青い無人島の映画館

アカデミー賞を中心に映画を語っています。映画に興味のある方、アカデミー賞に興味のある方、ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

アカデミー賞予想の手引き

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はじめに

アカデミー賞に輝いた作品がその年で最も優れた作品とは限らない」

この事実は少しでもアカデミー賞について詳しければ、知っているかもしれません。

アカデミー賞において、投票するのはアカデミー会員(後述)。つまり人間。

100%客観的に映画の完成度をみるのは非常に難しいのです。

だからアカデミー作品賞とった作品が最も優れた作品というわけではないし、もっと言えばノミネートされなかったからといって駄作というわけでは全くないのです。

 

ではなぜアカデミー賞を追うのか。

それは、ハリウッドが、そして世界が今何を感じているのか、大きく反映している賞だからです。

そして、なんだかんだ腐っても世界最高峰の映画の賞だから。その価値のある長い歴史を持っているわけです。

 

そんな時代とともに刻まれてきたオスカーは、どのように予想するのでしょうか。

今日は私なりの方法をお伝えしようと思います。

前提

アカデミー会員とは

アカデミー会員は、ハリウッドに貢献する俳優、監督、プロデューサー、撮影監督...などなどからなります。

つまり、アカデミー賞映画を作るプロ達が同業者を選ぶという身内の賞です。

 

つい数年前に「白すぎるオスカー」が問題となり、アカデミー会員の構成を大きく変える改革が行われました。

具体的には、ほとんどが白人男性だったメンバーを見直し、有色人種や女性、若い人たちを次々と入れています。

今、オスカーが変わろうとしている理由とも言えるかもしれません。

エントリー条件

主要部門にエントリーするための条件としては(長編)、

「前年の1月〜12月にロサンゼルス地区で、1週間以上一般有料公開された40分以上の長編作品」

という条件があります。(その他細かい規定あり)

 

※ただし第93回アカデミー賞に関しては、コロナウイルスの影響を受け、配信等の劇場公開を諦めた作品も対象になるようです。

予想に重要な要素

前哨戦

アカデミー賞を予想する上で必要なものは、前哨戦結果です。

10,11月ごろから様々な映画賞が開催され、アカデミー賞が行われるまで様々な賞レースが展開されます。

今回は賞をいくつかに分類して紹介します。

映画祭

アカデミー賞と大きく性質が異なるものが各映画祭です。

条件を満たす映画全てを対象としているアカデミー賞とは異なり、映画祭は出品された映画の中から審査が行われます。

 

しかしながら与える影響は0ではなく、ここで注目された作品が賞レースに絡むことも多々あります。

有名どころの映画祭について説明していきます。

 

サンダンス映画祭・・・毎年1月ごろに行われる映画祭です。開催時期が年の初めということでやや不利ですが、ここで話題を呼んだ作品がうまくその熱を一般公開までキープできた場合、ノミネートされる可能性は大いにあります。リトル・ミス・サンシャイン』『プレシャス』『6才のボクが、大人になるまで。』『セッション』などがその例です。

 

ベルリン国際映画祭・・・毎年2月ごろに行われる映画祭です。基本はアカデミー賞との関連性は薄いとみて良いでしょう。(もちろんたまに絡むことはありますが)

 

カンヌ国際映画祭・・・毎年5月ごろに行われる映画祭です。長年、アカデミー賞とカンヌは大きく異なる部分が多かったのですが、どうやら両者の壁はなくなってきているように思います。というのも近年、パルム・ドールやグランプリの作品が次々とアカデミー賞に絡んでいるからです。万引き家族』『サウルの息子などの外国語映画賞をはじめとして『パラサイト 半地下の家族』『ブラック・クランズマン』『愛、アムール』『ツリー・オブ・ライフなど主要部門にも参戦する作品も多くなってきました。

 

ヴェネツィア国際映画祭・・・毎年8、9月ごろに行われる映画祭です。こちらもアカデミー賞にとって重要度を増しているような気がします。最高賞「金獅子賞」に選ばれた、シェイプ・オブ・ウォーター』『ROMA ローマ』『ジョーカー』などがその例です。

 

トロント国際映画祭・・・毎年9月ごろに行われる映画祭です。アカデミー賞を目指す多くの映画がこの映画祭に出品されるため、賞レース前の流れをみるのには最適の映画祭です。ノン・コンペティションの映画祭であるので、観客賞というのが代わりに設けられています。この観客賞とその次点(2作品)の計3作品が発表され、これらを中心に賞レースの流れを占うことができます。

批評家協会賞

賞レースの先陣を切って次々と発表される賞は、批評家協会による賞です。

その名の通り、批評家、つまり映画を観るプロ達による賞です。

 

多くの地域の批評家協会賞が存在し、ニューヨーク映画批評家協会賞、シカゴ映画批評家協会賞などが存在します。

 

その中でも最大の賞が、予想する上で重要な重要三賞の一つ、放送映画批評家協会(Critics' Choice Awards)です。

ゴールデン・グローブ賞

ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)による賞です。

つまり、外国人記者による賞なので、映画の観るプロでも作るプロでもない方々による賞です。

特徴としては、どちらかというと大衆よりで、スターを好む傾向にあります。また、外国人記者達なので、外国人にもある程度寛容な印象です。

 

アカデミー賞とは選ぶ人の性質が違い、また先述の通り良くも悪くも大衆よりなので、あまりアカデミー賞とは合致度は高くありません。

しかしながら大きな賞であることは間違いなく、アカデミー会員らの気持ちを揺さぶるには十分な間接的影響力を持つ賞と言えます。

そのため、予想屋としては重要三賞の一つとして認識されることが多いです。

(※「大衆受け」「批評家受け」っていう言葉、人それぞれ価値観が違う中では適切なのかと思う節もあるけれど、大きな視点から見るとやっぱり批評家に受ける作風とかっていうのはあるので、予想の際にはよく使う言葉です。)

