青い無人島の映画館

アカデミー賞を中心に映画を語っています。映画に興味のある方、アカデミー賞に興味のある方、ぜひ足を運んで頂けると幸いです。

第95回アカデミー賞 期待作Part1!

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早すぎる次のアカデミー賞での有力作品紹介 Part1

皆さんこんにちは!

早速ですが、今回は次の第95回アカデミー賞で活躍しそうな期待の映画を紹介します。

今年全米公開か不明な作品も一部ありますが、ご了承ください。

After Yang

監督:コゴナダ(代表作『コロンバス』)

出演:コリン・ファレル、ジョディ・ターナー=スミス、ジャスティン・H・ミン

ロボットにベビーシッターを任せている世界で、主人公も娘のベビーシッターをロボットのヤンにお願いしていたが、ある日ヤンが突然稼働停止。人間とは、機械とは、そんなことを考えさせられる傑作SFだそうです。

アメリカでは2021年の映画祭などで上映され絶賛評を獲得したA24の期待作。アメリカで2022年の3月公開ということで若干不利ですが、どこまで勢いを伸ばせるでしょうか。

Aftersun

監督:シャーロット・ウェルズ

出演:ポール・メスカル

シャーロット・ウェルズの長編デビュー作です。90年代後半を舞台に、父親と11歳の娘のトルコでのヴァケーション、そして大人になった娘が父との関係に悩むといったことが描かれるようです。

A24が配給権を獲得しており、カンヌ国際映画祭でも上映予定です。とても素晴らしい作品との噂もあり、非常に楽しみです。

All Quiet on the Western Front

監督:エドワード・バーガー

出演:ダニエル・ブリュール、アルブレヒト・シュッフ

第一次世界大戦を舞台に、戦争の苦しみや恐ろしさをドイツ軍側から描いた作品で、エーリヒ・マリア・レマルクの小説を原作としています。主演を務めるのは『ラッシュ プライドと友情』で話題を呼んだダニエル・ブリュールです。

Netflixで公開予定の本作。同じ原作から生まれた同題名の1930年の傑作『西部戦線異状なし』は第3回アカデミー賞で作品賞を受賞。これに続くことはできるのでしょうか。

Allelujah

監督:リチャード・エアー(代表作『アイリス』『あるスキャンダルの覚え書き』)

出演:ジェニファー・ソーンダース、ジュディ・デンチ

『アイリス』『あるスキャンダルの覚え書き』などで知られるリチャード・エア監督の最新作です。まだ詳しいことはわかっていませんが、2022年のイギリス映画を代表する一本になるかもしれない作品です。

リチャード・エアー監督作品の常連であるジュディ・デンチも出演する予定で、演技賞などももしかしたら射止められるかもしれません。英国アカデミー賞で勢いを出せるのか注目です。

Amsterdam(追記:タイトルが変わったため修正しました)

監督:デヴィッド・O・ラッセル(代表作『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』)

出演:クリスチャン・ベールマーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、アニャ・テイラー=ジョイ

俳優を最大限魅力的に魅せることのできるデヴィッド・O・ラッセル監督の新作です。医師と弁護士が織りなす物語ということで、詳細は不明ですが賞レースを盛り上げる可能性を秘めている一本です。

クリスチャン・ベールマーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレックマイケル・シャノン、アニャ・テイラー=ジョイ、テイラー・スウィフトなどが出演予定とされており、非常に豪華。楽しみです。

Apollo 10½: A Space Age Childhood『アポロ10号 1/2:宇宙時代のアドベンチャー

監督:リチャード・リンクレイター(代表作『スクール・オブ・ロック』『6才のボクが、大人になるまで。』『エブリバディ・ウォンツサム‼︎ 世界はボクらの手の中に』『ビフォア』シリーズ)

出演(声):ザッカリー・リーヴァイ、グレン・パウエル

60~70年代のヒューストンで生活をしていた主人公の少年。宇宙に、月旅行に憧れた少年時代の思い出がぎゅっと詰まった傑作アニメーション映画です。

すでにNetflixで観れる作品ですので、ぜひ観て欲しいのですが、仮にその時代を知らなくてもなぜか懐かしい気分になる不思議な魔法を持った作品です。映画好きにはたまらない描写もたくさん。アニメーション賞などで注目される可能性があるかもしれません。

Armageddon Time

監督:ジェームズ・グレイ(代表作『リトル・オデッサ』『エヴァの告白』『アド・アストラ』)

