞。一体誰が受賞し、オスカー像を手にしたのでしょうか。私の最終予想と照らし合わせながらみていきましょう。(予想)が私の予想していた作品です。

第93回アカデミー賞結果

作品賞

  • The Father『ファーザー』
  • Judas and the Black Messiah『ユダ&ブラック・メシア』
  • Mank『Mank マンク』
  • Minari『ミナリ』
  • Nomadland『ノマドランド』(予想)
  • Promising Young Woman『プロミシング・ヤング・ウーマン』
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

 

監督賞

  • トマス・ヴィンターベア『アナザーラウンド』
  • デヴィッド・フィンチャー『Mank マンク』
  • リー・アイザック・チョン『ミナリ』
  • クロエ・ジャオ『ノマドランド』(予想)
  • エメラルド・フェネル『プロミシング・ヤング・ウーマン』

主演女優賞

主演男優賞

助演女優賞

 

助演男優賞

 

脚本賞

  • Judas and the Black Messiah『ユダ&ブラック・メシア』
  • Minari『ミナリ』
  • Promising Young Woman『プロミシング・ヤング・ウーマン(予想)
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

 

脚色賞

  • Borat Subsequent Moviefilm『続・ボラット
  • The Father『ファーザー』
  • Nomadland『ノマドランド』(予想)
  • One Night in Miami『あの夜、マイアミで』
  • The White Tiger『ザ・ホワイトタイガー』

撮影賞

  • Judas and the Black Messiah『ユダ&ブラック・メシア』
  • Mank『Mank マンク』
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Nomadland『ノマドランド』(予想)
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

編集賞

  • The Father『ファーザー』
  • Nomadland『ノマドランド』
  • Promising Young Woman『プロミシング・ヤング・ウーマン』
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』(予想)

美術賞

  • The Father『ファーザー』
  • Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』
  • Mank『Mank マンク』(予想)
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Tenet『TENET テネット』

衣装デザイン賞

  • Emma.『EMMA エマ』
  • Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』(予想)
  • Mank『Mank マンク』
  • Mulan『ムーラン』
  • Pinocchio

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

  • Emma.『EMMA エマ』
  • Hillbilly Elegy『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』
  • Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』(予想)
  • Mank『Mank マンク』
  • Pinocchio

音響賞

  • Greyhound『グレイハウンド』
  • Mank『Mank マンク』
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Soul『ソウルフル・ワールド』
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』(予想)

視覚効果賞

  • Love and Monsters『ラブ&モンスターズ』
  • The Midnight Sky『ミッドナイト・スカイ』
  • Mulan『ムーラン』
  • The One and Only Ivan『ゴリラのアイヴァン』
  • Tenet『TENET テネット』(予想)

作曲賞

  • Da 5 Bloods『ザ・ファイブ・ブラッズ』
  • Mank『Mank マンク』
  • Minari『ミナリ』
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Soul『ソウルフル・ワールド』(予想)

歌曲賞

  • “Fight for You”『ユダ&ブラック・メシア』
  • “Hear My Voice”『シカゴ7裁判』
  • "Husavik (My Hometown)"『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』
  • "Io Sì (Seen)"『これからの人生』
  • "Speak Now"『あの夜、マイアミで』(予想)

長編アニメーション映画賞

  • Onward『2分の1の魔法』
  • Over the Moon『フェイフェイと月の冒険』
  • A Shaun the Sheep Movie: Farmageddon『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
  • Soul『ソウルフル・ワールド』(予想)
  • Wolfwalkers『ウルフウォーカー』

長編ドキュメンタリー映画

  • Collective
  • Crip Camp『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』
  • The Mole Agent『83歳のやさしいスパイ』
  • My Octopus Teacher『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』(予想)
  • Time『タイム』

国際長編映画

 

短編映画賞

  • Feeling Through
  • The Letter Room 
  • The Present『プレゼント』
  • Two Distant Strangers『隔たる世界の2人』(予想)
  • White Eye『白い自転車』

短編アニメーション賞

  • Burrow『夢追いウサギ』
  • Genius Loci
  • If Anything Happens I Love You『愛してるって言っておくね』(予想)
  • Opera
  • Yes-People『Yes-People』

短編ドキュメンタリー賞

  • Colette
  • A Concerto is a Conversation
  • Do Not Split
  • Hunger Ward
  • A Love Song for Latasha『ラターシャに捧ぐ 記憶で綴る15年の生涯』(予想)

