第94回アカデミー賞ノミネーション発表!!!
皆様、こんにちは!
第94回アカデミー賞ノミネーションが発表されました!
今回も例年通り、いえ、例年以上にサプライズも多く、非常に面白い結果となりましたね!
というわけで今回はノミネーション結果と、それぞれの部門についての雑感(メモ的なものなので文章力0です。あっそれはいつものことか。)を残しておきます。
ちなみに今回の予想の的中率は、短編抜きの20部門で約77.1%、短編込みの23部門で約73.3%でした。あまり良くないですが、サプライズが多い方がアカデミー賞は面白いですから!(半分本気、半分負け惜しみ)
作品賞
- Belfast『ベルファスト』
- CODA『コーダ あいのうた』
- Don't Look Up『ドント・ルック・アップ』
- Drive My Car『ドライブ・マイ・カー』
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- King Richard『ドリームプラン』
- Licorice Pizza『リコリス・ピザ』
- Nightmare Alley『ナイトメア・アリー』
- The Power of the Dog『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』
Being the Ricardos『愛すべき夫婦の秘密』
tick, tick... BOOM!『tick, tick... BOOM!:チック、チック...ブーン!』など
まず、『ドライブ・マイ・カー』、おめでとうございます!!!まさか監督賞や脚色賞だけでなく作品賞にも入るなんて!もしかした入るのではと思っていたものの、実際現実になると、なんだか涙が...。日本映画をはじめ外国語映画にもチャンスはあることを、改めてしっかり証明してくれたと思います。日本映画界にはおそらく様々な問題点や課題があると思いますが、この結果を気に良い方向へと進化し続けることを願っております。
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『ベルファスト』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ウエスト・サイド・ストーリー』『リコリス・ピザ』『コーダ あいのうた』『ドリームプラン』『ドント・ルック・アップ』の8本は順調に入りましたね。ここは予想通りでした。受賞予想はまたしますが、現時点では『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が一歩リードしているでしょうか。『ベルファスト』『リコリス・ピザ』は編集賞もれ、『DUNE/デューン 砂の惑星』はまさかの監督賞もれ、『ウエスト・サイド・ストーリー』は編集賞と脚色賞もれという結果になっている一方、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』はサプライズも含めて、最多の12ノミネート。圧倒的に有利な立場にいると言えるでしょう。
さて『ドライブ・マイ・カー』よりもサプライズと言えるのが、『ナイトメア・アリー』の候補入りです。編集賞に入った『tick, tick... BOOM!:チック、チック...ブーン!』や、『愛すべき夫婦の秘密』『ハウス・オブ・グッチ』を抑えての候補入りは本当に衝撃的でした。
監督賞
- ケネス・ブラナー『Belfast』
- 濱口竜介『Drive My Car』
- ポール・トーマス・アンダーソン『Licorice Pizza』
- ジェーン・カンピオン『The Power of the Dog』
- スティーヴン・スピルバーグ『West Side Story』
主な候補漏れ
ドゥニ・ヴィルヌーヴ『Dune』など
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェーン・カンピオンは、今回の全部門の中で最も受賞に近い位置にいるかもしれません。『リコリス・ピザ』のポール・トーマス・アンダーソンも、予想通りしっかりノミネートを勝ち取りました。そしてジェーン・カンピオンが「ピアノ・レッスンvs.シンドラーのリスト」の時に戦った相手でもある『ウエスト・サイド・ストーリー』のスティーヴン・スピルバーグもしっかり候補入りをしました。
私が予想から外していた『ベルファスト』のケネス・ブラナーは、なんとかノミネート。そして我らが『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介も候補入り。濱口監督は非常に才能のある監督さんですから嬉しい限りです。
逆に涙をのんだのがまさかの『DUNE/デューン 砂の惑星』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。これは正直非常に驚きました。ジェーン・カンピオンに並んで有力だったのに...。
主演女優賞
- ジェシカ・チャステイン『The Eyes of Tammy Faye』
- オリヴィア・コールマン『The Lost Daughter』
- ペネロペ・クルス『Parallel Mothers』
- 二コール・キッドマン『Being the Ricardos』
- クリステン・スチュワート『Spencer』
主な候補漏れ
レディー・ガガ『House of Gucci』など
まずはすみません。予想の記事で『Parallel Mothers』のペネロペ・クルスの候補入りは難しいとかいてしまった件です。なんだか恥ずかしい笑。これは本当に驚きましたよ。さすがというしかないです。
俳優組合賞の候補漏れで万事休す、と言われていた『スペンサー ダイアナの決意』のクリステン・スチュワートは、なんとか初候補。これ非常に嬉しかったですねぇ...。候補発表の瞬間はドキドキが止まらなかったです。