出演:アン・ハサウェイアンソニー・ホプキンス、ジェレミー・ストロング

ジェームズ・グレイ監督の学生時代を振り返る作品で、クイーンズの私立学校を舞台にしているそうです。いわゆる監督の半自伝的映画であり、当時の時代背景を交えながら友情などをテーマに紡がれる作品になるのではと噂されています。

主人公の家族を演じるのはアン・ハサウェイアンソニー・ホプキンス、ジェレミー・ストロングなど非常に豪華。オスカー好みではないと言われる監督の作風ですが、今回はいかに。

Asteroid City

監督:ウェス・アンダーソン(代表作『ムーンライズ・キングダム』『グランド・ブダペスト・ホテル』『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』)

出演:スカーレット・ヨハンソンマーゴット・ロビートム・ハンクスティルダ・スウィントンビル・マーレイ

映画ファンでなくとも知っている人が多いであろうファンの多いウェス・アンダーソンの新作で、あまり情報は出ていませんが「ロマンス・ストーリー」になる可能性が高いようです。

また、今回もいつも以上に豪華キャストが集結している様子。ウェス・アンダーソンは多くの人を惹きつける映像感覚を持つ監督なので、そこも注目したいなと思います。前作『フレンチ・ディスパッチ』はオスカーではシャットアウト。今回こそは...?

Avatar 2

監督:ジェームズ・キャメロン(代表作『ターミネーター』『エイリアン2』『タイタニック』『アバター』)

出演:サム・ワーシントンゾーイ・サルダナ

全世界で記録を作った『アバター』は、なんと5部作。今回はその2作目にあたります。出演陣もサム・ワーシントンゾーイ・サルダナが続投の予定です。

常にビジュアルで人を圧倒するのがジェームズ・キャメロンで技術賞ではかなり強いかもしれません。注目は主要部門に絡むのかどうか。『アバター』は作品賞などにノミネートされていましたが、本作はどうなるのか注目です。

Babylon

監督:デイミアン・チャゼル(代表作『セッション』『ラ・ラ・ランド』『ファースト・マン』)

出演:ディエゴ・カルバ、マーゴット・ロビーブラッド・ピット

デイミアン・チャゼルの監督の新作『Babylon』は、トーキー映画が登場する1920年代のハリウッドを舞台にした歴史劇だそうで、フィクションとノンフィクションが混じり合った一作なるとのことです。

ブラッド・ピットマーゴット・ロビーら豪華スターが出演。テスト試写では特にマーゴット・ロビーの前評判が高く、期待が非常に高まります。

The Banshees of Inisherin

監督:マーティン・マクドナー(代表作『スリー・ビルボード』『セブン・サイコパス』)

出演:コリン・ファレルブレンダン・グリーソン

この作品はアイルランド映画で、2人の友人の対立を描いた作品だそうです。あまり前情報がないですが、『スリー・ビルボード』の監督作ということで期待が高まります。

出演陣も豪華で、コリン・ファレルが主演を務めると報道されています。賞レース向きの題材なのかは不明ですが、どちらにしろ楽しみです。

Bardo (or False Chronicle of a Handful of Truths)

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(代表作『レヴェナント:蘇えりし者』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『バベル』『21グラム』『アモーレス・ペロス』)

主演:ダニエル・ヒメネス・カチョ、グリゼルダ・シシリアニ

主人公であるメキシコ人ジャーナリストが、故郷で自分自身のあり方・過去、家族、そして故郷を見つめる作品とのことです。

『レヴェナント 蘇えりし者』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の作品の多くは演技賞に絡むことも多く、ダニエル・ヒメネス・カチョ、グリゼルダ・シシリアニらの演技も注目と言えます。

The Batman『THE BATMAN -ザ・バットマン-』

監督:マット・リーヴス(代表作『クローバーフィールド/HAKAISHA』『モールス』『猿の惑星』シリーズ)

出演:ロバート・パティンソンゾーイ・クラヴィッツ、、ポール・ダノジェフリー・ライトアンディ・サーキス

DCコミックの中でも有名なバットマン。そんな彼が、ゴッサム・シティバットマンとして活動を始めた頃のお話。リドラーという殺人犯を捉えるべく、警察やキャットウーマン接触しながらゴッサム・シティへの闇へ近づいていく...というお話です。