第93回アカデミー賞〜予想と結果を踏まえて〜

予想は23部門中16部門当たっていました。うーん。あまり良いとは言えないですね(涙)。まぁでもアカデミー賞は予想を当てることが重要なのではなく、どうしてそうなったか考えるのが楽しいんですけどね(負け惜しみ)。予想通りだった部門も、意外だった部門も、一喜一憂しながら楽しめました。

やっぱり何と言っても『ファーザー』の賞レース後半での勢いが凄まじかったですね。主演男優賞と脚色賞を受賞して、ますます公開が楽しみです。

あとは撮影賞と歌曲賞もサプライズといっても良いでしょう。特に歌曲賞は全くマークしていないところからの受賞だったので衝撃でした。『ユダ&ブラック・メシア』も超絶楽しみです。

個人的に大好きなノマドランド』が受賞したり、同じく大好きな『ミナリ』からユン・ヨジョンが歴史を作ったり、ダニエル・カルーヤが勢いあまってすごいスピーチをしていたり、『アナザーラウンド』が楽しみになったり、、、。なんだかんだ年に一度の祭典は楽しいですね!

第93回アカデミー賞授賞式の感想

さて、授賞式の感想について少し。

今年はコロナ禍という特殊な状況下でのアカデミー賞だったわけですが、そういう意味では新しいことづくしで興味深い授賞式でした。

ただやっぱりオスカーの前に歌曲賞パフォーマンスをやってしまっているため、授賞式内ではパフォーマンスがなかったことや、映画の映像クリップがほとんど流れなかったこと、作品賞を前に持ってきて主演女優賞・主演男優賞で締めたため式全体がひき締まらなかったなど不満は多々。「映画のような授賞式」というのもあまり伝わってこなかったかも...。

しかしこれは感染拡大の状況下では仕方ないこと。今回もしっかり授賞式を開いてくださっただけでも感謝です。次はまた大きな会場でできますように...。

まとめ

というわけで以上が第93回アカデミー賞の結果と感想でした。

もういよいよ第94回アカデミー賞へと動き出しています。ぜひお楽しみに。

それではまた次回! 

第93回アカデミー賞 受賞予想第二弾(4/20)

第93回アカデミー賞最終予想!!!

アカデミー賞最終予想です。

現地の4/25に開催される第93回アカデミー賞。誰が受賞するのか、最終予想をしてみました。

作品賞

  • The Father『ファーザー』
  • Judas and the Black Messiah
  • Mank『Mank マンク』
  • Minari『ミナリ』
  • Nomadland『ノマドランド』
  • Promising Young Woman『プロミシング・ヤング・ウーマン』
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

 

予想:ノマドランド

対抗:シカゴ7裁判orプロミシング・ヤング・ウーマンorミナリ

ノマドランド以外が来る可能性はわずかにはあるが、予想という観点からは前哨戦圧勝のノマドランド以外を予想することは基本的にはありえないかも。好きな作品でしたし。

監督賞

 

予想:クロエ・ジャオ

対抗:なし?(デヴィット・フィンチャーの可能性ある!?)

作品賞よりも明確なのがこの部門。クロエ・ジャオ監督の独占状態。作品賞が別の作品に万が一なったとしても、この部門はクロエ・ジャオ監督じゃないかなぁ。

主演女優賞

 

予想:キャリー・マリガン

対抗:フランシス・マクドーマン、ヴィオラ・デイヴィス...というか誰でも可能性はあり

今シーズン最も混戦といっても過言ではない部門。主要映画賞ではそれぞれバラバラの結果に。ということで個人的に応援しているキャリー・マリガンを予想。

主演男優賞

 

予想:チャドウィック・ボーズマン

対抗:アンソニー・ホプキンス

普通に考えればチャドウィック・ボーズマン。本当に素晴らしい演技だったし、前哨戦も強い。ただしアンソニー・ホプキンスの評価も抜群。意外とサプライズの可能性は高いかも。

助演女優賞

 

予想:ユン・ヨジョン

対抗:マリア・バカローバorグレン・クローズ

混戦だと言われていた部門だけど、超重要なSAGとBAFTAをユン・ヨジョンがとって一歩リード。グレン・クローズはこれで8度目の候補で無冠。逆転の芽はまだあるかも。

助演男優賞

 

予想:ダニエル・カルーヤ

対抗:サシャ・バロン・コーエン

演技賞では最も受賞に近いのはダニエル・カルーヤかも。賞レース後半になってようやく作品がお披露目され、重要賞は全部ダニエル・カルーヤへ。この作品、楽しみ。

脚本賞

  • Judas and the Black Messiah
  • Minari『ミナリ』
  • Promising Young Woman『プロミシング・ヤング・ウーマン』
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