組合賞

実際に映画を作るプロ達による賞(俳優、プロデューサー、監督...)です。

例えば、俳優が俳優を選ぶSAGや監督が監督を選ぶDGAなどが存在します。

つまり、アカデミー会員と被っている割合が高く、最も直接的影響力を持つ賞としてアカデミー賞予想屋からは最も注目されています。

 

具体的には、

全米製作者組合賞(PGA)(作品賞の参考になる賞)

全米俳優組合賞(SAG)

全米監督組合賞(DGA)

全米脚本家組合賞(WGA)

全米撮影監督組合賞(ASC)...などなど

が開催されています。

 

それぞれの部門の予想に最も参考になる賞です。

英国アカデミー賞

イギリスのアカデミー賞です。

基本的にイギリス映画や、イギリス人俳優らが強い傾向にあります。

 

影響力はそんなに大きくはない印象ですが、「オスカーでサプライズ候補」や「まさかの候補もれ」が起こるときは、英国アカデミー賞でその前兆が見られることも多々あります。

 

■まとめ■
<重要三賞>(作品賞の場合)
放送映画批評家協会賞・・・映画を観るプロによる賞
ゴールデン・グローブ賞・・・間接的影響あり
全米製作者組合賞・・・映画を作るプロによる賞、直接的影響力が大きい

オスカーの傾向

アカデミー賞には傾向というものがあり、受賞しやすいもの、そうでないものなどが存在します。

この傾向は年々変わっていくものなので(というかその時代その時代が影響してくるのはこの部分)、あくまでも参考程度にしながら予想を立てていきます。

有利な映画

完成度の高い作品が並ぶ中で、そこで受賞する作品の特徴とは?

 

これは一言では表現しづらいけれど、その年のテーマに沿った映画は評価されやすいです。

例えば、白すぎるオスカーが問題となった後は人種を取り扱った作品が評価されたり、女性がテーマの年には女性が主人公の映画が多く受賞したり...

とは言っても、そのテーマ扱えばノミネートされるなんて甘いものではないのですが笑

 

あとは、公開時期でしょうか。

先述の通り、1−12月の作品を対象としていますが、やっぱり年の初めや夏の映画より、10-12月あたりの年末に公開された作品の方がアカデミー賞にも近く、印象にも残っていますよね。

そういうこともあって、アカデミー賞狙いの作品は年末公開のものが多いのです。

もちろん例外もありますが...

不利な映画
  • 公開時期が早すぎるもの。(年始や夏公開映画)
  • 有色人種・女性を主人公としたもの。(最近は変わりつつありものの、ハリウッドはまだまだ白人男性社会)
  • 娯楽性が高いもの。ホラーやコメディー、アメコミやアクション映画など。
  • 小品すぎるもの。
  • 若い子が主人公の映画。(老会員は若い人をすぐには認めない傾向あり?)
  • アニメーションやドキュメンタリー(アニメーションで作品賞に候補入りしたのは、『美女と野獣』『カールじいさんの空飛ぶ家』『トイ・ストーリー3』のみ) 
  • 配信映画(今後変わる可能性は大いにあり)...etc.

例えば、ジム・キャリーアダム・サンドラーはどんなに良い演技しても冷遇され気味。(スティーヴ・カレルエディ・マーフィメリッサ・マッカーシーなどの例外あり)

若い俳優はノミネートされても即受賞することはあまりない。(子役がパッととることはたまにある。)

アニメーションなども、実車に比べるとやっぱり不利な要素が非常に強い。(長編アニメーション賞ができてから、よりそちらに票が流れてしまっている可能性)

などなど...

 

ただ、ブラックパンサーが『ダークナイト』や『LOGAN ローガン』、『ワンダーウーマン』でも成し遂げられなかった作品賞にノミネートされたり、有色人種の割合が増えてきたり、『パラサイト 半地下の家族』が外国語映画初の作品賞に輝いたりと、アカデミー賞は常に変わっています。

それもアカデミー賞の醍醐味なのかもしれません。

ノミネートしておきたい3部門

ノミネート発表後、作品賞受賞の予想に関しては以下の3つの賞にノミネートされているかにも注目します。

監督賞

作品は監督のものと言っても過言ではないほど監督というのは映画にとって大事。

それは当たり前のこととして、データとしても監督賞と作品賞が一致することが多いのも事実です。(今までで約70%の合致率)

ただし、ここ最近『グリーンブック』『ムーンライト』『スポットライト 世紀のスクープ』 などが監督賞を受賞せずに作品賞を受賞していて、一概には言えなくなってきました。

 

とは言え、作品賞受賞のためには監督賞に少なくともノミネートされることが必要だと考えられます。

今までの長い歴史で、監督賞のノミネートなしに作品賞を受賞した作品は、
『つばさ』(第一回)、『グランド・ホテル』(第5回)、『ドライビング Miss デイジー』(第62回)、『アルゴ』(第85回)、『グリーンブック』(第91回)

の5作品のみです。

脚本賞・脚色賞

作品のストーリー、つまり脚本の出来も作品賞を与えるのにおいて重要です。 

 

ちなみに、

脚本賞・・・オリジナル作品

脚色賞・・・原作などが存在するもの

です。

しかしこの分類は結構曖昧で、「えっ、なんで?」というのもたまに見かけます笑

編集賞

これはあまり知られていないことですが、編集賞へノミネートされることは作品賞受賞に関しては非常に重要なことです。

編集の仕方によって映画の与える印象がガラッと変わるのはもちろん、データから見ても編集賞にノミネートされずに作品賞をとることは非常に稀です。(必ずしも編集賞を受賞することは重要ではない。)

