早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part3
皆さんこんにちは!
第96回アカデミー賞にて注目されそうな作品Part3です。
いつもの通り駄文を並べていますが、作品収集数には自信があるので、引き続き参考にしてもらえればと思います。今年公開できなさそうな作品もありますが...。
それではPart3も元気よく、行ってみよう!
- 早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part3
- Knock at the Cabin『ノック 終末の訪問者』
- Kraven the Hunter
- Kubi『首』
- La Chimera
- Last Summer
- The Last Voyage of the Demeter
- Leave the World Behind
- Lee
- The Little Mermaid『リトル・マーメイド』
- A Little Prayer
- Long Day’s Journey Into Night
- Love Lies Bleeding
- M3GAN『M3GAN ミーガン』
- Maestro
- Magazine Dreams
- Mamacruz
- The Marvels『マーベルズ』
- MaXXXine
- May December
- Megalopolis
- Migration
- Mission: Impossible: Dead Reckoning Part One『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』
- Mob Girl
- Monster『怪物』
- My Mother's Wedding
- Napoleon
- The New Boy
- Next Goal Wins『ネクスト・ゴール・ウィンズ』
- The Nickel Boys
- Nightbitch
- Nimona
- Nosferatu
- Nyad
- The Old Oak
- Operation Fortune: Ruse de guerre
- Oppenheimer
- The Outrun
- The Palace
Knock at the Cabin『ノック 終末の訪問者』
監督:M・ナイト・シャマラン(代表作『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』『ヴィジット』『スプリット』『ミスター・ガラス』『オールド』)
出演:ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、クリステン・クイ、デイヴ・バウティスタ、ニキ・アムカ=バード、アビー・クイン、ルパート・グリント
森の中のキャビンにやってきたある家族が、4人組に襲われる。「世界の終末に関わる選択」を迫る彼らの正体は...。
ファンも多いM・ナイト・シャマラン監督の最新作。「ハミルトン」や「アナ雪」で有名なジョナサン・グロフや、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウティスタをはじめ、ベン・オルドリッジ、クリステン・クイ、ニキ・アムカ=バード、アビー・クイン、そして『ハリー・ポッター』シリーズのルパート・グリントらが出演。
Kraven the Hunter
監督:J・C・チャンダー(代表作『マージン・コール』『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』)
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン、アリアナ・デボーズ
スパイダーマンシリーズなどに出てくるマーヴェルのヴィラン、クレイヴン・ザ・ハンターを実写映画化した物語。
監督は任せて安心J・C・チャンダー監督。『ノクターナル・アニマルズ』のアーロン・テイラー=ジョンソンと、『ウエスト・サイド・ストーリー』でオスカーを獲得したアリアナ・デボーズが出演。
Kubi『首』
監督:北野武(代表作『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『キッズ・リターン』『HANA-BI』『座頭市』『アウトレイジ』)
出演:北野武、西島秀俊、加瀬亮、浅野忠信、大森南朋、中村獅童
カンヌ国際映画祭にてお披露目が決まっている一作で、“本能寺の変”をテーマに様々な人物の運命が描かる作品だそう。
北野武監督が主演と監督を務め、西島秀俊、加瀬亮、浅野忠信、大森南朋、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳など豪華キャストが集結。
La Chimera
監督:アリーチェ・ロルヴァケル(代表作『幸福なラザロ』『無垢の瞳(短編)』)
出演:ジョシュ・オコナー、イザベラ・ロッセリーニ
カンヌ国際映画祭にてコンペティション部門に選べれている一作。前回のオスカーで短編『無垢の瞳』がオスカー候補となったアリーチェ・ロルヴァケル監督の作品。
最近大活躍中のジョシュ・オコナーと、名優イザベラ・ロッセリーニなどが出演しています。
Last Summer
監督:カトリーヌ・ブレイヤ(代表作『ロマンスX』)
出演:レア・ドリュッケール
カンヌ国際映画祭にてお披露目が決定したエロティックドラマということで、監督は『ロマンスX』のカトリーヌ・ブレイヤです。
