早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part1
皆さんこんにちは!
前のアカデミー賞も終わったばかりですが、早速第96回アカデミー賞で注目されそうな作品を片っ端から集めてみました。
今年全米公開か不明な作品も一部ありますが、ご了承ください。
まずはPart1です、どうぞ!
- 早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part1
- About Dry Grasses
- The Actor
- Air『AIR/エア』
- Anatomy of a Fall
- And
- Ant-Man and the Wasp: Quantumania『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
- Aquaman and the Lost Kingdom
- Are You There God? It's Me, Margaret.
- Asteroid City
- Back to Black
- Barbie『バービー』
- Beau is Afraid
- Beyond Utopia
- The Bikeriders
- Blitz
- The Book of Clarence
- Boston Strangler『ボストン・キラー 消えた絞殺魔』
- Bottoms
- The Boys in the Boat
- Caste
- Challengers
- Chevalier
- Civil War
- Close Your Eyes
- Club Zero
- Cobweb
- Cocaine Bear
- The Collaboration
- The Color Purple
- The Count
- Coup de Chance
- The Covenant
- The Creator
- Creed Ⅲ『クリード 過去の逆襲』
- The Deepest Breath
- Drive-Away Dolls
- Dumb Money
About Dry Grasses
監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(代表作『昔々、アナトリアで』『雪の轍』『読まれなかった小説』)
出演:メルヴェ・ディズダル
若い教師が憂鬱な生活から逃れようとするも、その望みを断ち切られ...。あらすじはあくまで海外記事を私が読み解いただけなので、もしかしたら間違っているかもしれませんが...。まだ情報が少ない一本です。
『昔々、アナトリアで』『雪の轍』『読まれなかった小説』などで毎度話題を呼ぶヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の最新作。今までオスカーとは縁がなかった監督ですが、今回はいかに...?
The Actor
監督:デューク・ジョンソン(代表作『アノマリサ』)
アニメーション賞候補にあがった『アノマリサ』でチャーリー・カウフマンとともに監督を務めたデューク・ジョンソンが初めて単独で監督を務める作品です。
主演は『ムーンライト』で話題を呼んだアンドレ・ホランドが務めます。
Air『AIR/エア』
監督:ベン・アフレック(代表作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』『ザ・タウン』『アルゴ』)
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、マーロン・ウェイアンズ、ヴィオラ・デイヴィス
バスケットシューズのエア・ジョーダンの誕生を描いた作品です。日本公開も既に決定している映画になります。
『アルゴ』で作品賞を受賞したベン・アフレックの監督作品で、出演陣も非常に豪華な一本です。日本でも4月に公開が決定しており注目されています。おそらく嫌いになる人が少ないであろう題材。すでに良い評判があちこちから聞こえており、もしかしたらこの勢いを持続して、オスカー候補にあがる...なんてこともあるかもしれません。
Anatomy of a Fall
監督:ジュスティーヌ・トリエ(代表作『ソルフェリーノの戦い』『ヴィクトリア』)
出演:サンドラ・フラー、ジェニー・べス、スワン・アルロー、サミュエル・タイス、アントワーヌ・レナルツ、ミロ・マチャド・グレイナー
カンヌ国際映画祭にてお披露目予定の作品です。追記しました。
『ソルフェリーノの戦い』『ヴィクトリア』のジュスティーヌ・トリエ監督がメガホンをとり、サンドラ・フラー、ジェニー・べス、スワン・アルロー、サミュエル・タイスなどが出演します。
And
監督:ヨルゴス・ランティモス(代表作『女王陛下のお気に入り』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』『ロブスター』『籠の中の乙女』)
出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、ホン・チャウ
ヨルゴス・ランティモス監督の最新作。今年は彼の最新作として『Poor Things』も控えており、おそらく『And』の公開は2024年になるかと思いますが、念のためあげておきます。
出演はエマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、ホン・チャウなど。
Ant-Man and the Wasp: Quantumania『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
監督:ペイトン・リード(代表作『チアーズ!』『イエスマン “YES”は人生のパスワード』『アントマン』シリーズ)
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ミシェル・ファイファー、マイケル・ダグラス
MCUの中でも人気の高い、『アントマン』『アントマン&ワスプ』に続く作品です。今後のMCUにとっても大事になってくる悪役である征服者カーンが登場します。
本作でお馴染みのポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、ミシェル・ファイファー、マイケル・ダグラスはもちろん、今注目の若手キャスリン・ニュートンや、演技力に定評があり今回物語の鍵を握るカーンを演じるジョナサン・メジャースなど、豪華俳優陣が揃っています。(追記:ジョナサン・メジャースが逮捕されたとの記事が。まだまだ情報を読みきれていませんが、これは大きく影響を与えそうです。)
Aquaman and the Lost Kingdom
監督:ジェームズ・ワン(代表作『ソウ』『インシディアス』『死霊館』『アクアマン』『マリグナント 狂暴な悪夢』)
出演:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、パトリック・ウィルソン、ドルフ・ラングレン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
DCの『アクアマン』の新作です。古代のパワーが解き放たれ、全世界破滅の危機が...。アクアマン最大の危機が待ち受けているようで、驚きの展開もあるのだとか。
引き続きホラー映画の巨匠ジェームズ・ワンがメガホンをとり、ジェイソン・モモアはじめスターが多数出演。今後のDCの行先はいかに。
Are You There God? It's Me, Margaret.