 

2000年代での例外はバードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のみです。

 

本命だった『ROMA ローマ』や『1917 命をかけた伝令』は編集賞候補から漏れ、最終的に作品賞を受賞することはできませんでした。

 

■まとめ■
作品賞のためにここだけは押さえておきたい!!!
監督賞脚本賞・脚色賞編集賞

最後に 

アカデミー賞は全てではない。

でも、しっかりその時代にアメリカ、世界が感じていることと照らし合わせていけば、オスカーが単なる賞ではないことはわかると思います。(そして結局アカデミー作品賞は歴史に名を刻まれますし)

アカデミー賞は噛めば噛むほど味わい深いものだと私は思います。

 

私はアカデミー賞を追いかけてから、一段と映画に詳しくなりました。

知識量で映画の好き嫌いが決まるなんて全く思ってはないけど、随分映画の見方が変わって成長したなと感じるのは確かです。

 

これが私のアカデミー賞予想の仕方(の一部)です。

ぜひ参考になればと思います。それではまた次回☆

2020年1〜3月に観た旧作映画

1〜3月にみた旧作映画を勝手にランキング

今回は1〜3月に家で観た旧作を面白かった順に紹介します。

このご時世、外に出るのが難しいので家で旧作をいくつか鑑賞しました。その数は25本。就職活動やら何やらで忙しかったからなぁ...(言い訳)。

そのうち、再鑑賞したものを除いたもの、つまり(恥ずかしながら)初めてみた映画を勝手にランキング形式で紹介します。

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ランキング

1.A Serious Man『シリアスマン

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これ観てなかったの、アカデミー賞予想屋失格レベル笑
第82回アカデミー作品賞ノミネート作、コーエン兄弟の作品です。

正直、宗教がらみの内容でもあるので理解に及ばない部分も多々あるんですけど、さすがはコーエン兄弟。そこは演出力で魅せてしまうからすごすぎる。
マイケル・スタールバーグのあの感じがなんとも言えない。

2.Phoenix『あの日のように抱きしめて』

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面白かったです。

うーん、こんなにわからないもんなのか?とかなんとか、色々と思ってしまった節はあるものの、全体を通して飽きずに鑑賞できました。

それにしても悲しいなぁ...。すごくこう結末が心にずしんとくるというか、なんというか(お客様の中に、語彙力のお医者様はいますかぁ〜?)。

3.The Past『ある過去の行方』

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アスガル・ファルハーディー監督といえば、『別離』『セールスマン』でしょうか。『別離』は特に大好きな作品。だけどこの映画はちょっとはまらなかったです...。

もちろん演出は一流だし演技も良かったんだけど、何かこうベレニス・べジョの演じる役柄にたまにイラっとするというか。うまく入り込めなかったです。

とは言っても完成度はある意味高くて、感心しました。

4.Hide and Seek『ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ』

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ホラー苦手なんですけどね、今回せっかくなので観ました。ちょっと私にとっては微妙でした...

もちろん伏線全部回収しろとは言わないけど、無意味に匂わせた行為や演出が多い気がしました。僕がうまく拾えてないせい?

演技はもちろん充実だけど、ちょっとそれには見合わなかったかな...。

 

2020年1-3月の新作についてはこちら↓↓↓

aoimujintoblueisland.hatenablog.com

2020年1〜3月に観た新作映画 Top10

1〜3月の新作映画を勝手にランキング

1〜3月に観た新作映画の個人的Top10をご紹介します。

この時期はアカデミー賞関連の作品が多く、ランキングも超メジャーな感じっぽくなってますが、悪しからず。(ちなみに作品賞候補のうち、『アイリッシュマン』『ジョーカー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は2019年に鑑賞しました。)

あと、感想はあくまで個人の意見ですし、結構時間経つとランキングが変動するたちの人間なので、さらっと流してください笑。(文章力が欲しい...)

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Top10

1.Parasite『パラサイト 半地下の家族』

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ポン・ジュノ監督作品の中では『母なる証明』一番好き...とか偉そうなことを言いながら、やっぱり『パラサイト 半地下の家族』も傑作でした。 

まずは、ポン・ジュノ監督らしく笑いとシリアスさ、怖さが見事に融合。とにかく編集と撮影が秀逸でテンポの良さが完璧でした。
特に前半のミッション・インポッシブルさながらのリズムの良さには、心が躍りましたねぇ...

あと特筆すべきなのが美術でしょうか。
寂しさの漂う主人公一家の住む家や町並みから、裕福層の町並みや家の美しさと言ったらもうそれはそれは芸の細かいこと。

俳優さんの演技もすごかった... 大胆なようで、心の機微の表現の繊細さは本当に素晴らしかったです。ソン・ガンホは相変わらずの素晴らしさ。

アカデミー作品賞受賞は本当に嬉しかったなぁ。

2.Jojo Rabbit『ジョジョ・ラビット』

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こんなに泣けるなんて...。正直予想外でした。この映画で僕が感心したポイントは2つ。

一つ目は、子供目線で描いたこと。
これはショーン・ベイカー監督の『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』でも感じたのですが、子供ってどんなシリアスなことでもわからないから遊びに変えてしまうんですよね。
だからそれを利用した思想のコントロールがより怖く見える。一方でお母さんは、決して子供に自分の考えを押し付けていなかった。そんな環境の中成長していくジョジョに涙腺を刺激されました。