『CLOSE クロース』にも出演しているレア・ドリュッケールが出演しています。
The Last Voyage of the Demeter
監督:アンドレ・ウーヴレダル(代表作『ジェーン・ドウの解剖』『スケアリーストーリーズ 怖い本』)
声の出演:コーリー・ホーキンズ、アシュリン・フランシオーシ、リアム・カニンガム、デヴィッド・ダストマルチャン、ハビエル・ボテット、ウディ・ノーマン
『ジェーン・ドウの解剖』『スケアリーストーリーズ 怖い本』などで知る人ぞ知る監督、アンドレ・ウーヴレダルの最新作。
『イン・ザ・ハイツ』のコーリー・ホーキンズや、ヒット作にも多く出演しているデヴィッド・ダストマルチャン、『カモン カモン』で堂々の演技を披露したウディ・ノーマンが出演します。
Leave the World Behind
監督:サム・エスメイル(代表作『COMET コメット』)
出演:ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク、ケヴィン・ベーコン
舞台はニューヨーク州ロングアイランド島。とある別荘で、インターネットやテレビが使えなくなってしまう環境下での人々を描いた作品だそうです。原作は、オバマ元米大統領のお気に入り作品にも選出されています。
主演はジュリア・ロバーツ。マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク、ケヴィン・ベーコンと大スターが集結しています。
Lee
監督:エレン・クラス(代表作『The Betrayal – Nerakhoon』)
出演:ケイト・ウィンスレット、アンディ・サムバーグ、マリオン・コティヤール、アレクサンダー・スカルスガルド、アンドレア・ライズボロー、ジョシュ・オコナー
モデルから記者へ転身しナチスドイツの真実を暴こうとしたリー・ミラーの伝記映画。撮影監督として数々の名作を生み、ドキュメンタリー『The Betrayal – Nerakhoon』がオスカー候補にもあがったエレン・クラス監督が今回は監督を務めます。
ケイト・ウィンスレット、アンドレア・ライズボロー、マリオン・コティヤールなど豪華なキャストが出演予定。
The Little Mermaid『リトル・マーメイド』
監督:ロブ・マーシャル(代表作『シカゴ』『SAYURI』『NINE』『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』『イントゥ・ザ・ウッズ』『メリー・ポピンズ リターンズ』)
出演: ハリー・ベイリー、メリッサ・マッカーシー、ジョナ・ハウアー=キング、ハビエル・バルデム、ジェイコブ・トレンブレイ、オークワフィナ、ダヴィード・ディグス
あの大人気の傑作ディズニー映画『リトル・マーメイド』の実写映画。新たな黄金時代を築いた『リトル・マーメイド』をどう実写化するのか。アニメーションにはないシーンもあるようでとても楽しみ。
監督は『シカゴ』『メリー・ポピンズ リターンズ』のロブ・マーシャル。主演は美しい歌声の持ち主ハリー・ベイリーが務めます。
A Little Prayer
監督:アンガス・マクラクラン
出演:デヴィッド・ストラザーン、ジェーン・レヴィ、セリア・ウェストン
サンダンス映画祭にて公開された一本。エイミー・アダムスがスターになるきっかけとなった『Junebug』などの脚本家としても有名なアンガス・マクラクランが監督を務めます。
オスカーノミネート経験のあるデヴィッド・ストラザーンのほか、ジェーン・レヴィ、セリア・ウェストンなどが出演。
Long Day’s Journey Into Night
監督:ジョナサン・ケント
ジョナサン・ケントという監督の作品。
オスカーを二度受賞しているジェシカ・ラングの主演女優賞候補も噂されており、演技賞中心に賞レースを盛り上げる可能性を囁かれています。
Love Lies Bleeding
監督:ローズ・グラス(代表作『セインド・モード 狂信』)
出演:クリステン・スチュワート、デイヴ・フランコ、エド・ハリス
A24が送る、エゴ、欲望、夢に翻弄される恋愛を描いたロマンチックスリラーとなるようです。監督はホラー映画『セイント・モード 狂信』が数々の映画賞を受賞したローズ・グラスが務めます。
『スペンサー ダイアナの決意』ついに初アカデミー賞主演女優賞ノミネートされたクリステン・スチュワートが主演を務めます。
M3GAN『M3GAN ミーガン』
監督:ジェラード・ジョンストーン
出演:アリソン・ウィリアムズ、ヴァイオレット・マッグロウ、ロニー・チェン
子供とその親を助けるために作られたAI人形「ミーガン」。両親を失ったケネディの元にそのミーガンがやってくる。「ケイディを守るように」プログラムされたミーガンが徐々に暴走を始める...。
製作としてジェームズ・ワンが参加し、話題も沸騰中の本作。アリソン・ウィリアムズなどが出演しています。日本公開は2023年6月9日の予定。
Maestro
監督:ブラッドリー・クーパー(代表作『アリー スター誕生』)
出演:ブラッドリー・クーパー、キャリー・マリガン、ジェレミー・ストロング、マヤ・ホーク
指揮者で知られるレナード・バーンスタインの伝記映画。『アリー スター誕生』で監督としても高い評価を得たブラッドリー・クーパーの最新作です。
ブラッドリー・クーパーの他に、キャリー・マリガン、ジェレミー・ストロング、マヤ・ホークが出演。テスト試写では評価はそこそことの噂...。Netflix配給。
Magazine Dreams
監督:イライジャ・バイナム(代表作『HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ』)