逆に候補入りは確実と言われていながらも候補漏れしてしまったのは、『ハウス・オブ・グッチ』のレディー・ガガでした。これは本当に驚きましたよ。作品の好き嫌いとは別に申し上げると、レディー・ガガはこの作品を支配していたと言っても良い存在感だったので非常に残念です。
その他の有力な女優さんたち、具体的には『愛すべき夫婦の秘密』のニコール・キッドマン、『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステイン、『ロスト・ドーター』のオリヴィア・コールマンは、順調に候補入りしています。さて受賞は5人のうち誰になるのか、去年に引き続き大混戦で注目の部門です。
主演男優賞
- ハビエル・バルデム『Being the Ricardos』
- ベネディクト・カンバーバッチ『The Power of the Dog』
- アンドリュー・ガーフィールド『tick, tick... BOOM!』
- ウィル・スミス『King Richard』
- デンゼル・ワシントン『The Tragedy of Macbeth』
ピーター・ディンクレイジ『Cyrano』など
今回のこの部門は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のベネディクト・カンバーバッチと『ドリームプラン』のウィル・スミスの一騎打ちと言われています。2人とも順調に候補入りはされました。
Top2を追いかけるのは、『tick, tick... BOOM!:チック、チック...ブーン!』のアンドリュー・ガーフィールドと『マクベス』のデンゼル・ワシントンです。この2人もしっかりとノミネーションを勝ち取っていて、さすがだなぁと感じました。
最後の一枠を手に入れたのは、『シラノ』のピーター・ディンクレイジではなく、『愛すべき夫婦の秘密』のハビエル・バルデムでした。すでに『ノーカントリー』で受賞経験のある名優が再びノミネートされました。個人的にはピーター・ディンクレイジに初候補となって欲しかったという想いもありましたが...。『Pig』のニコラス・ケイジが入っても盛り上がったのかなぁとも思ったり。
助演女優賞
- ジェシー・バックリー『The Lost Daughter』
- アリアナ・デボーズ『West Side Story』
- ジュディ・デンチ『Belfast』
- キルスティン・ダンスト『The Power of the Dog』
- アーンジャニュー・エリス『King Richard』
カトリーナ・バルフ『Belfast』
ルース・ネッガ『Passing』など
『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボーズ、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のキルスティン・ダンスト、『ドリームプラン』のアーンジャニュー・エリスは前哨戦でも強く、オスカーでもしっかりとノミネート。
この部門での最大のサプライズは『ベルファスト』のカトリーナ・バルフを差し置いて『ベルファスト』のジュディ・デンチがノミネートされたことでしょうか。これは非常に衝撃の結果でした。特にカトリーナ・バルフは重要三賞全てに候補入りしていたので、びっくりです。
また、英国アカデミー賞などで急浮上した『ロスト・ドーター』のジェシー・バックリーが、オスカーでも這い上がってきたのは面白いポイントでしたね。特に彼女は最近の活躍が凄まじく、いつかはノミネートされるべき人だと思っていたので、非常に嬉しいサプライズでした。
助演男優賞
- キアラン・ハインズ『Belfast』
- トロイ・コッツァー『CODA』
- ジェシー・プレモンス『The Power of the Dog』
- J・K・シモンズ『Being the Ricardos』
- コディ・スミット=マクフィー『The Power of the Dog』
ブラッドリー・クーパー『Licorice Pizza』
ジャレッド・レト『House of Gucci』など
トップメンバーたちはサプライズなく候補入り、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のコディ・スミット=マクフィー、『コーダ あいのうた』のトロイ・コッツァー、『ベルファスト』のキアラン・ハインズの3人です。同じく『ベルファスト』のジェイミー・ドーナンは候補落ちしてしまいましたが...。
今回同じ作品で同じ部門でのダブルノミネートが期待されていたのは『ベルファスト』でしたが、実際蓋を開けてみると、それを達成したのは『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でした。そう、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェシー・プレモンスがサプライズノミネートを達成したからです。また、前哨戦であまり目立ってはいなかった受賞済の名優『愛すべき夫婦の秘密』のJ・K・シモンズも滑り込みノミネートを獲得しました。
全米俳優賞で候補入りした『リコリス・ピザ』のブラッドリー・クーパーや、『ハウス・オブ・グッチ』のジャレッド・レトは残念ながら今回は候補入りできませんでした。
脚本賞
- Belfast『ベルファスト』
- Don't Look Up『ドント・ルック・アップ』
- King Richard『ドリームプラン』
- Licorice Pizza『リコリス・ピザ』
- The Worst Person in the World
Being the Ricardos『愛すべき夫婦の秘密』など
『ベルファスト』『ドント・ルック・アップ』『ドリームプラン』『リコリス・ピザ』の4本は順調に候補入り。最後の枠は『愛すべき夫婦の秘密』ではなく、『The Worst Person in the World』でした!