監督:ケリー・フレモン・クレイグ(代表作『スウィート17モンスター』)
出演:アビー・ライダー・フォートソン、レイチェル・マクアダムス、キャシー・ベイツ
追記。3世代の母と娘を描いた物語。青春のあれこれが描かれており、非常に懐かしくほっこりするような作品になっているよう。
すでにアメリカにて高評価を獲得。今年を代表する青春ムービーになっています。なんてったって監督は『スウィート17モンスター』のケリー・フレモン・クレイグ監督。レイチェル・マクアダムスの演技を中心に、演技パフォーマンスの評判も上々です。
Asteroid City
監督:ウェス・アンダーソン(代表作『ムーンライズ・キングダム』『グランド・ブダペスト・ホテル』『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』)
出演:スカーレット・ヨハンソン、マーゴット・ロビー、トム・ハンクス、ティルダ・スウィントン、ビル・マーレイ
映画ファンでなくとも知っている人が多いであろうファンの多いウェス・アンダーソンの新作で、あまり情報は出ていませんが「ロマンス・ストーリー」になる様子。
また、今回もいつも以上に豪華キャストが集結している様子。ウェス・アンダーソンは多くの人を惹きつける映像感覚を持つ監督なので、そこも注目したいなと思います。『フレンチ・ディスパッチ』はオスカーではシャットアウト。今回こそは...?
Back to Black
監督:サム・テイラー=ウッド(代表作『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』)
出演:マリサ・アベーラ、ジャック・オコンネル、レスリー・マンヴィル
27歳の若さでこの世をさったエイミー・ワインハウスについて描いた作品です。
主役のエイミー・ワインハウスを演じるのはマリサ・アベーラ。監督は、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラー=ウッドです。
Barbie『バービー』
監督:グレタ・ガーウィグ(代表作『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』)
出演:マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、シム・リウ
着せ替え人形バービーを題材とした作品で、バービーをマーゴット・ロビー、ケンをライアン・ゴズリングが演じます。美術や衣装デザインも注目です。
『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で連続でヒットを放ち、女優だけでなく監督しての才能を世に知らしめたグレタ・ガーウィグ監督の期待作。バービーに着目するという面白い発想と、グレタ・ガーウィグの脚本力がどうマッチするか、とても楽しみな一作です。
Beau is Afraid
監督:アリ・アスター(代表作『ヘレディタリー 継承』『ミッドサマー』)
出演:ホアキン・フェニックス
『ミッドサマー』で話題となったアリ・アスター監督。今回は、史上最も成功した起業家の、数々の出来事を描いたホラー作品になるようです。予告からもその独特で不穏な世界観が繰り広げられているのが垣間見れます。
そんな作品で主演を務めるのは『ジョーカー』でのオスカー受賞も記憶に新しいホアキン・フェニックス。心温まる役柄から、悪役、うちに狂気を秘めた役柄までなんでもこなす名優の演技にも注目したいです。
Beyond Utopia
監督:マドリン・ギャビン
サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門で観客賞を受賞したドキュメンタリー映画です。韓国に亡命した人々の道のりを隠しカメラで撮影したという本作は、高い評価を得ています。
ハラハラと涙が止まらない作品となっているようで、これが現実であることに息を飲むドキュメンタリーとなっているようです。
The Bikeriders
監督:ジェフ・ニコルズ(代表作『テイク・シェルター』『MUD -マッド-』『ラビング 愛という名前のふたり』)
出演:ジョディ・カマー、オースティン・バトラー、トム・ハーディー、マイケル・シャノン
注目している映画ファンも多いであろうジェフ・ニコルズ監督の最新作。1967年の同名著作が原作で、中西部のモーターサイクル・クラブを描いている作品だそう。
テレビドラマで注目されてから、その後映画でも『最後の決闘裁判』『フリー・ガイ』などに出演し話題を呼んだジョディ・カマーや、『エルヴィス』でオスカーに初ノミネートされたオースティン・バトラーが出演予定です。
Blitz
