青い無人島の映画館

アカデミー賞を中心に映画を語っています。映画に興味のある方、アカデミー賞に興味のある方、ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

第92回アカデミー賞 ノミネーション簡単考察

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第92回アカデミー賞ノミネーション発表  

1月13日、第92回アカデミー賞のノミネーションが発表されました。

ちなみに、今日ブログを始めたばかりなので、ノミネート予想はここにはあげていないのですが、短編を除いて合致率は79.8%程でした。まぁまぁかな?

ノミネーションについての簡単な考察

ノミネート数

ジョーカー(Joker)が最多11部門ノミネートだったのは本当に衝撃でした。思った以上に、ジョーカー愛がアカデミー会員の間でも強いんですね…

次いで、1917 命をかけた伝令アイリッシュマンワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド10ノミネートとなりました。(アイリッシュマンは9部門10ノミネート)

多様性

今回、予想されていたのよりは多様性が少なかったのは騒がれるでしょう。

第88回の”白すぎる”オスカーの時は前哨戦の段階から多様性の少ない前兆はあったのですが、今回は女性監督(グレタ・ガーウィグ)やジェニファー・ロペスアウクワフィナなど有力候補が多くいたにもかかわらずノミネートされなかったことは、多様性に敏感な今のアメリカでは問題視されるでしょう。

 

もちろん、そういう目でアカデミー賞をみるな、映画を観るなという意見もあるとは思いますが、思った以上に

ハリウッドが白人男性社会だということが証明されたことは間違いありません

外国語映画

そんな中、パラサイト 半地下の家族(Parasite)は大貢献したのではないでしょうか。

もっと多いノミネート数の作品はありますが、6部門ノミネートということで、韓国映画では歴史的快挙。だって完成度すごかったもんなぁ…

今年は去年同様、Pain and Gloryやパラサイトなど、外国語映画にも注目です。

その他

ストーリ・オブ・マイライフ わたしの若草物語(Little Women)も跳ねました。

直前公開もあって、前哨戦は無視され気味だったのですが、高評価が味方してか6部門ノミネートとなりました。

 

ジョジョ・ラビット(Jojo Rabbit)も技術部門でかなりノミネートされていて、驚きました。こちらも6部門ノミネートとなりました。

 

そういえば『天気の子』など、日本映画はノミネートされませんでした。去年はすごかったんですけどね...

一方で日本人としては、辻一弘さんが再びオスカーの舞台へ戻ってきました!

辻さんはハリウッドで活躍されるメイクアップアーティストで、『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』でアカデミー賞を受賞、今回は『スキャンダル』でノミネートされています。

まとめ

細かい部門ごとの考察は、また後日追ってします。アカデミー賞のことあまり知らない方にもわかるように努力しますので、ぜひ見に来てください。また、直前には受賞者予想もする予定です。様々な意見も大歓迎です!一緒にアカデミー賞を楽しみましょう!!!