二つ目は、ナチス側から描いたことでしょうか。
ほとんどのユダヤ系映画はユダヤ人目線などのものが多い中、あえてドイツの少年の目線で、しかもコメディで撮るというタイカ・ワイティティの挑戦だけでも拍手ものです。

いやぁ... 泣いた...。

3.Marriage Story『マリッジ・ストーリー』

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2019年内に観れなかったので、今年に入ってから鑑賞。『アイリッシュマン』と違って劇場で観れず、Netflixで観させていただきました。

それにしてもノア・バームバック監督は『イカとクジラ』以来のアカデミー賞ノミネート。お帰りなさい。

まず、脚本が賢いの一言。こんな私でもこの脚本が秀逸であることがわかる、素晴らしいストーリーテラーです、ノア・バームバックさんは。
離婚するってそんな単純なものじゃないんですね。だからこそ残酷。こんな単純そうで複雑なテーマをリアルに、そして繊細に魅せる脚本が素晴らしい。対立構造の描き方もそれを引き立たせます。

あと演技陣の素晴らしかったです。アダム・ドライヴァーはもちろん最高だったし、スカーレット・ヨハンソンが演技派として戻ってきてキャリアベストの賛辞を得たのは納得の最高の演技でした。
ローラ・ダーンアラン・アルダレイ・リオッタ、皆良い。 

4.Dolemite is My Name『ルディ・レイ・ムーア

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こちらも今年に入ってからNetflixで鑑賞。色々と明るい気分になるのでオススメです。

クレイグ・ブリュワーは『ハッスル&フロウ』の監督ということで信頼しているのだけど、今回もまた素晴らしい。
Dolemiteという作品を撮ったルディ・レイ・ムーアについてのお話なのだけど、思わず笑みが溢れてしまう映画。作品の緩急のつけ方もお見事。

ルディ・レイ・ムーアを演じたのは我らがエディ・マーフィ。体から溢れる活気が、どんな挫折や苦しみも決して暗くは映さないすごい(もちろんそんな彼も暗くなるときはあるのだけど)。
僕だけでしょうか...、この主人公を見ていると、なんでもできそうな勇気がふつふつと湧いてくるのは。

アカデミー賞で完全シャットアウト食らったのは本当に解せない...(アカデミー賞が全てではないけどもね。) 

5.Midsommar『ミッドサマー』 

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本当ね、嫌な気分になりましたよ...。

アリ・アスター監督といえば、『ヘレディタリー 継承』で強烈な長編映画デビューを果たしたけれども、最終的な結論としては『ミッドサマー』より『ヘレディタリー 継承』がやや好きだったかな?

とはいえ、この映画もこの3ヶ月に観た映画の中ではトップクラスに素晴らしかった。怖いというより気持ち悪くて不快、不安っていうのが正しいかも。まぁ超怖かったんですけどね。

何と言っても、主演のフローレンス・ピューがあり得ないほどよかったです。最近の注目すべき英国女優さんですけども、みる度に違った表情を見せる彼女に感服。

あとは撮影が美しかった。すごい綺麗な色使いが逆に不気味で、そこにポンっとグロい描写や恐ろしい描写が出てくるものだから、逆にその怖さが際立つ映像美でした。

それにしても、この映画を観て爽快感を得る人もいるようで、ある意味それがこの映画の素晴らしさにもつながっているのかも。 

6.Richard Jewell『リチャード・ジュエル』

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クリント・イーストウッド様はもうすぐ90歳。それなのにこんな映画を撮ってしまうなんて...
もはや年齢なんて関係ないのかな。

爆発物を発見したリチャード・ジュエルさんは一回は英雄になるものの、そのあと容疑者として冤罪をかけられ...という話なのですが、まぁこれが実話というもんだから恐ろしいのです。

これを観てふと自分はテレビのニュースで色々な事件を観ながらどんなことを言っていただろう、と考えていました。
これはどこにでも起こりうる話だなっと(怖い)。

主役のポール・ウォルター・ハウザーや母親のキャシー・ベイツサム・ロックウェルオリヴィア・ワイルド、、、皆素晴らしかったです。
特にポール・ウォルター・ハウザーの正義感溢れる感じとかすごくよかったです。『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』『ブラック・クランズマン』とかはイライラさせられたからなぁ...笑

7.1917『1917 命をかけた伝令』

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サム・メンデス監督だからこそのワンカット風戦争映画。緊張感がすごかった...

もちろんこれはワンカットじゃなくても傑作だったのかもしれませんが、個人的にはワンカットがあってこその『1917』だったなと。

戦争映画をワンカット風に撮るという試みがすごいのだけど、それを見事に成し遂げることが本当にお見事。戦争映画とワンカットの親和性抜群。

主演のジョージ・マッケイも完全に監督の期待に応えていて、素晴らしかった(上から目線な言い方笑)。
『はじまりへの旅』も良かったので、今後にも期待です。

作品賞は『パラサイト』に敗れてしまったけど、映画の価値は揺るぎません。
ただ実は期待しすぎてしまって、クリティカルヒット!!!とまではいかなかったというのが正直なところ...という自分勝手な気持ちにはなりました。(とはいっても7位だけど)

8.Ford v Ferrari『フォードvsフェラーリ

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正直、カーレースには全く興味がない僕ですが、これは大興奮の一本。

まずレースシーンが素晴らしい。
最強の撮影と、素晴らしいサウンドで、すごい没入感。カーレースファンになりそう笑。

それに、なんというかここで描かれている理不尽さとかイライラとかって、かなり現実にも多いことだと思うんです。つまり、これは単純に暑苦しいだけの愛と友情の物語じゃなくて(そういう側面も強いけど)、もっと生々しく現実的だなと。まぁ実話なのだから当たり前なのかもしれませんが。
私はまだ学生ですが、もうすぐ社会人ということで、ちょっと社会に出るのが不安になりました笑