 

予想:プロミシング・ヤング・ウーマン

対抗:シカゴ7裁判

当初はシカゴ7裁判ではと言われていたけど、蓋を開けてみればプロミシング・ヤング・ウーマンの勢いが止まらない。ここでとった作品が、作品賞でノマドランドへの対抗権を手にするでしょう。

脚色賞

  • Borat Subsequent Moviefilm『続・ボラット
  • The Father『ファーザー』
  • Nomadland『ノマドランド』
  • One Night in Miami『あの夜、マイアミで』
  • The White Tiger『ザ・ホワイトタイガー』

 

予想:ノマドランド

対抗:ファーザー

BAFTA(英国アカデミー賞)でファーザーが受賞したことから、自信を持ってノマドランド!とは言えないけど、ノマドランドの勢いを信じてこう予想。

撮影賞

  • Judas and the Black Messiah
  • Mank『Mank マンク』
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Nomadland『ノマドランド』
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

 

予想:ノマドランド

対抗:Mank マンク

ノマドランド、観た方はわかると思うけど、撮影が本当に素晴らしい。ぜひとってほしいです。対抗はMank マンク。こちらも素晴らしかった。

編集賞

  • The Father『ファーザー』
  • Nomadland『ノマドランド』
  • Promising Young Woman『プロミシング・ヤング・ウーマン』
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
  • The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

 

予想:シカゴ7裁判

対抗:サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ

これはシカゴ7裁判vsサウンド・オブ・メタルという構図。どちらが来てもおかしくない。ということで組合賞をとったシカゴ7裁判を予想。両者ともに編集が素晴らしい映画でした。

美術賞

  • The Father『ファーザー』
  • Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』
  • Mank『Mank マンク』
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Tenet『TENET テネット』

 

予想:Mank マンク

対抗:マ・レイニーのブラックボトム

美術賞はMank マンクがやや独走状態。他の作品がとる可能性はあるかもだけど、おそらく普通にMank マンクが受賞するでしょう。たぶん。

衣装デザイン賞

  • Emma.
  • Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』
  • Mank『Mank マンク』
  • Mulan『ムーラン』
  • Pinocchio

 

予想:マ・レイニーのブラックボトム

対抗:Mank マンクorEmma.

衣装デザイン賞も普通に行けば、マ・レイニーのブラックボトム。確かにすごく衣装にこだわっている作品でしたよね。

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

  • Emma.
  • Hillbilly Elegy『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』
  • Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』
  • Mank『Mank マンク』
  • Pinocchio

 

予想:マ・レイニーのブラックボトム

対抗:Pinocchio

このメイクアップ&ヘアスタイリング賞もおそらくマ・レイニーのブラックボトム。ちなみにマ・レイニーのブラックボトムは良い作品ですので、ぜひ。Netflixで観れます。

音響賞

  • Greyhound『グレイハウンド』
  • Mank『Mank マンク』
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Soul『ソウルフル・ワールド』
  • Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』

 

予想:サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ

対抗:ソウルフル・ワールド

音響賞はサウンド・オブ・メタルを予想。サウンドっていうくらいだからね。確かに音響にすごくこだわっている傑作だったので、未見の方はぜひ。

視覚効果賞

  • Love and Monsters
  • The Midnight Sky『ミッドナイト・スカイ』
  • Mulan『ムーラン』
  • The One and Only Ivan『ゴリラのアイヴァン』
  • Tenet『TENET テネット』

 

予想:TENET テネット

対抗:ミッドナイト・スカイ

TENET テネット、もしくはミッドナイト・スカイだと思います。TENET テネットが最有力だけど、ミッドナイト・スカイがきてもおかしくないと思う。

作曲賞

  • Da 5 Bloods『ザ・ファイブ・ブラッズ』
  • Mank『Mank マンク』
  • Minari『ミナリ』
  • News of the World『この茫漠たる荒野で』
  • Soul『ソウルフル・ワールド』

 

予想:ソウルフル・ワールド

対抗:Mank マンク

ソウルフル・ワールドが作曲賞独占状態。確かに素敵な旋律でした。ちなみにMank マンクもソウルフル・ワールドも同じ作曲家が担当しています。

歌曲賞

  • “Fight for You”『Judas and the Black Messiah』
  • “Hear My Voice”『シカゴ7裁判』
  • "Husavik (My Hometown)"『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』
  • "Io Sì (Seen)"『これからの人生』
  • "Speak Now"『あの夜、マイアミで』

