早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part4
第97回アカデミー賞で注目されそうな作品を、今年早速集めてみましたPart4。
早すぎると言いつつ、気づいたら8月もすぐそこ。暑い日が続きますが、水分補給は忘れずに!
今年全米公開か不明な作品も一部ありますが、ご了承ください。
それでは、どうぞ!
A Real Pain
監督:ジェシー・アイゼンバーグ(代表作『僕らの世界が交わるまで』)
ユダヤ系アメリカ人の主人公と彼の従兄弟は、亡くなった祖母の出身地のポーランドを訪ね、過去の痛み、そして今の痛みを感じていく...。
監督はジェシー・アイゼンバーグ。俳優だけでなく監督としても活動を始めた彼の最新作。キーラン・カルキンの助演男優賞候補も期待されています。
Relay
監督:デヴィッド・マッケンジー(代表作『名もなき塀の中の王』『最後の追跡』)
この作品は、フィクサーの男性と、ある女性の物語とのこと。
監督は『最後の追跡』のデヴィッド・マッケンジー。リズ・アーメッド、リリー・ジェームズの共演も期待せれる作品です。
Rob Peace
監督:キウェテル・イジョフォー(代表作『風をつかまえた少年』)
出演:キウェテル・イジョフォー、メアリー・J.ブライジ、ジェイ・ウィル、カミラ・カベロ
イェール大学を卒業した研究者でありながら、同時に薬物の売人であったロバート・ピースの物語を書いたベストセラー伝記を原作とした作品です。
『それでも夜は明ける』で主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォーがメガホンを取ります。メアリー・J.ブライジ、ジェイ・ウィル、カミラ・カベロも出演します。
The Room Next Door
監督:ペドロ・アルモドバル(代表作『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『バッド・エデュケーション』『ボルベール<帰郷>』『私が、生きる肌』『ペイン・アンド・グローリー』『パラレル・マザーズ』)
関係性が芳しくない母娘の物語とのことで、戦場ジャーナリストの母と彼女の娘と、作家である友人を描いていく作品。
監督は、数々の名作を作ったペドロ・アルモドバルで、彼の英語作品となります。出演陣も豪華で、ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアの演技合戦も見所です。
Saturday Night
監督:ジェイソン・ライトマン(代表作『サンキュー・スモーキング』『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』『ヤング≒アダルト』『タリーと私の秘密の時間』)
出演:ガブリエル・ラベル、レイチェル・セノット
超人気番組のSaturday Night Liveの誕生を描いた物語。監督は、『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン。
俳優陣も今注目の若手が多数出演しており、アンサンブルも注目ポイントです。
Shirley『シャーリー・チザム』
監督:ジョン・リドリー
出演:レジーナ・キング
アフリカ系アメリカ人女性初の米連邦議会下院議員となったシャーリー・チザムについて描いた作品。
監督は『それでも夜は明ける』に脚本家で参加したジョン・リドリーで、主演はオスカー女優のレジーナ・キングが務めます。
Spaceman『スペースマン』
監督:ヨハン・レンク
Netflixの新作です。宇宙飛行士である主人公が、銀河の謎の生物と出会うことで、彼の人生、そして妻との関係を考えてゆく...と言った物語になるようです。
監督は、映画監督としてだけでなく、ミュージシャンでもあるヨハン・レンク。主演は最近良作が続くアダム・サンドラー、そしてその妻役にキャリー・マンガンが出演。