出演:ジョナサン・メジャース、ヘイリー・ベネット
アマチュアのボディビルダーの主人公は、マガジンに乗ることを夢見る一人の男だが、社交性に欠けトラブルばかり起こしていた。そんな中で彼は少しづつ暗い影を落としていく...。
サンダンス映画祭で演技を中心に良い評判が聞こえていた一作。ただし、ジョナサン・メジャースの逮捕の一件もあり、どうなることか。
Mamacruz
監督:パトリシア・オルテガ
主演:キティ・マンべル
主人公の年配の女性が、長年忘れていた欲望や性への目覚めを思い出す、といった内容のコメディドラマとのこと。サンダンス映画祭でお披露目された一本です。
監督はパトリシア・オルテガ、主演はキティ・マンべルが務めます。
The Marvels『マーベルズ』
監督:ニア・ダコスタ(代表作『キャンディマン』)
出演:ブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ヴェラーニ、サミュエル・L・ジャクソン
『キャプテン・マーベル』の続編となる本作。ブリー・ラーソン演じるキャプテン・マーベルと、前作や「ワンダヴィジョン」にも登場したテヨナ・パリス演じるモニカ・ランボー、そして「ミズ・マーベル」シリーズのイマン・ヴェラーニ演じるミズ・マーベルが集結。
『キャンディマン』のニア・ダコスタ監督の最新作でもあり、ブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ヴェラーニ、サミュエル・L・ジャクソンなどキャストも豪華です。
MaXXXine
監督:タイ・ウェスト(代表作『X エックス』『Pearl』)
出演:ミア・ゴス、エリザベス・デビッキ
X トリロジーということで、『X エックス』、そしてその前日譚『Pearl』に続く新作。引き続きタイ・ウェストが監督を務めます。
主演も引き続きミア・ゴス。また『TENET テネット』のエリザベス・デビッキも出演予定だそうです。
May December
監督:トッド・ヘインズ(代表作『キャロル』『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』『ベルベット・ゴールドマイン』『ワンダーストラック』『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』)
出演:ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトン
ジュリアン・ムーア演じる女性が23歳年下の相手と結婚。20年後この話が映画化されることになり、ナタリー・ポートマン演じる女優が主人公を演じるためジュリアンに話を聞く...という話。
映画ファン以外にもファンが多いと思われる『キャロル』を手がけたトッド・ヘインズ監督の最新作。ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーア、チャールズ・メルトンらの演技賞にも注目が集まります。
Megalopolis
監督:フランシス・フォード・コッポラ(代表作『ゴッドファーザー』『カンバセーション…盗聴…』『ゴッドファーザー PART II』『地獄の黙示録』『アウトサイダー』『ペギー・スーの結婚』『ゴッドファーザー PART III』)
出演:アダム・ドライバー、フォレスト・ウィテカー、ローレンス・フィッシュバーン、ジョン・ヴォイト、ナタリー・エマニュエル
記事などによると、破滅的な災害に見舞われたニューヨークを、再建しようとする建築家を描いた物語とのこと。巨匠フランシス・フォード・コッポラが長年着手したいと思っていたプロジェクトとのことで、今年公開は間に合わないかもしれませんが、期待を込めてリストに入れました。
今や一番信頼できる俳優であるアダム・ドライバーをはじめ、オスカー受賞俳優フォレスト・ウィテカーや、長年映画界をさせてきたレジェント達、ローレンス・フィッシュバーン、ジョン・ヴォイトなどが出演予定です。
Migration
監督:バンジャマン・レネール
声の出演:クメイル・ナンジアニ
『ミニオンズ』シリーズや最近では『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が大ヒットしたイルミネーションの最新作。過保護な父親が率いるカモの家族のバケーションを描いた作品です。
イルミネーションの映画は非常に興行的に成功する例が多いですが、意外と評価は毎回芳しくないものが多い印象。アニメーション賞の候補になれるか。
Mission: Impossible: Dead Reckoning Part One『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』
監督:クリストファー・マッカリー(代表作『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』『ミッション:インポッシブル フォールアウト』『アウトロー』)
出演:トム・クルーズ、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴァネッサ・カービー、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、シェー・ウィガム、イーサイ・モラレス、ヘンリー・ツェニー
イーサンが帰ってくる!『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作、今回はPART ONEです。