監督:スティーヴ・マックイーン(代表作『それでも夜は明ける』『ロスト・マネー 偽りの報酬』『SHAME -シェイム-』『HUNGER ハンガー』)
出演:シアーシャ・ローアン、ハリス・ディキンソン、スティーヴン・グレアム
『それでも夜は明ける』で作品賞を獲得したスティーヴ・マックイーン監督の最新作です。第二次世界大戦を舞台とした歴史ドラマとなるようです。
オスカー常連であるシアーシャ・ローナンや、『逆転のトライアングル』のハリス・ディキンソン、『ボイリング・ポイント 沸騰』『マチルダ・ザ・ミュージカル』のスティーヴン・グレアムが出演予定です。
The Book of Clarence
監督:ジェイムズ・サミュエル(代表作『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』)
出演:ラキース・スタンフィールド、オマール・シー、ベネディクト・カンバーバッチ
『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』の監督の最新作で、西暦 29 年を舞台に、クラレンスという名の男を描いた、壮大なスケールの物語です。
『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』でオスカーノミネーションを勝ち取ったラキース・スタンフィールド、『最強のふたり』のオマール・シー、そしてベネディクト・カンバーバッチなど、豪華な出演陣も見所です。
Boston Strangler『ボストン・キラー 消えた絞殺魔』
監督:マット・ラスキン
出演:キーラ・ナイトレイ、キャリー・クーン、クリス・クーパー
1960年代初頭のボストンで発生した事件をもとに作られたサスペンス映画です。現在日本ではDisney+にて配信中です。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『つぐない』『プライドと偏見』『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイが主演を務めます。
Bottoms
監督:エマ・セリグマン(代表作『Shiva Baby』)
主演:レイチェル・セノット、アイオウ・エディバリー
ティーンのちょっと過激なコメディ映画。二人の高校生がある目的のためにFight Clubを結成する様子を描いた作品だそうです。
『Shiva Baby』で大きく注目を集めた、エマ・セリグマン監督の最新作です。
The Boys in the Boat
監督:ジョージ・クルーニー(代表作『コンフェッション』『グッドナイト&グッドラック』『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』『ミッドナイト・スカイ』『僕を育ててくれたテンダー・バー』)
出演:カラム・ターナー、ジョエル・エドガートン
ベストセラの映画化。1936年ベルリンオリンピックのボート競技にて、ワシントン大学のチームが金メダルをとった過程を描く物語だそう。
監督は『グッドナイト&グッドラック』が高く評価されたジョージ・クルーニー。俳優としても監督としても名を馳せた彼だが、最近はあまり賞レースには絡まず。今作の行方はいかに。主演は『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどで注目の若手カラム・ターナーが務めます。
Caste
監督:エイヴァ・デュヴァーネイ(代表作『グローリー 明日への行進』『13th -憲法修正第13条』)
出演:アーンジャニュー・エリス
ニューヨーク・タイムズ紙のノンフィクションをもとに映画化される一本。年代順にアメリカの深くに根付いた階層社会を紐解く作品です。
監督は『グローリー 明日への行進』が作品賞候補になった他、ドキュメンタリー映画『13th -憲法修正第13条』もオスカー長編ドキュメンタリー賞候補になったエイヴァ・デュヴァーネイ監督。主演は『ドリームプラン』のアーンジャニュー・エリスです。
Challengers
監督:ルカ・グァダニーノ(代表作『君の名前で僕を呼んで』『ボーンズ アンド オール』『サスペリア』『ミラノ、愛に生きる』)
主演:ゼンデイヤ、マイク・ファイスト、ジョシュ・オコナー
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督の最新作は、テニスをテーマにした恋愛ドラマだそう。三角関係を描いたロマンティックな物語になるようです。
今大注目のゼンデイヤや、『ウエスト・サイド・ストーリー』で注目されたマイク・ファイスト、『ゴッズ・オウン・カントリー』のジョシュ・オコナーが出演予定です。
Chevalier
監督:スティーヴン・ウィリアムズ