すでに日本でも公開されており、大ヒット。オスカーの観点では技術部門で何かノミネートされるかもしれません。グリーグ・フレイザーの撮影賞候補も可能性ありです。マット・リーヴス、これからも期待の監督です。

Black Panther: Wakanda Forever

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監督:ライアン・クーグラー(代表作『ブラックパンサー』『クリード チャンプを継ぐ男』『フルートベール駅で』)

出演:ルピタ・ニョンゴダナイ・グリラ

傑作『ブラックパンサー』の次の作品はその名も『Wakanda Forever』。チャドウィック・ボーズマンの意思を受け継いだ物語になっていくのしょうか、非常に期待が高まる一本です。

前作『ブラックパンサー』はアカデミー賞で作品賞候補にあがるなど、映画史に残る伝説を生み出した一本。本作もMCU作品としてその伝説に続くことができるのか、というところにもぜひ注目したいです。

Blonde

監督:アンドリュー・ドミニク(代表作『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』)

出演:アナ・デ・アルマス、エイドリアン・ブロディ

Netflixで配信予定の作品で、50年代~60年代のマリリン・モンローを描く伝記映画となっています。テスト試写ではその独特なタッチに賛否両論との噂があり、一体どんな作品なのかむしろ気になります。

マリリン・モンローを演じるのは今注目のアナ・デ・アルマス。当初受賞確実とも言われた主演女優BUZZは少しづつ落ち着いてしまっていますが、ここから盛り返すことはできるのでしょうか。

Bones & All

監督:ルカ・グァダニーノ(代表作『君の名前で僕を呼んで』『ミラノ、愛に生きる』)

出演:ティモシー・シャラメ、テイラー・ラッセ

この作品はアメリカとイタリアの合作だそうで、大切にされるとその人を食べたくなるという秘密を抱える少女が、流れ者の少年と父親を探す旅に出る、という青春ホラーだそうです。

君の名前で僕を呼んで』で一躍有名になったルカ・グァダニーノ監督とティモシー・シャラメの再タッグということで非常に注目の一本です。『WAVES ウェイブス』で素晴らしい演技を披露したテイラー・ラッセルの演技にも大注目です。

Boy From Heaven

監督:タリク・サレ(代表作『ザ・コントラクター』)

出演:タウフィーク・バルホーム、ファレス・ファレス、マハディ・ザハビ、モハマド・バクリ、マクラム・フーリー

主人公は漁師の息子。彼はある有名大学に入学することになるが、学長の死をきっかけに激しい権力争いに巻き込まれる...という内容の作品だそうです。

カンヌ国際映画祭で公開予定であり、非常に楽しみな一本です。内容がとても惹かれるものなので、期待している作品です。

Broker『ベイビー・ブローカー』

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監督:是枝裕和(代表作『万引き家族』『海街diary』『そして父になる』『誰も知らない』)

出演:ソン・ガンホカン・ドンウォン、イ・ジウン

万引き家族』の是枝監督の新作で、親が育てられない新生児を預ける「ベイビー・ボックス」、そしてその周囲の人々の姿を描き出す映画だそうです。カンヌ国際映画祭で公開予定です。

『真実』ではフランスで映画を撮った是枝監督が、今回は韓国を舞台に選択。ソン・ガンホなど韓国の名俳優らとタッグを組み作品を作ったということで、個人的にもすごく楽しみにしている一本です。

Cha Cha Real Smooth

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監督:クーパー・レイフ

出演:クーパー・レイフ、ダコタ・ジョンソン

サンダンス映画祭で評価された新人クーパー・レイフ監督の作品です。監督自身が出演もしています。人生の目的がない大学卒の主人公が、自閉症の娘を育てる母親と出会い...。

サンダンス映画祭で評価された『コーダ あいのうた』『ミナリ』などに続くことができるのか注目されており、この若いクーパー・レイフの才能の今後も非常に楽しみです。

Close

監督:ルーカス・ドン(代表作『Girl ガール』)

出演:レア・ドリュッケール、ケヴィン・ヤンセンス、エミリー・ドゥケンヌ、イガー・バン・デッセル

13歳の少年レオとレミ。仲良しだった二人が突然の仲違い。一体何があったのか。当の本人レオ自身もわからず、彼はレミの母親を頼るのだが...。

『Girl ガール』で高い評価を受けたルーカス・ドン監督の最新作です。国際長編映画賞のベルギー代表に選ばれる可能性が高く、注目の作品です。

Crimes of the Future

監督:デヴィッド・クローネンバーグ(代表作『ザ・フライ』『裸のランチ』『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』)