 

予想:Speak Now

対抗:Io Sì (Seen)

この部門は意外と難しい。普通に考えると"Speak Now"なんだけど、"Io Sì (Seen)"のダイアン・ウォーレンは未だ無冠。功労賞的意味合いもあるかも。

長編アニメーション映画賞

  • Onward『2分の1の魔法』
  • Over the Moon『フェイフェイと月の冒険』
  • A Shaun the Sheep Movie: Farmageddon『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
  • Soul『ソウルフル・ワールド』
  • Wolfwalkers『ウルフウォーカー』

 

予想:ソウルフル・ワールド

対抗:ウルフウォーカー

個人的にはソウルフル・ワールドもウルフウォーカーも大好きだし、実際どっちも評価高いので、難しいけど...。まぁ前哨戦見る限りソウルフル・ワールドでしょう。ピクサーだし。

長編ドキュメンタリー映画

  • Collective
  • Crip Camp『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』
  • The Mole Agent『83歳のやさしいスパイ』
  • My Octopus Teacher『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』
  • Time『タイム』

 

予想:オクトパスの神秘:海の賢者は語る

対抗:タイム

PGAなどをとってオクトパスの神秘が一歩リード。ちなみに83歳のやさしいスパイとCollective以外は配信で観れます。全部素晴らしいです。

国際長編映画

 

予想:アナザーラウンド

対抗:Quo Vadis, Aida?

アナザーラウンドはまさかの監督賞にもノミネート。ということで、この部門はおそらくアナザーラウンドがとるでしょう。マッツ・ミケルセン主演作品。楽しみ。

短編映画賞

  • Feeling Through
  • The Letter Room 
  • The Present『プレゼント』
  • Two Distant Strangers『隔たる世界の2人』
  • White Eye『白い自転車』

短編アニメーション賞

  • Burrow『夢追いウサギ』
  • Genius Loci
  • If Anything Happens I Love You『愛してるって言っておくね』
  • Opera
  • Yes-People

短編ドキュメンタリー賞

  • Colette
  • A Concerto is a Conversation
  • Do Not Split
  • Hunger Ward
  • A Love Song for Latasha『ラターシャに捧ぐ 記憶で綴る15年の生涯』

第93回アカデミー賞 受賞予想第一弾(4/4)

第93回アカデミー賞全部門受賞予想第一弾

今回はアカデミー賞ノミネート予想最終予想です。

先日発表された第93回アカデミー賞ノミネーション。今回は現地時間4/25に行われるその授賞式で発表される受賞者を、予想しました。

今回は、全部門の予想をしていきます。

作品賞

Nomadland『ノマドランド』

監督賞

クロエ・ジャオ『ノマドランド』

主演女優賞

キャリー・マリガン『プロミシング・ヤング・ウーマン』

主演男優賞

チャドウィック・ボーズマン『マ・レイニーのブラックボトム』

助演女優賞

マリア・バカローヴァ『続・ボラット

助演男優賞

ダニエル・カルーヤJudas and the Black Messiah』

脚本賞

Promising Young Woman『プロミシング・ヤング・ウーマン』

脚色賞

Nomadland『ノマドランド』

長編アニメーション映画賞

Soul『ソウルフル・ワールド』

長編ドキュメンタリー映画

My Octopus Teacher『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』

国際長編映画

Another Round(デンマーク

撮影賞

Nomadland『ノマドランド』

編集賞

The Trial of the Chicago 7『シカゴ7裁判』

美術賞

Mank『Mank マンク』

衣装デザイン賞

Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』

メイクアップ&ヘアスタイリング賞

Ma Rainey's Black Bottom『マ・レイニーのブラックボトム』

音響賞

Sound of Metal『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』

視覚効果賞

Tenet『TENET テネット』

作曲賞

Soul『ソウルフル・ワールド』

歌曲賞

"Speak Now"『あの夜、マイアミで』

短編映画賞

The Letter Room 

短編アニメーション賞

If Anything Happens I Love You『愛してるって言っておくね』

短編ドキュメンタリー賞

A Love Song for Latasha『ラターシャに捧ぐ 記憶で綴る15年の生涯』

まとめ

いかがだったでしょうか。ぜひみなさんの意見も是非聞かせてください!

また直前に新たな予想は載せると思います。

それではみなさん、また次回!