出演:ケルヴィン・ハリソン・jr
ミュージシャンであるジョセフ・ボローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュの人生に基づいた伝記映画です。
スティーブン ウィリアムズ監督、脚本はステファニー ロビンソンが担当。主演を務めるのは、今大きく注目を集めている若手俳優、ケルヴィン・ハリソン・jrが演じます。演技賞や美術賞、衣装デザイン賞などで注目を集めるかもしれません。
Civil War
監督:アレックス・ガーランド(代表作『エクス・マキナ』『アナイアレイション -全滅領域-』『MEN 同じ顔の男たち』)
出演:キルスティン・ダンスト
この作品は、近未来のアメリカを舞台としたアクション映画です。
もともと脚本家で、監督しても『エクス・マキナ』『アナイアレイション -全滅領域-』で高い評価を勝ち取り、『MEN 同じ顔の男たち』でも様々な議論が飛び交ったアレックス・ガーランドが監督を務めます。
Close Your Eyes
監督:ビクトル・エリセ(代表作『ミツバチのささやき』『マルメロの陽光』)
ある作品の撮影中に謎の失踪を遂げた俳優をめぐる物語。カンヌ国際映画祭にてお披露目予定です。
監督は『ミツバチのささやき』で知られているビクトル・エリセ。とても久々の長編映画となります。
Club Zero
監督:ジェシカ・ハウスナー(代表作『リトル・ジョー』『ルルドの泉で』)
出演:ミア・ワシコウスカ
こちらも追記。カンヌ国際映画祭でお披露目予定の作品。ある教師が生徒達と絆を築いていく様子を描きながら、驚きの展開を迎えて行くスリラーとのこと。
主演は『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズ以降、『キッズ・オールライト』『ジェーン・エア』『クリムゾン・ピーク』など着実にキャリアを積んでいるミア・ワシコウスカが務めます。
Cobweb
監督:キム・ジウン(代表作『箪笥』『甘い人生』『悪魔を見た』『ラストスタンド』)
出演:ソン・ガンホ
追記です。カンヌ国際映画祭にてお披露目予定の作品です。
監督は、『箪笥』などで日本でも知られるキム・ジウン。韓国の名俳優ソン・ガンホが出演しています。
Cocaine Bear
監督:エリザベス・バンクス(代表作『チャーリーズ・エンジェル (2019)』『ピッチ・パーフェクト2』)
出演:ケリー・ラッセル
アメリカでは2023年2月にすでに公開された一作。オスカーでもクマの着ぐるみが暴れていましたよね。簡単に言うと、薬物によってハイになった熊による騒動を描いた作品。
監督はエリザベス・バンクスが担当。評価はそこそこにとどまっており、オスカーは難しいかと思いますが、日本でも話題になりそうな作品です。
The Collaboration
監督:クワミ・ケイ・アルマー
出演:ポール・ベタニー、ジェレミー・ポープ、ダニエル・ブリュール
2人の対照的なアーティスト、アンディ・ウォーホルとジャン=ミシェル・バスキアの物語。80年代のニューヨークで成功を収めた二人組を描いています。
監督はクワミ・ケイ・アルマー。そしてキャストがとても豪華。MCUのヴィジョンでおなじみのポール・ベタニー、『The Inspect』で絶賛に次ぐ絶賛を勝ち取った若手ジェレミー・ポープ、『西部戦線異状なし』にも出演していたダニエル・ブリュールが出演しています。
The Color Purple
監督:ブリッツ・バザウレ(代表作『コジョーの埋葬』)
出演:ファンテイジア・バリーノ、コールマン・ドミンゴ、タラジ・P・ヘンソン
スピルバーグが1985年に映画化しオスカーに11ノミネート、またミュージカルとして舞台化もされたアリス・ウォーカーの小説が原作。今回はミュージカル版を映画化。ジョージアの小さい町である女性の人生を描いた物語です。
監督のブリッツ・バザウレはラッパーで、『コジョーの埋葬』で監督を務めた他、ビヨンセの『Black Is King』にも参加しております。『ビール・ストリートの恋人たち』『Zola ゾラ』『マ・レイニーのブラックボトム』のコールマン・ドミンゴや、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でオスカー候補にあがり『ドリーム』でも主演を務めたタラジ・P・ヘンソンなどが出演しています。
The Count
監督:パブロ・ラライン(代表作『スペンサー ダイアナの決意』『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』『NO』)
250年を生き、年老いた吸血鬼を描いた作品。まだ情報が少ない一作です。