マット・デイモンクリスチャン・ベールの相性も抜群で、まっtく飽きることなく観ることができました。

いろんな意味でアメリカ的な映画でした。

9.Judy『ジュディ 虹の彼方に』

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この間のアカデミー賞で主演女優賞を受賞したレネー・ゼルウィガー 。なるほどこれはアカデミー賞好みの演技。

内容はもちろん皆さんご存知、ジュディ・ガーランド様について。
基本、晩年の彼女について描いています。

波乱万丈な人生で有名なジュディ・ガーランド。彼女の娘は「母はハリウッドが大嫌いだった」と発言しているほど。
いやぁ、きらびやかな部分しか私たちは普段みれないから、こう改めて見ると並大抵じゃないですな...。

LGBTコミュニティのレインボーの旗は"Over the Rainbow"から来ているように、彼女はLGBTのシンボルにもなっていますが、この映画はそれにも触れています。

基本的には他の伝記映画と変わらない演出だと思うのですが、レネー・ゼルウィガーの演技・パフォーマンスとジュディ・ガーランドの人生の親和性が非常に素晴らしく、心に残りました。

10.Long Shot『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』

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単純に観て「良かった〜」って思えた映画。

よくみるロマコメのプロットに、今の視点からスパイスが加えられていて素晴らしいかったです。
単なるコメディで終わらない、深い味わいのある作品。
時々あっと言わせる脚本にも拍手。

もちろん観ている間はそんなに深く考えず、楽しくロマコメを堪能。
シャーリズ・セロンセス・ローゲン。これだけでも最高。
特にシャーリズ・セロンが好きでした。『モンスター』以降変身演技が多かったけど、このセロンもやっぱり素晴らしい。こんなの全人類が惹かれるに決まってるじゃないですか。

こういう作品を年の始めの方に観れたのは非常に良かったです。
楽しかったー。

その他印象に残った作品と、まとめ 

正直レ・ミゼラブルは8位くらいにしようと思ったんですが、今回は今後も愛して止まない映画になりそうなもの中心にピックアップ。まぁそれだけランキングは悩んだし、適当(?)です。申し訳ないです。

『マザーレス・ブルックリン』も好き。なんか謎に懐かしい雰囲気。やや長かった印象でしたが、もっとエドワード・ノートンが監督した作品みてみたいと思えました。

『スキャンダル』は特に今の時代にすごく重要な一本。ちょっとムカムカしちゃったけど笑。メイクアップがすごすぎる。

『アンカット・ダイヤモンド』は主人公がクズすぎて、最初は嫌いなタイプの映画かと思ったけど、面白かったです。自業自得って言葉が頭から離れなかったんですけどね。

他にも『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』は会話のテンポが素晴らしくよく練られている演出の連続だったし、ハスラーズ』のダイナミックさも最高。
『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』は映像が綺麗すぎて腰が抜けたし、ザ・ピーナッツバター・ファルコン』『グッドライアー 偽りのゲーム』あたりも色々と思うところはあったけど、印象深くて面白かったです。
邦画は全く詳しくないけど『37セカンズ』も良かったです。周りがやや一面的な部分があったかなとは思いましたが。

『キャッツ』は...
視覚効果は良いとして、このストーリーは映画には向いていないなとは思いました。テイラー・スウィフトを観に行ったようなものですが。

その他も色々な作品で様々な思いをさせていただきました(?)。
映画よ、ありがとう。これからもよろしくお願いします。

 

この通り、私は文章力がないので楽しむ程度で今後も読んでいただけたらと思います。こんな自己満足なブログをいつも読んでいただきありがとうございます。

それでは、また次回!

第93回アカデミー賞 ノミネート予想第三弾(5/2)

第93回アカデミー賞ノミネート予想

アカデミー賞ノミネート予想第三弾です。

今回は主演男優賞、主演女優賞を予想します。それぞれ有力候補を10人づつ列挙する形式です。主演と助演は入れ替わる可能性が大いにあるので、その辺はご了承ください。

後半には今年のアカデミー賞でのルール変更について触れていきたいと思います。

主演男優賞ノミネート予想

主演男優賞ノミネートランキング

1.Michael Fassbender マイケル・ファスベンダー

作品:Next Goal Wins

マイケル・ファスベンダーは『スティーブ・ジョブズ』で主演、『それでも夜は明ける』で助演の2回ノミネート。受賞はなし。

今回はタイカ・ワイティティ監督の最新作で参戦。おそらくただのコメディに終わらないはずで、見せ場も多そう。ノミネート経験もあるのでそろそろ?

2.Gary Oldman ゲイリー・オールドマン

作品:Mank

ゲイリー・オールドマンは『裏切りのサーカス』『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』で主演の2回ノミネート。うち、『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』で1回受賞

長くオスカーと縁のなかった名優も今やオスカー俳優。今年の目玉の一本である"Mank"で賞レース参戦なるか。 

3.Anthony Hopkins アンソニー・ホプキンス

作品:The Father

アンソニー・ホプキンスは『羊たちの沈黙』『日の名残り』『ニクソン』で主演、『アミスタッド』『2人のローマ教皇』で助演の5回ノミネート。うち、『羊たちの沈黙』で1回受賞

前回久々のノミネートを獲得した名優。今回の対象作は、サンダンス映画祭で良い評価を得た注目作。

4.Tom Hanks トム・ハンクス

作品:News of the World

トム・ハンクスは『ビッグ』『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ 一期一会』『プライベート・ライアン』『キャスト・アウェイ』で主演、『A Beautiful Day in the Neighborhood』で助演の6回ノミネート。うち、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ 一期一会』で2回受賞

