青い無人島の映画館

アカデミー賞を中心に映画を語っています。映画に興味のある方、アカデミー賞に興味のある方、ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

第96回アカデミー賞 歌曲賞を聴いてみよう

歌曲賞を聴いてみよう♪

歌曲賞ノミネート一覧

  • "The Fire Inside"『フレーミングホット! チートス物語』
  • "I'm Just Ken"『バービー』
  • "It Never Went Away"『ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー』
  • "Wahzhazhe (A Song For My People)"『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
  • "What Was I Made For?"『バービー』

"The Fire Inside"『フレーミングホット! チートス物語』

■一言

15回目のノミネートとなるダイアン・ウォーレンの曲。さすが、曲を出せば何があってもノミネートされるレジェンド。今回は『フレーミングホット! チートス物語』からの一曲。ラテン系の軽快なリズムに、熱いパッションが混ざりこんだ、そんな音楽がどこか心地よいです。

 

"I'm Just Ken"『バービー』

■一言

『バービー』から今年を代表するような一曲がノミネート。物語上も重要な、ケンによるミュージカルソング。思わず笑ってしまう曲で、ライアン・ゴスリングのコメディー&ミュージカルパフォーマンスも冴え渡っています。オスカーでもぜひパフォーマンスしてほしい...!

 

"It Never Went Away"『ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー』

■一言

カーネギー・ホールで演奏する交響曲づくりに奮闘するジョン・バティステを追ったドキュメンタリーから、ジョン・バティステの曲がノミネート。様々なジャンルに挑戦してきた彼のドキュメンタリーは必見。この楽曲も、変わりゆく世の中で、変わらないものに思いを馳せたくなる一曲で、素晴らしい楽曲です。

 

"Wahzhazhe (A Song For My People)"『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

■一言

今年のオスカーで沢山ノミネートされた『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が、歌曲賞にもノミネート(脚色賞は漏れたのに...)。オセージ族の民族歌を思わせる楽曲で、この作品を象徴する一曲でもあると思います。

 

"What Was I Made For?"『バービー』

■一言

明るい楽曲が多い『バービー』のサウンドトラックの中でも、しっとりとした一曲。しかし、どの曲よりも最もこの作品を象徴する曲になっていると思います。自分の存在意義を問うような、少し自分と重なって鬱になりそうですが、ビリー・アイリッシュの歌声に身も心もとろける気分です。型にはめず、個を大切に。2度目の受賞なるか。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今年は去年の『RRR』のような、これにとってほしい!という個人的思い入れはあまりないのですが、"I'm Just Ken"でバービーチームが喜ぶ姿を見たいです。