パブロ・ララインが『スペンサー ダイアナの決意』『ジャッキー ファーストレディ 最後の使命』にて二度とも主演女優賞候補に送り出した後、再びスペインにて映画を撮った本作。外国語映画賞などで有力かもしれませんが、オスカー受けしない独特な作風がどう影響するか、注目です。
Coup de Chance
監督:ウディ・アレン(代表作『アニー・ホール』『インテリア』『マンハッタン』『ハンナとその姉妹』『夫たち、妻たち』『ブロードウェイと銃弾』『マッチポイント』『それでも恋するバルセロナ』『ミッドナイト・イン・パリ』『ブルージャスミン』)
出演:ルー・ドゥ・ラージュ、ニールス・シュナイダー
フランス・アメリカによるスリラー映画です。
ルー・ドゥ・ラージュ、ニールス・シュナイダーが出演しています。
The Covenant
監督:ガイ・リッチー(代表作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』『コードネーム U.N.C.L.E.』『アラジン (実写)』『ジェントルメン』『キャッシュトラック』)
出演:ジェイク・ジレンホール
アメリカ・スペイン・イギリス合作のアクションスリラー映画です。
オスカーとは意外と縁がないガイ・リッチー監督がメガホンをとり、主演はジェイク・ジレンホールが務めます。
The Creator
監督:ギャレス・エドワーズ(代表作『GODZILLA ゴジラ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、ジェマ・チャン、渡辺謙、スタージル・シンプソン、アリソン・ジャネイ
人類と人工知能による戦争が勃発。妻が失踪した元特殊部隊の主人公が、人類の存亡の鍵を握る高度AIの設計者「ザ・クリエイター」を追い詰めるために奮闘する様子が描かれます。
『GODZILLA ゴジラ』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズ監督がメガホンを取ります。そして、ジョン・デヴィッド・ワシントンが主演を務めます。
Creed Ⅲ『クリード 過去の逆襲』
監督:マイケル・B・ジョーダン
出演:マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャース
大人気シリーズ『クリード』の最新作です。主人公の幼馴染デイミアンは、主人公のせいで刑務所生活。その復讐のため、彼のキャリアを奪おうとデイミアンが立ちはだかります。
一作目はライアン・クーグラー、二作目はスティーヴン・ケイプル・ジュニア、そして本作は主演のマイケル・B・ジョーダン自身が監督として参加しています。すでに評価も高く、期待が高まります。
The Deepest Breath
監督:ローラ・マクガン
フリーダイビングをテーマにしたドキュメンタリーであり、Netflixが配給権を獲得しています。
サンダンス映画祭にて高評価を得ているドキュメンタリーで、長編ドキュメンタリー賞への候補入りもあるかもしれません。
Drive-Away Dolls
監督:イーサン・コーエン(代表作『ノーカントリー』『シリアスマン』『トゥルー・グリット』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』『ヘイル、シーザー!』『バスターのバラード』)
出演:マーガレット・クアリー、ジェラルディン・ヴィスワナサン、ペドロ・パスカル、ビーニー・フェルドスタイン、マット・デイモン
タイトル発表があったため、追記です。恋人と別れたばっかり自由奔放なジェイミーと、友人マリアンのロードムービー。犯罪集団と出会うことで、予期せぬ事態に巻き込まれていく様子を描いたコメディです。
監督はコーエン兄弟のイーサン・コーエン。『ノーカントリー』の監督としてだけでなく、脚本家として兄ジョエル・コーエンの『ブラッド・シンプル』『赤ちゃん泥棒』『ファーゴ』『ビッグ・リボウスキ』『オー・ブラザー!』『バーバー』『マクベス』などに関わってきたイーサン・コーエンの最新作ということで期待が高まります。
Dumb Money
監督:クレイグ・ガレスピー(代表作『クルエラ』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『ラースと、その彼女』)
出演:ポール・ダノ、セバスチャン・スタン、セス・ローゲン、ピート・デイヴィッドソン
所謂2021年のGameStop株騒動を題材としており、早くも映画化。
『クルエラ』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ガレスピーがメガホンをとるとのことで、おそらくこの題材にもぴったし。ポール・ダノが出演。ポール・ダノ、セバスチャン・スタン、セス・ローゲン、ピート・デイヴィッドソン出演。