青い無人島の映画館

アカデミー賞を中心に映画を語っています。映画に興味のある方、アカデミー賞に興味のある方、ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

第92回アカデミー賞 ミニ考察

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こんにちは。

大学のテスト期間真っ只中で、目の下にくまを作りながら日々生活しているあおです。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。肺炎が非常に話題になっているようで、ちょっと怖いですよね...(特にこういうのに対して知識がない僕は、テレビなどの情報を鵜呑みにしやすいです。)

 

テスト期間ということで、ブログなんて書いてる余裕はないのですが、アカデミー賞の作品賞についてここ数日に思ったことを簡単に記しておきたいと思います。

三つ巴の作品賞

1917 命をかけた伝令

前回の予想では『1917』の作品賞受賞を予想しましたが、その予想は変わっていません。

今度発表される全米監督組合賞でサプライズがあるかもしれませんが...

 

『1917』はアカデミー賞では編集賞を落としており、編集賞を落とした作品が作品賞をとる確率が低いことを考えると確かに難しいかとは思います。

"ワンカット"だから編集はいらないって判断だったんでしょうか?

でもワンカット"のように"みせているのであって、編集こそ褒められるべきだったと思うんですが...

まぁ私個人の意見ですけども...

 

ここ数年で編集賞を落としたにもかかわらず、作品賞を取ったのは『バードマン』のみです。

よくよく考えると『バードマン』もワンカット映画でした。前哨戦の勝ち方を見ても、すごく『1917』に近いと思いませんか?

もちろん内容は異なりますが。

 

というわけで作風もアカデミー賞が好みそうだし、サム・メンデスの賞レース復活も祝いたいので、作品賞は『1917』だと思いますがいかがでしょうか。

パラサイト 半地下の家族

批評家賞を次々と獲得していて、韓国語映画ながら一気にトップコンテンダーの『パラサイト』

ちょっと『1917』に流れを持っていかれていたところで、SAGのアンサンブル賞の受賞。これは大きい。

SAGのアンサンブル賞とオスカーの作品賞ってあまり合致していないんですが、アカデミー会員の多くを占める俳優たちに好かれている映画というのは大きな強みだと思います。

 

そして何と言っても今年は『格差社会』がテーマでもありますし、多様化の少なさが叫ばれたのも逆に『パラサイト』にはプラスなんではないでしょうか。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』も強いです。

監督賞は、サム・メンデスポン・ジュノに注目を奪われつつありますが、タランティーノタランティーノ。出演者たちのスター性も大きな強みです。

 

ブロードキャストでは、『パラサイト』を抑えて作品賞を受賞したのですから、今後の展開次第ではまだまだ逆転の可能性大です。

 

まとめ

極力予想の時は個人的な願望は混ぜないようにしているのですが、いかがでしょう。

9本のうちまだ見てない作品もあるのですが、個人的には『パラサイト 半地下の家族』か『マリッジ・ストーリー』に取ってほしいです。

テストが終わったら速攻で観てない残りの作品を観たいと思います。

 

それにしても今年はアカデミー賞が例年より早いのに、ほとんどの作品が観れるって最高じゃないですか?

もちろんNetflixの影響が大きのでしょうけど、何がともあれとてつもなく嬉しい事です!感謝!!!