脚色賞
- CODA『コーダ あいのうた』
- Drive My Car『ドライブ・マイ・カー』
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- The Lost Daughter『ロスト・ドーター』
- The Power of the Dog『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
主な候補漏れ
West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』など
この部門は完全に予想通りでした。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『コーダ あいのうた』『ロスト・ドーター』、そして日本の『ドライブ・マイ・カー』が候補入りしました。
撮影賞
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- Nightmare Alley『ナイトメア・アリー』
- The Power of the Dog『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- The Tragedy of Macbeth『マクベス』
- West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』
主な候補漏れ
Belfast『ベルファスト』など
全米撮影組合賞とブロードキャスト映画批評家協会賞、そして英国アカデミー賞(BAFTA)でコンプリートノミネートされた作品である『DUNE/デューン 砂の惑星』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『マクベス』の3本は順調に候補入り。『ナイトメア・アリー』も予想通りでした。ラストは『ベルファスト』ではなく『ウエスト・サイド・ストーリー』が滑り込み。とても良いラインナップだと思います。
編集賞
- Don't Look Up『ドント・ルック・アップ』
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- King Richard『ドリームプラン』
- The Power of the Dog『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- tick, tick... BOOM!『tick, tick... BOOM!:チック、チック...ブーン!』
主な候補漏れ
編集賞は、監督賞や脚本・脚色賞に並び非常に重要な部門。作品賞本命の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』はしっかりと候補入りした一方で、『ベルファスト』『リコリス・ピザ』などの対抗馬はまさかの候補漏れ。その他は、『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドント・ルック・アップ』『ドリームプラン』と、ダークホースとしてあげていた『tick, tick... BOOM!:チック、チック...ブーン!』が候補入りしました。
美術賞
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- Nightmare Alley『ナイトメア・アリー』
- The Power of the Dog『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- The Tragedy of Macbeth『マクベス』
- West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』
主な候補漏れ
The French Dispatch『フレンチ・ディスパッチ』など
『フレンチ・ディスパッチ』の候補漏れがこの部門最大のサプライズでした。衝撃です。そして代わりにノミネーションを勝ち取ったのは、まさかまさかの『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でした。これは全く想定していなかったので...。その他は予想通りで、『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『ウエスト・サイド・ストーリー』『マクベス』がノミネート。
衣装デザイン賞
- Cruella『クルエラ』
- Cyrano『シラノ』
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- Nightmare Alley『ナイトメア・アリー』
- West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』
主な候補漏れ
House of Gucci『ハウス・オブ・グッチ』など
『クルエラ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ナイトメア・アリー』『ウエスト・サイド・ストーリー』が順調に候補入り。『ハウス・オブ・グッチ』の失速により、なんとかノミネートを獲得したのが『シラノ』。観るのがより楽しみになりました。
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
- Coming 2 America『星の王子 ニューヨークへ行く2』
- Cruella『クルエラ』
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- The Eyes of Tammy Faye『タミー・フェイの瞳』
- House of Gucci『ハウス・オブ・グッチ』
主な候補漏れ
Being the Ricardos『愛すべき夫婦の秘密』など
この部門は全て予想が当たっていました。『クルエラ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『タミー・フェイの瞳』『ハウス・オブ・グッチ』の4本と、『星の王子 ニューヨークへ行く2』です。
音響賞
- Belfast『ベルファスト』
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- No Time to Die『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』
- The Power of the Dog『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
- West Side Story『ウエスト・サイド・ストーリー』
主な候補漏れ
A Quiet Place: Part Ⅱ『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