すでにシリーズを担当したことがあるクリストファー・マッカリー監督は『ユージュアル・サスペクツ』の脚本を担当した経歴もあり。役者陣も、トム・クルーズ、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンなど始め、ヴァネッサ・カービーなども参戦。『トップガン マーヴェリック』に続けるか。
Mob Girl
監督:パオロ・ソレンティーノ(代表作『グレート・ビューティー 追憶のローマ』『グランドフィナーレ』『The Hand of God』)
出演:ジェニファー・ローレンス
マフィアの妻から警察の情報提供者となった実在の女性を描いた作品だそうです。
『グレート・ビューティー 追憶のローマ』『The Hand of God』などでオスカーを含む様々な映画賞を盛り上げたパオロ・ソレンティーノの監督作。ジェニファー・ローレンス主演。
Monster『怪物』
監督:是枝裕和(代表作『ベイビー・ブローカー』『真実』『万引き家族』『三度目の殺人』『海街diary』『そして父になる』『誰も知らない』)
出演:安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、角田晃広、中村獅童、田中裕子
単なる子供の喧嘩と思われたある事件から巻き起こる人間ドラマを描いた一作。
『万引き家族』でオスカーにノミネートされ、フランスや韓国でも映画をとった是枝監督最新作。カンヌの常連でもあり、今回もコンペティション部門に選ばれています。オスカーの主要部門に絡めるか、『ドライブ・マイ・カー』の濱口監督に続けるか。
My Mother's Wedding
出演:クリスティン・スコット・トーマス、スカーレット・ヨハンソン、シエナ・ミラー、フリーダ・ピントー
それぞれの人生を送ってきた、3人の姉妹が、母親の再婚の結婚式に参加するために実家に戻ってくる...。その中で起こる人間ドラマを描いた作品だそうです。
監督は、『フォー・ウェディング』『ミッション:インポッシブル』『イングリッシュ・ペイシェント』『モンタナの風に抱かれて』『ゴスフォード・パーク』『危険なプロット』などの作品に出演した大女優、クリスティン・スコット・トーマス。今回が初長編監督作とのこと。一体どんな作品なのか気になります。
Napoleon
監督:リドリー・スコット(代表作『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラック・レイン』『テルマ&ルイーズ』『グラディエーター』『ハンニバル』『ブラックホーク・ダウン』『マッチスティック・メン』『アメリカン・ギャングスター』『オデッセイ』『ゲティ家の身代金』『最後の決闘裁判』『ハウス・オブ・グッチ』)
出演:ホアキン・フェニックス、ヴァネッサ・カービー、タハール・ラヒム
ナポレオンの伝記映画。生い立ちや妻との愛憎が描かれるそうです。Apple TV+で配信予定の作品。
数々の傑作を生み出してきたリドリー・スコットの作品。ホアキン・フェニックス、ヴァネッサ・カービー、タハール・ラヒムなど大スターが共演しています。
The New Boy
監督:ワーウィック・ソーントン(代表作『スウィート・カントリー』)
出演:ケイト・ブランシェット
40年代のオーストラリアを舞台に、孤児の少年が、ケイト・ブランシェット演じる修道女が運営する修道院にやってきて...。
ケイト・ブランシェットの演技中心に、すでにBUZZが盛り上がっている一作です。
Next Goal Wins『ネクスト・ゴール・ウィンズ』
監督:タイカ・ワイティティ(代表作『ジョジョ・ラビット』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『ソー:ラブ&サンダー』)
出演:マイケル・ファスベンダー、エリザベス・モス
弱小サッカーチームの再建を描いた物語で、ドキュメンタリー映画にもなった実話を元にしている作品です。
『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督作、マイケル・ファスベンダー、エリザベス・モスなどが出演しています。コメディとハートの見事なコラボレーションを魅せてくれる監督ですが、今回は一体どんな作品になるのでしょうか。
The Nickel Boys
監督:RaMell Ross(代表作『Hale County This Morning, This Evening』)
出演:アーンジャニュー・エリス
同名のベストセラー小説「The Nickel Boys」の映画化です。
ドキュメンタリー映画『Hale County This Morning, This Evening』を監督したRamell Rossの作品です。オスカーノミネートされたアーンジャニュー・エリスが主演です。
Nightbitch
監督:マリエル・ヘラー(代表作『ある女流作家の罪と罰』『幸せへのまわり道』)
出演:エイミー・アダムス
主人公は育児に奮闘するアーティスト。彼女は徐々に自分が犬に近づいていると感じ始め...というあらすじだけでは想像がしづらい一本。
『ある女流作家の罪と罰』が大傑作だったマリエル・ヘラーの新作。エイミー・アダムスが主演を務めます。
Nimona
監督:トロイ・クアン、ニック・ブルーノ(代表作『スパイ in デンジャー』)
あるファンタジーの世界を舞台に、ミステリアスな少女ニモナと、ヴィランのバリスター・ブラックハート卿の二人が、悪の組織に挑む、というアニメーション映画だそう。