まだまだ良作に出続けている、素晴らしい俳優、その名もトム・ハンクス。前回久々にノミネートされたが、近年は演技上手いのが当たり前すぎてオスカーには無視され気味だった...。

 

5.Andrew Garfield アンドリュー・ガーフィールド

作品:The Eyes of Tammy Faye

アンドリュー・ガーフィールドは『ハクソー・リッジ』で主演の1回ノミネート。受賞はなし。

今回"The Eyes of Tammy Faye"では、ジェシカ・チャステインと共演。非常に面白みのある役柄になりそうな予感。

6.Ben Foster ベン・フォスター

作品:Harry Haft

ベン・フォスターはノミネート経験なし。

3時10分、決断のとき』『メッセンジャー』『最後の追跡』『足跡はかき消して』...。多くの良作に出ているベン・フォスターがついにオスカーでも認められる!?

7.Chadwick Boseman チャドウィック・ボーズマン

作品:Da 5 Bloods

チャドウィック・ボーズマンはノミネート経験なし。

ブラックパンサー』の大スターは、今回スパイク・リー監督の新作に登場。登場人物が多すぎて票割れ?主演一人なら大丈夫か。

8.Joaquin Phoenix ホアキン・フェニックス

作品:C'mon C'mon

ホアキン・フェニックスは『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』『ザ・マスター』『ジョーカー』で主演、『グラディエーター』で助演の4回ノミネート。うち、『ジョーカー』で1回受賞

ついにオスカー俳優となったホアキン・フェニックス。個性は独特だけど、確かな演技力に安心できる。今回はA24の作品に登場。

9.Daniel Kaluuya ダニエル・カルーヤ

作品:Jesus was My Homeboy

ダニエル・カルーヤは『ゲット・アウト』で主演の1回ノミネート。受賞はなし。

最近大活躍のダニエル・カルーヤ。フレッド・ハンプトンについて描いた作品で再びオスカーを狙います。

10.Adam Driver アダム・ドライバー

作品:Annette

アダム・ドライバーは『マリッジ・ストーリー』で主演、『ブラック・クランズマン』で助演の2回ノミネート。受賞はなし。

ついにノミネートを手にしてからなんと二回連続でノミネート。もちろん実力は抜群。三回連続ノミネートなるか、注目。

主演女優賞ノミネート予想

主演女優賞ノミネートランキング

エイミー・アダムス(Hillibilly Elegy)は迷ったんですけど、助演に回る可能性があるのでしばらく様子見の予定です。

1.Frances McDormand フランシス・マクドーマンド

作品:Nomadland

フランシス・マクドーマンドは『ファーゴ』『スリー・ビルボード』で主演、『ミシシッピー・バーニング』『あの頃ペニー・レインと』『スタンドアップ』で助演の5回ノミネート。うち、『ファーゴ』『スリー・ビルボード』で2回受賞

アカデミー賞常連である名優は、今回前評判の高い"Nomadland"で参戦。すでに2回受賞しているが、3回目もあげちゃう!?

2.Michelle Pfeiffer ミシェル・ファイファー

作品:French Exit

ミシェル・ファイファーは『恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』『ラブ・フィールド』で主演、『危険な関係』で助演の3回ノミネート。受賞はなし。

「えっ、まだとってないの?」そう思っているファンは多いはず。絶好調のルーカス・ヘッジズと共演。

3.Ana de Armas アナ・デ・アルマス

作品:Blonde

アナ・デ・アルマスはノミネート経験なし。

『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』で絶賛された今注目の女優さんの一人。今回は、マリリン・モンローという美味しい役。

4.Viola Davis ヴィオラ・デイヴィス

作品:Ma Rainey's Black Bottom

ヴィオラ・デイヴィスは『ヘルプ 心がつなぐストーリー』で主演、『ダウト あるカトリック学校で』『フェンス』で助演の3回ノミネート。うち、『フェンス』で1回受賞

ヴィオラ・デイヴィスは今回、劇の映画化作品で主演を務めるそう。受賞して以来の賞レース復帰に期待がかかります。

5.Jennifer Hudson ジェニファー・ハドソン

作品:Respect

ジェニファー・ハドソンは『ドリームガールズ』で助演の1回ノミネート。うち、『ドリームガールズ』で1回受賞

実在の歌手、アレサ・フランクリンを得意な歌を交えて演じるそう。今度は主演を狙う!『キャッツ』は映画としてはあれかもだけど、歌は良かったです。

6.Kate Winslet ケイト・ウィンスレット

作品:Ammonite

ケイト・ウィンスレットは『タイタニック』『エターナル・サンシャイン』『リトル・チルドレン』『愛を読むひと』で主演、『いつか晴れた日に』『アイリス』『スティーブ・ジョブズ』で助演の7回ノミネート。うち、『愛を読むひと』で1回受賞

アカデミー会員のお気に入り、ケイト・ウィンスレット。もちろん実力も確か。今回はシアーシャ・ローナンと共演。

7.Jennifer Lawrence ジェニファー・ローレンス

作品:Red, White, and Water

ジェニファー・ローレンスは『ウィンターズ・ボーン』『世界にひとつのプレイブック』『ジョイ』で主演、『アメリカン・ハッスル』で助演の4回ノミネート。うち、『世界にひとつのプレイブック』で1回受賞

彼女もまた、アカデミー賞の常連。なんだけども、『ジョイ』以来賞レースでは静か。今回は、PTSD関連の映画で賞レース参戦に向けてGO!