Spider-Man: No Way Home『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』など
有力な『DUNE/デューン 砂の惑星』『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』『ウエスト・サイド・ストーリー』は候補入り。対策である『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や、予想していた『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は候補漏れ。薄々入るかもと思っていた『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と、『ベルファスト』が滑り込みました。
視覚効果賞
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- Free Guy『フリー・ガイ』
- No Time to Die『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』
- Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
- Spider-Man: No Way Home『スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム』
主な候補漏れ
The Matrix Resurrections『マトリックス レザレクションズ』など
サプライズは『マトリックス レザレクションズ』の候補漏れでしょうか。『DUNE/デューン 砂の惑星』『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』『スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『フリー・ガイ』がノミネートされました。
作曲賞
- Don't Look Up『ドント・ルック・アップ』
- Dune『DUNE/デューン 砂の惑星』
- Encanto『ミラベルと魔法だらけの家』
- Pararell Mothers
- The Power of the Dog『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
主な候補漏れ
The French Dispatch『フレンチ・ディスパッチ』など
受賞を狙う『DUNE/デューン 砂の惑星』のハンス・ジマーはもちろん候補入り。『ドント・ルック・アップ』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』もしっかりと前哨戦通り強かったです。最後の2枠は『ミラベルと魔法だらけの家』『Pararell Mothers』へ。『フレンチ・ディスパッチ』のアレクサンドル・デスプラがまさかのアウトでした。
歌曲賞
- "Be Alive"『ドリームプラン』
- "Dos Oruguitas"『ミラベルと魔法だらけの家』
- "Down to Joy"『ベルファスト』
- "No Time to Die"『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』
- "Somehow You Do"『Four Good Days』
主な候補漏れ
"Just Look Up"『ドント・ルック・アップ』など
ビリー・アイリッシュの"No Time to Die"『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』、ビヨンセの"Be Alive"『ドリームプラン』、リン=マニュエル・ミランダが曲を手がけた"Dos Oruguitas"『ミラベルと魔法だらけの家』、作品に勢いのある"Down to Joy"『ベルファスト』がノミネート。一方、アリアナ・グランデの"Just Look Up"『ドント・ルック・アップ』はアウトに。無冠の女王であるダイアン・ウォーレンがさすがの強さを見せ、"Somehow You Do"『Four Good Days』がノミネート。
長編アニメーション賞
- Encanto『ミラベルと魔法だらけの家』
- Flee
- Luca『あの夏のルカ』
- The Mitchells vs. the Machines『ミッチェル家とマシンの反乱』
- Raya and the Last Dragon『ラーヤと龍の王国』
主な候補漏れ
Belle『竜とそばかすの姫』など
この部門は予想通りでした。『ミラベルと魔法だらけの家』『Flee』『あの夏のルカ』『ミッチェル家とマシンの反乱』『ラーヤと龍の王国』が候補入り。
長編ドキュメンタリー賞
- Ascension
- Attica
- Flee
- Summer of Soul (…Or, When the Revolution Could Not Be Televised)『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
- Writing with Fire『燃え上がる記者たち』
主な候補漏れ
The Rescue『THE RESCUE/奇跡を起こした者たち』
Procession『プロセッション -救済への行進-』など
やはりありましたね、波乱が。強かった『THE RESCUE/奇跡を起こした者たち』がまさかのアウト。『Flee』『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』が予想通り候補入りし、『Ascension』『Attica』『燃え上がる記者たち』も入り込みました。
国際長編映画賞
- Drive My Car『ドライブ・マイ・カー』(日本)
- Flee (デンマーク)
- The Hand of God『The Hand of God』(イタリア)
- Lunana: A Yak in the Classroom『ブータン 山の教室』(ブータン)
- The Worst Person in the World (ノルウェー)
主な候補漏れ
A Hero『英雄の証明』(イラン) など
『The Hand of God』『ドライブ・マイ・カー』『The Worst Person in the World』『Flee』は順調に候補入り。サプライズは『英雄の証明』ではなく『ブータン 山の教室』がノミネートされたことでしょうか。
短編映画賞
- Ala Kachuu - Take and Run
- The Dress
- The Long Goodbye
- On My Mind
- Please Hold
短編アニメーション賞
- Affairs of the Art
- Bestia
- BoxBallet『ボクシングバレー』
- Robin Robin『ことりのロビン』
- The Windshield Wiper