出演:ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワート

ヴィゴ・モーテンセンが演じるのは、レア・セドゥ演じるパートナーとあまりにも独特で恐ろしいパフォーマンスをするアーティスト。予告編からも刺激的な映像の数々に本編が気になってしまいます。

カンヌ国際映画祭での公開が決定となっており、多くの映画ファンが首を長くして待っていた新作。ヴィゴ・モーテンセン、レア・セドゥ、クリステン・スチュワートという豪華キャストも注目ポイントです。

Decision to Leave

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監督:パク・チャヌク(代表作『お嬢さん』『オールド・ボーイ』『JSA』)

出演:タン・ウェイ、パク・ヘイル

ある殺人事件の容疑者となった未亡人。そんな女性に惹かれてしまう刑事さん。その2人の関係を描いた作品になるそうです。

パク・チャヌクの久しぶりの新作ということで待ちわびていた映画ファンも多いのでは。タン・ウェイ、パク・ヘイルが紡ぐミステリー&ロマンス、非常に楽しみです。

Disappointment Blvd.

監督:アリ・アスター(代表作『ヘレディタリー 継承』『ミッドサマー』)

出演:ホアキン・フェニックス

『ミッドサマー』で映画ファン以外でも話題となったアリ・アスター監督。今回は、史上最も成功した起業家の、数々の出来事を描いたホラー作品になるようです。

そんな作品で主演を務めるのは『ジョーカー』でのオスカー受賞も記憶に新しいホアキン・フェニックス。心温まる役柄から、悪役、うちに狂気を秘めた役柄までなんでもこなす名優の演技にも注目したいです。

Doctor Strange in the Multiverse of Madness『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』

監督:サム・ライミ(代表作『死霊のはらわた』『スパイダーマン』『スペル』)

出演:ベネディクト・カンバーバッチエリザベス・オルセンベネディクト・ウォンレイチェル・マクアダムスキウェテル・イジョフォー

MCUの新作でドクター・ストレンジの続編。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でも鍵を握っていたマルチバースを舞台に繰り広げられる作品で、ドクター・ストレンジ、ワンダ・マキシモフらが大きな危機に立ち向かっていくというストーリーです。

ベネディクト・カンバーバッチベネディクト・ウォンキウェテル・イジョフォーはもちろん、ワンダを演じるエリザベス・オルセン、そして新たにレイチェル・マクアダムスなども出演する超大作です。

Don’t Worry Darling

監督:オリヴィア・ワイルド(代表作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』)

出演:フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ

舞台は1950年代で、フローレンス・ピュー演じる主婦が、自分の夫の秘密や恐ろしい真実に翻弄される物語、だそうです。予告からもスリルあふれる作風だということが伝わってきますよね。

今大注目の若手実力派フローレンス・ピューが主演を務め、またハリー・スタイルズなども出演しています。オリヴィア・ワイルドは監督デビュー作から、監督としても才能があることを証明。今後ますます期待が膨らみます。

892

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監督:アビ・ダマリス・コービン

出演:ジョン・ボヤーガ、ニコール・ベハーリー

元軍人の主人公は経済的に苦しい生活をしており、なおかつ妻や娘と別居中。そんな彼がある日爆弾も持って銀行を襲撃。一体何が彼をそうさせたのか、一体どうなっていくのか...という作品だそうです。

サンダンス映画祭で上映された一本で、ジョン・ボヤーガの演技が賞賛されています。緊迫感が半端じゃない作品だそうで、ひっそりと注目を集めています。

Elvis『エルヴィス』

監督:バズ・ラーマン(代表作『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』)

出演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス

この作品はその名の通り、エルヴィス・プレスリーの人生を描いた伝記映画です。『ボヘミアン・ラプソディ』の例を挙げるまでもなくこの手の映画はうまくいくとオスカーでも大変好まれます。

主演を務めるのはオースティン・バトラー。そしてトム・パーカー大佐を演じるのはトム・ハンクス。豪華な顔ぶれで一体どんな作品になるのでしょうか。ワクワクしますね!

 

まとめ

さていかがだったでしょう。

今年もたくさんの期待作が公開されますね。オスカーに関わらずどれも楽しみな作品ばかりです。

紹介したい作品が多すぎるため、残りはPart2、Part3という形式で紹介したいと思います。まだまだ多くの期待作が残っているので、是非楽しみにしていてください。

それではまた次回!