8.Jessica Chastain ジェシカ・チャステイン

作品:The Eyes of Tammy Faye

ジェシカ・チャステインは『ゼロ・ダーク・サーティ』で主演、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』で助演の2回ノミネート。受賞はなし。

今回は、アンドリュー・ガーフィールドと共演しオスカーを狙う。そろそろとっても良い頃では??

9.Rashida Jones ラシダ・ジョーンズ

作品:On the Rocks

ラシダ・ジョーンズはノミネート経験なし。

ソフィア・コッポラ監督の"On the Rocks"に登場。ビル・マーレイと共演するこの作品で初ノミネートを狙う。

10.Marion Cotillard マリオン・コティヤール

作品:Annette

マリオン・コティヤールは『エディット・ピアフ 愛の讃歌』『サンドラの週末』で主演の2回ノミネート。うち、『エディット・ピアフ 愛の讃歌』で1回受賞

フランスを代表する女優さん。今回はアダム・ドライバーと組んでミュージカル作品に登場。賞レース参戦なるか。

第93回アカデミー賞のルール変更について

今回、いくつかのルール変更が行われるようです。

  • 録音賞、音響編集賞は統合され、"Best Achievement in Sound"に変更。
  • 作曲賞は、使用される音楽の内の6割以上がオリジナ作品である必要がある。また続編は、8割以上が新曲である必要がある。

他に、感染拡大を受けて今回のみに適用されるルールとして、

  • 劇場公開があったが仕方なく配信公開に切り替えられた作品は、作品賞へのエントリーが条件付きで認められる。

が加わるそうです。

まとめ

一体第93回のオスカーはどうなってしまうのでしょうか...。

映画業界の動向も含め、目が離せません。僕らも全力で支援しましょう!!!(いまはお家で映画を楽しみましょう。)

第93回アカデミー賞 ノミネート予想第二弾(4/21)

第93回アカデミー賞ノミネート予想

アカデミー賞ノミネート予想第二弾です。

正直、"Nightmare Alley"や"The Last Duel"など制作中断になっている作品が今年公開されるかは怪しいです。"Dune"などの大作もどうなるかわからない状況です。

(なんて思っていたらどうやらDuneとThe Last Duelは今年公開予定でいく予定だそうです。)

 

とりあえず今回は"Nightmare Alley"を予想から除外します

作品賞ノミネート予想

作品賞ノミネート予想ランキング

※この記事を書いた後、"In the Heights"が来年に公開延期になったことに気づきました...
次回から修正する予定です。

  1. Mank -
  2. West Side Story 
  3. Hillbilly Elegy 
  4. Dune 
  5. The Trial of the Chicago 7 
  6. Da 5 Bloods 
  7. Minari 
  8. The French Dispatch 
  9. News of the World NEW
  10. Nomadland NEW
  11. Tenet 
  12. The Last Duel
  13. Next Goal Wins
  14. Ammonite
  15. Soul
  16. In the Heights
  17. Red, White, and Water
  18. On the Rocks
  19. Stillwater
  20. Blonde

? Nightmare Alley

各作品について

ここで触れていない作品は↓↓↓

aoimujintoblueisland.hatenablog.com

9.News of the World

名作小説「News of the World」の映画化作品です。

ポイント
  1. 監督がポール・グリーングラス
  2. ルーク・デイヴィーズか脚色を担当
  3. トム・ハンクスが主演

 

ポール・グリーングラス監督といえば、ユナイテッド93キャプテン・フィリップスが有名ですが、今回は「News of the World」の映画化を担当するようです。

 

脚本を書くのは『LION/ライオン 25年目のただいま』を担当したルーク・デイヴィーズです。

 

主演を務めるのは、前回19年ぶりのノミネートを獲得したトム・ハンクスです。

19年のブランクがあったとはいえ、その間も高評価作品に出演し続けていたトム・ハンクス

 

近年でもペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』『ブリッジ・オブ・スパイ』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近いなどの作品賞がらみの作品にも出演していますし、ハドソン川の奇跡』『ウォルト・ディズニーの約束などにも出演し高評価を得ていました。

 

今回は作品賞にノミネートされた『キャプテン・フィリップス』でタッグを組んだポール・グリーングラスと再タッグ。期待がかかります。 

10.Nomadland

「Nomadland」という本をもとにした作品です。

ポイント
  1. クロエ・ジャオ監督の最新作
  2. 俳優陣も大充実
  3. "Nomadland"という小説の映画化

 

『ザ・ライダー』で一躍有名になったクロエ・ジャオ監督の新作です。

彼女はアメコミ映画"The Eternals"もひかえています。

 

俳優陣も豪華で、フランシス・マクドーマンドデヴィッド・ストラザーンが出演しています。

フランシス・マクドーマンドは5度アカデミー賞にノミネートされ、『ファーゴ』『スリー・ビルボードで2度アカデミー賞を受賞しました。

デヴィット・ストラザーンも『グッドナイト&グッドラック』アカデミー賞候補を経験済みです。

 

演技賞にも期待がかかりますね!

8.The French Dispatch

公開時期の早さが若干心配されていましたが、公開日に変更があったようです!

新しい公開日は10月16日です。これはぐっとアカデミー賞に近づいた気がしますね。

アカデミー賞ウェス・アンダーソンが好きそうですし。

11.Tenet

さて、ウイルスの影響が『TENET テネット』にもじわじわ迫っている気もしますが、一応今のところ公開日に変更はありません。

オスカー好みではなさそうな内容と、公開時期から順位を落としました。

 

技術賞はかなり期待できそうですが... 果たして...

まとめ

いかがでしょうか。

もちろんこの時期なので、的外れなことも多々あるかもですが、ワクワクしますね!

 

もの生活が再び訪れるまで、家にいることができる人は家で映画でも観て過ごしてはいかがですか?