監督は、それぞれが多くの有名作品に携わり、監督としても『スパイ in デンジャー』で知られるトロイ・クアンとニック・ブルーノ。アニメーション賞候補にあがれるか注目です。
Nosferatu
監督:ロバート・エガース(代表作『ウィッチ』『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』)
出演:ビル・スカルスガルド、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ウィレム・デフォー
1922年の吸血鬼映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』を元に作られるホラー映画。
監督は『ウィッチ』『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』のロバート・エガース。ビル・スカルスガルド、ニコラス・ホルト、リリー=ローズ・デップ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ウィレム・デフォーとキャストが豪華。ロバート・エガースは独特な作品によりオスカーとはなかなか相性が悪いが、才能溢れる監督であることは間違いなし。とても楽しみな一作です。
Nyad
監督:エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン(代表作『フリーソロ』『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』)
53時間泳ぎ続けたアメリカの遠泳選手を描いた実話を元にした作品です。監督は傑作ドキュメンタリー『フリーソロ』『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』のエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン。後者は惜しくもノミネートなりませんでしたが、前者はオスカーでドキュメンタリー賞を受賞しています。
主演はアネット・ベニング。彼女のコーチをジョディ・フォスターが演じます。鉄壁の演技陣のため、もしかすると演技賞に絡むかもしれません。
The Old Oak
監督:ケン・ローチ(代表作『家族を想うとき』『わたしは、ダニエル・ブレイク』『麦の穂をゆらす風』『大地と自由』『リフ・ラフ』『ケス』)
出演:Chris McGlade、Dave Turner、Ebla Mari、Debbie Honeywood
カンヌ国際映画祭にて出品されるケン・ローチの新作です。財政難に陥っているパブを中心に、村にやってきた難民と、パブのオーナーが友情を築いていく様子を描いています。
長年にわたり映画を作り続け、強く社会の問題を発信してきたケン・ローチ監督。本作も楽しみです。
Operation Fortune: Ruse de guerre
監督:ガイ・リッチー(代表作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』『コードネーム U.N.C.L.E.』『アラジン (実写)』『ジェントルメン』『キャッシュトラック』)
出演:ジェイソン・ステイサム、オーブリー・プラザ、ヒュー・グラント
MI6工作員とCIAエージェントが、ある兵器技術販売を阻止するために奮闘する、といった物語のよう。
ガイ・リッチーの作品で、すでにアメリカでは公開。評価は微妙ではあるが、ガイ・リッチーファンにはたまらない作品となっていそうですし、ジェイソン・ステイサムとのコラボも楽しみの一つです。
Oppenheimer
監督:クリストファー・ノーラン(代表作『メメント』『インソムニア』『ダークナイト』『プレステージ』『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』『TENET テネット』)
出演:キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー
原爆の父と呼ばれたオッペンハイマーを描いた伝記映画。『メメント』『ダークナイト』『インセプション』のノーラン監督の新作ということで、おそらく普通の伝記映画ではないことは想像がつきます。
エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピューと豪華キャストが脇を固める中、主演を務めるのは人気俳優キリアン・マーフィー。ノーラン作品としては初めての演技賞候補を獲得するかもしれません。
The Outrun
監督:ノラ・フィングシャイト(代表作『消えない罪』)
出演:シアーシャ・ローナン
アルコール依存症のリハビリを終え、生まれ故郷に戻った主人公は、その地で自分の人生を振り返り再生していく、というお話。
ノラ・フィングシャイト監督とシアーシャ・ローナンがタッグを組みます。
The Palace
監督:ロマン・ポランスキー(代表作『ローズマリーの赤ちゃん』『チャイナタウン』『テス』『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』『おとなのけんか』『オフィサー・アンド・スパイ』)
出演:オリヴァー・マスッチ、ファニー・アルダン
『ローズマリーの赤ちゃん』『チャイナタウン』『テス』『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』『おとなのけんか』『オフィサー・アンド・スパイ』など有名作を多く手がけたロマン・ポランスキー監督最新作。
オリヴァー・マスッチ、ファニー・アルダンが出演予定です。