今後の『青い無人島の映画館』について

ついこの間ブログを始めて、もうすぐ3ヶ月が経とうとしています。

この3ヶ月で世の中も大きく変わったものです。

 

第92回アカデミー賞を皮切りに今回のブログを始めたのですが、如何でしょう。

わざわざこんな拙い文章を読みに来てくださる方々、本当にありがとうございます。

今回は近況報告を兼ねながら、だらだらと記事をかいていきたいと思います。

近況報告

あと一年で社会人ということで、今は就職活動真っ只中で忙しい日々を送っております。

 

とは言っても、ほとんどのイベントが感染拡大により中止になってしまい、Webでの開催が主になってしまいました。

また大学からも、サークル等の新歓や課外活動の禁止や、授業のオンライン化が決定し、普段なら考えられないような状況になっています。

 

もちろん映画館も極力避けるようにはしていますが、さすがにちょっと寂しい...

地元の映画館は週末は閉まることが決定しましたし、ディズニーの後いつもよっていたイクスピアリはしばらく閉鎖。都内のいつも通っている映画館はそもそも移動による感染リスクが高くて自粛中...

そもそも新作が次々と公開延期になっているので、NetflixとU-Nextに頼りっきりの毎日。

ただ、健康が第一ですし、医療関係者などが一生懸命働いていらっしゃるのを考えると、早く終息(というか収束?)するのを願うばかりです。

今後のブログについて

さて、次のアカデミー賞まではまだまだ時間はありますが、すでに第93回に向けては動き出しています。定期的に予想なども投稿し続けたいと思います。

 

ただ一方で、何かこう新しいことをした方が良いのかなとも思っています。

でも、感想かくにしても観る量についていけるのか自信ないですし、観た作品のうち一部の映画のみ感想をかくにしてもその分け方の根拠が問題になってきますし...

といったように悩み中です。

 

例えばランキング形式である期間で面白かった新作のみ簡単な感想をリストアップするとか、家で観た旧作のうち初めて観たものに限って感想をかくとか、試行錯誤していきたいと思います。

まとめ

こうやって今後のこのブログについてかいているだけでも、自分の文章力の無さなどを身にしみて感じます。

 

まだまだ未熟ではありますが、ぜひこれからも宜しくお願いします。

何か「こういう記事書いて欲しい」というのがあればぜひ教えていただけると幸いです。

第93回アカデミー賞 注目作品Part3

早すぎる次のアカデミー賞への考察

第93回アカデミー賞注目作品第三弾です。

感染拡大の影響で映画界にも大きく悪影響が出ており、スケジュール変更や撮影中止などで年内に公開されるのかわからない作品も多々ありますが、早めに収束するのを願いつつ、今年の注目作をみてみましょう。

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BIOS

トム・ハンクス主演のSF映画です。

世界滅亡後の地球が舞台であり、ロボットが様々なことを学んでいく様子を描くそう。

トム・ハンクスは余命わずかな発明家を演じます。

 

監督は、『ゲーム・オブ・スローンズ』でエミー賞をか獲得した、ミゲル・サポチニク監督。

Don't Look Up

アダム・マッケイ監督の新作です。

天文学者が、隕石が落ちてくることを地球上の人々に警告しようとする、という物語だそうです。 

 

主演を務めるのは、ジェニファー・ローレンス

アカデミー賞常連監督と俳優。賞レース参戦はあるでしょうか。

The Green Knight

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A24の新作。 

アーサー王物語を題材にした作品です。

 

アカデミー賞にノミネートされたことのあるデーヴ・パテールと、アカデミー賞受賞したアリシア・ヴィキャンデルが出演するそう。

アメリカ公開は5月。早すぎかな?

Greyhound

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"Get Low"のアーロン・シュナイダー監督の最新作。

トム・ハンクスが主演を務めます。

ドイツUボード軍団の脅威に立ち向かう駆逐艦艦長を演じます。

 

アメリカ公開が6月と、こちらもちょっと早め。

Let Them All Talk

アカデミー監督賞で、二作品でノミネートされた経験を持つ、ティーブン・スダーバーグ監督の新作。

メリル・ストリープジェンマ・チェンなどが出演しています。

Macbeth

コーエン兄弟でおなじみ、ジョエル・コーエンが監督する新作。

デンゼル・ワシントンフランシス・マクドーマンドなどが出演予定。

 

2021年公開かも。

The Nightingale

ダコタ・ファニングエル・ファニングが兄弟で出演予定の作品です。 

戦争により引き裂かれた姉妹のお話を描くそうです。

Nine Days

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サンダンスで話題を呼んだ作品です。

ウィンストン・デュークなどが出演しています。

 

脚本賞などが狙えるかも!?

A Quiet Place Part Ⅱ

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クワイエット・プレイス』の続編です。

楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

(放題は『クワイエット・プレイス PARTⅡ』)

 

感染拡大により公開が延期されたようですが、どうなるでしょうか...

Sylvie's Love

サンダンス映画祭で公開された作品です。

テッサ・トンプソンなどが出演。 

Those Who Wish Me Dead

 『ウインド・リバー』のテイラー・シェリダン監督の作品。

アンジェリーナ・ジョーリーニコラス・ホルト出演。

 

もしかすると演技賞あたりに絡むかも。

Three Thousand Years of Longing

『マッド・マックス』のジョージ・ミラー監督の新作。

 イドリス・エルバティルダ・スウィントン出演です。

Wonder Woman 1984

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こちらも公開延期が決まりました。

一時期直でデジタル公開との噂もあったので、とりあえず一安心。 

Worth

こちらもサンダンスで公開された作品です。 

マイケル・キートンが出演しています。